電脳くおりあ

Anyone can say anything about anything...by Tim Berners-Lee

バナナダイエットその後

2009-03-22 20:07:06 | 生活・文化

 昨年の9月頃、ダイエットをしているということを書いた。今日は、3月の終わり。企業の決算報告ではないが、6ヶ月が過ぎた。結果をまず書いておこう。2008年9月10日から記録がとってある。そのときの体重は、71kgである。そして、本日の体重は、64kg。7kg減少したことになる。この間、歩数計の記録もあり、毎日平均8000歩から9000歩である。半年で、7kgの減量。私の印象としては、順調だと思う。3月の初めごろ、夕食前に計ると62kgくらいのときがあり、それ以来、昼と夜は、遠慮しないで食べている。

 私のダイエットは、「バナナダイエット」と「歩数計ダイエット」、それに「レコーディングダイエット」の組み合わせたものだ。もちろん、なんと言っても、基本は、朝のコップ一杯の常温の水(一応、水道からコップに注いで飲んでいる)とバナナ3本だ。私の朝食は6時半頃なので、3本くらい食べても昼頃はかなりお腹が空いている。もちろん、間食はなし。12時になって、大体600kcalぐらいの昼食を食べていた。バナナ1本で120kcalなので、朝と昼で、1000kcalになる。後、夕食は、1000kcal以内に納めることにしている。しかも、9時以前に食事は済ませるようにしてきた。

 1日平均9000歩くらいの歩くというのは、なかなか大変だ。いつもは、かみさんに通勤の送り迎えをしてもらっているが、全部歩くようにすると、大体6000歩から7000歩になる。だから、朝だけは車で送ってもらい、後はできるだけ意識的に歩くようにしている。会社から池袋まで歩くと約4000歩になる。天気がよく、早く帰ることができるときは、時々挑戦している。池袋のサンシャイン周辺はおかげでかなり詳しくなった。

 ところで、このバナナダイエットの効用というのは、ただ痩せたということだけではなかった。かみさんは、元々朝食を食べないので、子どもが家にいなくなってから、朝食は私一人のために作っていたのだが、バナナダイエットにしてから、とても機嫌がいい。つまり、彼女は積極的に、バナナを買ってきて、私のフォローをしてくれるようになった。何せ、経済的で、楽なのだそうだ。おかげで、私は、もうおそらく、子どもが帰省しているとき以外は、朝はバナナだけなりそうだ。

 現在いろいろなダイエットの方法が提案されているが、大切なことは、栄養をバランスよくとることと、苦しくないこと、それと経済的で家族が協力できることだと思われる。この3つが持続性を支えるてくれる。おそらく、この持続性こそが、ダイエットの基本だと思う。多少の効果は、すぐに元に戻ってしまう。本当は、ダイエットなど意識しないでも健康な身体でいられることがいちばんいいのだが、私たちは、「欲望」と「欲求」がうまく区別できないような身体になってしまっている以上、意識的に食事をコントロールしないと生きていけなくなってしまったことだけは慥かである。

 性犯罪が現在とても多くなっているが、このことは太ると言うことと同じだ。つまり、私たちは、性に対する「欲望」と「欲求」をうまく区別できないだけでなく、コントロールできなくなってしまうことがある。食べ過ぎても、犯罪にはならないが、性に対する「欲望」の追求は、しばしば、犯罪に向かっていく。性というのは、一人だけで処理できる問題ではないからだ。こちらは、だから、理性がそれなりのブレーキをかけてくれる。ところが、これほどダイエットがはやるのは、食欲をコントロールすることが、理性にとっても大変だからだと思われる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする