神岡鉄道で、レールを走るマウンテンバイク公開
昨年12月に廃線となった岐阜県飛騨市神岡町の旧神岡鉄道で5日、マウンテンバイク2台を動力に線路を走るレール・マウンテンバイク「ガッタンGo!」の発表会が行われた。同鉄道は来年10月ごろに不定期の観光鉄道に生まれ変わるが、それまでの空白期間を活用しようと、市観光協会(村坂有造会長)が企画した。来月20日から10日間、市民や観光客向けの試乗会があり、風を切ってさわやかに線路を走るいっぷう変わった様子が話題を呼びそうだ。
長さ1.8メートル、幅1.4メートルの鉄パイプの骨組みに、26インチのマウンテンバイクを固定、後輪がレールに接している。レールから落ちないように直径約15センチのガイド車輪が四つ付けられている。レールの継ぎ目を通過するたびに「ガッタンゴー」と心地よい音がすることが、名前の由来になった。
同市でレーザー溶接や機械設計などをしている宮之上雅史さん(54)と、同協会の山口正一さん(58)が中心となって開発。昨年11月の廃線イベントで初披露し、その後も安全性を高めるための改良を加えて完成させた。6台を製作する。
同協会は、鉄道再開後も、列車が走らない日などを利用してガッタンGo!を走らせる方法を考えている。山口さんは「自分自身が電車になった気分を体験出来る面白味がある。全国に幾つもある廃線鉄道活用のモデルケースとなるようにしたい」と話している。
試乗会は来月20~22日と、24~30日。旧奥飛騨温泉口駅から旧神岡鉱山駅までの2.6キロを1日7往復する。小学3年生以上が対象。問い合わせは同協会「レール・マウンテンバイク係」(0577・74・1192)。
【神岡鉄道】旧国鉄・神岡線を引き継ぎ、1984年開業。猪谷(富山市)-奥飛騨温泉口(飛騨市)の19.9キロを結ぶ。全区間の6割近くがトンネルで「奥飛騨の地下鉄」と呼ばれた。赤字のため昨年12月1日に廃線。運営する第三セクター会社から全線の軌道、トンネル、鉄橋などを無償で譲り受けた飛騨市が運転再開を目指している。第三セクターの最大株主だった三井金属は、開業支援などのため15億円を寄付した。
久々の更新になりました。サボっててごめんなさい。
レールを走る自転車ってとっても素敵だと思います。しかもタンデムシートですから、家族やカップルで楽しめますね。問題はレール以外どこにも行けない事ですけど・・・
でもちょっとした運転士気分になれてなんか楽しそうですね。
なんかユニークでおもしろうですよね。前が詰まってたら追い越しも出来ないしどうするんでしょうね(笑)
景色が100パーセント体感できる感じで楽しいでしょうね。
スピードだってトコトコですし、目の前に止まってる自転車が居てもすぐ停めれますもんね。でも途中で止めて、どっか居なくなっちゃうのは困りますよね。