日経新聞の記事によれば、「度目のヒアリングを終えた審査小委員会の委員たちは、ライブドアと楽天の両社にはっきりとした『差』が生じたことを認めた」という。
これは、ライブドアと楽天のサイトの違いによるとしかいいようがない。むしろ、ライブドアの主張のほうがインターネット上のサイトの考え方としては、正常である。プロバイダー的な性格を持った企業のほうがそうなる可能性がある。そこを使うサイトそのものを監視するのはおかしい。楽天の場合は、主として店があるわけだから、資格審査から始まっていろいろな制約を課せることができる。そこから発展したサイトだと思う。私には、それだけの差だと思う。アダルトサイトの点についていえば、普通のプロバイダーは監視していないはずだ。そもそも、軽犯罪の対象にならないサイトは、自由のはずだ。そして、猥褻だということは微妙な問題だ。そして、そこに自由にアクセスできるかどうかのチェックはさらに難しい。
巨人球団代表の清武英利委員は「それはみなさんがどう感じるか」というが、私は特別なことは感じない。これを少なくともライブドアを落とすための欠点とするのは言いがかりだと思う。もちろん、青少年がインターネットでアダルトサイトを見られないようにするのは一つの教育的配慮かもしれない。しかし、インターネットはそもそもそのようになっていない。楽天のアダルトサイトには青少年がアクセスできないかもしれないが、それ以外のサイトには自由にアクセスできる。ダメだということと、規制をすることとは違う。規制はいつも逸脱するのだ。
食い違いが見られたのはインターネット事業でのアダルトサイトの取り扱いだった。ライブドアの堀江貴文社長は「(サイトは)道路や広場を提供しているようなもので、何をしているかは監視できない」。一方、楽天の三木谷浩史社長は「本人や成人であるかの確認を厳密にやっている。青少年は見られず、入れない」と答えた。
これは、ライブドアと楽天のサイトの違いによるとしかいいようがない。むしろ、ライブドアの主張のほうがインターネット上のサイトの考え方としては、正常である。プロバイダー的な性格を持った企業のほうがそうなる可能性がある。そこを使うサイトそのものを監視するのはおかしい。楽天の場合は、主として店があるわけだから、資格審査から始まっていろいろな制約を課せることができる。そこから発展したサイトだと思う。私には、それだけの差だと思う。アダルトサイトの点についていえば、普通のプロバイダーは監視していないはずだ。そもそも、軽犯罪の対象にならないサイトは、自由のはずだ。そして、猥褻だということは微妙な問題だ。そして、そこに自由にアクセスできるかどうかのチェックはさらに難しい。
野球協約の第3条(協約の目的)に「野球が社会の文化的公共財となるよう努める」と記され、今回の審査基準6項目の一つにも「公共財としてふさわしい企業、球団か」の項目がある。巨人球団代表の清武英利委員は「公共財としての役割があるので尋ねないわけにはいかなかった」と説明した。
巨人球団代表の清武英利委員は「それはみなさんがどう感じるか」というが、私は特別なことは感じない。これを少なくともライブドアを落とすための欠点とするのは言いがかりだと思う。もちろん、青少年がインターネットでアダルトサイトを見られないようにするのは一つの教育的配慮かもしれない。しかし、インターネットはそもそもそのようになっていない。楽天のアダルトサイトには青少年がアクセスできないかもしれないが、それ以外のサイトには自由にアクセスできる。ダメだということと、規制をすることとは違う。規制はいつも逸脱するのだ。
西武球団代表の星野好男委員も「業界のことだからよく分からないが、片方は(規制を)できると言うし、片方はできないと言う。資料は出てきているので総合的に判断する」ここでインターネットにおける「自由」を論じるつもりはない。日経新聞の記事の書き方もライブドア側に不利な状況として取り上げているのが気になるだけだ。今後、審査小委員会での評価が外部に公開されるのかどうかわからないが、できたら逐一公開して欲しいと思う。「公共財として相応しい企業、球団か」というなら、有価証券報告書に虚偽記載していた西武などはどういう風に評価するのだろうか。私には、アダルトサイドを監視できるかどうかよりもっと大きな問題だと思われるのだが。
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