習志野市民フォーラム

市民情報交流センター

年末年始路上芝居(さすらい姉妹・日雇労働者・野宿者越冬闘争)

2016年12月30日 | 集会・会合など
恒例の年末年始の「さすらい姉妹」の路上演劇です。
観劇は無料ですが毎回「おひねり」が集まります。
31日夜の山谷を皮切りに、新宿、横浜寿、上野公園、渋谷で
開催されます。
日雇い労働者の街(寄せ場)は年末年始は行政の窓口が閉まるため
あぶれ(失業)の日雇労働者や野宿労働者は仕事もないため、炊き出し
共同炊事、テント野営などがおこなわれています。
一方、行政は渋谷では公園を閉鎖して炊き出しを締めだそうとしています。
山谷でも再開発によって新住民が増えているなかで、「住民の苦情」を口実にして、
この数年路上での取り組みに対する行政権力の圧力が強まっています。
(東京新聞12/28記事)


かつて日比谷公園で年末年始の派遣村が社会問題として注目され全国から支援が
ありました。
派遣村は一時のこととして今はありませんが、あれから何が変わったのでしょうか。
少なくとも良くはなっていないのではないでしょうか。
寄せ場は高齢化しましたが若い派遣労働者は寄せ場に代わるネットカフェなどに寝泊まりして
仕事は携帯を通じてとなりました。
旧来の各地の寄せ場では何十年も年末年始を闘っています。



(さすらい姉妹路上興行のチラシ)

年をまたいだスチャラカ芝居!
悲しいことなどないけれど
どっこい生きてる死ぬまでは!
http://www.suizokukangekijou.com/sasurai/

2016年12月31日 18時00分 山谷センター前十字路
21時30分(予定) 新宿中央公園・ナイアガラの滝前広場
2017年1月1日 16時00分 横浜寿町・生活館4F
2017年1月2日 13:30 上野公園・科学博物館前広場
(時間は予定。12時からの餅つき大会のあとスグ)
19:30 渋谷・美竹公園
(場所は予定。渋谷区との交渉次第で変更アリ)

(さすらい姉妹・・水族館劇場)
1973年東京外語大学日新寮(当時)で旗揚げされたテント芝居「曲馬館」が原点。
「曲馬館」は全国各地の公園河原などでテント芝居を興行。火を使ったりする
その過激な興行の強行に機動隊が出動することも度々でした。
東京外語大学日新寮での興行強行では大量の逮捕者も出しました。
その後幾つかの劇団に分かれましたがその時の俳優が中心となり1987年に「水族館劇場」を結成。
「水族館劇場」も旗揚げ以来、野外劇にこだわり、主に劇団員自ら建てるテントを劇場として活動を続けました。
劇団の代名詞とも言える、数トンにも及ぶ本水を使った演出や、非常に大掛かりな舞台装置、
動物の出演など、既存の劇場空間では不可能な野外劇ならではのスペクタクルが特徴。
現在は主に、東京都文京区の光源寺(駒込大観音)の境内にテントを建てて作品を上演しています。

(関連ブログ記事・・2014年1月上野公園での様子)
http://blog.goo.ne.jp/narashinoshimin/d/20140108

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