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NativeInstruments製品とテクノとデジタルの日々

知ってる人は知っているメディアの裏側

2005-09-09 23:00:36 | information
唐突ですが。

例えばPC Watchitmedia等のメディアがあります。その中でこのような記事がよく見られると思います。

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(株)サニーは、2スピンドルのモバイルノートパソコン「TAIYO type S」を12月31日に発売する。価格は約38万円前後。

 筐体には新型グラスファイバーを使用し、従来同型機種に比べ、より重く、より固くなった。システム本体の大きさはは、約420.4×232.1×42mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.5kg。

 液晶ディスプレーに新型18.1型液晶で、バックライトに「TAIYO スーパー液晶」を採用することで、従来製品以上の暖かさと明るさを実現した。液晶解像度は、2,366×1768ドット。
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さてこの記事はどうやってリリースされるのでしょうか?
企業がリリースするプレスリリースを元にメディアの記者が記事をフルスクラッチで一から書くのでしょうか?

大部分は、違います。

大手メーカーの場合、新製品をリリースすると大方の文面をマーケティング担当の部署(大抵は販売企画~部なんて感じの部署です)が事前に書いてそれをメディアに渡すのです。文面はメディアによって微妙に代えてあります。
そしてメディアの記者はそれを元に、多少の修正を加えて出稿します。
ですから、製品の発表があるとすぐに記事は公開されます。

したがって、みなさんが読んでる記事は、メーカーがリリースした「広告」を読んでるということになります。

PC Watchやitmedia等のメディアはそうした「バーター」記事に対して、メディアとしての中立性を保つために「レビュー記事」を出すことでメディアとしての均衡を保とうとしているのです。

ただし「レビュー記事」が「バーター記事」だった場合は、どうなのか?という疑問もありますが…

こういった視点でメディアに接することは非常に重要だと思います。とくにテレビメディアに関してはこの傾向が顕著であるということはいうまでもありません。例:朝のめざましてれび芸能ニュース等。

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technodon

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1 コメント

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思い出したよ (promix)
2005-09-12 14:09:46
似たような事。



「ファミッ子大集合」のソフト売上ランキングで、「飛龍の拳スペシャル」が毎週トップの売上を記録していた事を。

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