群馬で闘う!「伝説」社長のブログ

『伝説』グループ社長、根木寛正の日々の雑談です。

森田ガンツ(役者:友人)

2005年07月25日 | 「人」
先日、深夜にTVを見ていたら、懐かしい顔が出てきた。それが「森田ガンツ」くんだ。
出ていたTVは、フジテレビ深夜の「劇団演技者」。嵐の櫻井翔くんが主人公の数週にわたってのストーリーだ。この番組は、昔の友人劇団の「猫のホテル」の役者がストーリーごとに誰かしら出ている。主役はいつもジャニーズ事務所のアイドルだ。今回は「森田ガンツ」くんが出ていたという訳だが、先日このガンちゃんから電話をもらったりしていて、久しぶりにあれこれ話をしていたので、実に懐かしかった。

もともとガンちゃんは國學院大學の演劇研究会で、自分はその演劇研究会と仲が悪かった演劇サークルに所属していた。こういう世界の人って、挑発的なことをわざとやりあうので、常に険悪な仲の集団だった。
自分はこうした先輩の代からの慣例を打ち破りたくて、劇団の代表になってすぐの公演に敵対する演劇研究会の看板役者であるガンツ君に出演してもらったのだ。話を持って行った自分も自分だが、快く出演してくれたガンツ君もガンツ君だ。
これを機に、以後自分の劇団の公演にはすべてガンツ君に出演してもらっている。その代わりに、自分がガンツ君の劇団の公演に出るようにした。…そんな中、旗揚げしたのがガンツ君の作った「猫のホテル」という劇団だ。実はその旗揚げ公演には自分が出ているのだ。
今や「猫のホテル」は、小劇場界では結構人気の劇団だが、旗揚げ公演のことは劇団の歴史で語られていない。今の「猫のホテル」の歴史をHPで見ると、旗揚げ後加わった國學院大演劇研究会メンバーの参加によって、正式なスタートとしているようだ。まあ、それはどうでも良いことなのだが、今でもそうやって演劇活動をしている昔の友人を見ると、ある意味心打たれる。

さて、この森田ガンツ君だがもちろん芸名だ。でも、自分の結婚式の時も「森田ガンツ」という名で席を用意した。
TVもそうだが、CMにもよく登場していて、変なキャラクターの人なので、見たら応援して欲しい。