奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 アリスイ、ノビタキほか

2023-10-31 19:53:44 | 奈良散策
奈良散策 第967弾


10月18日早朝の散歩のときに撮った写真です。今日は31日。報告がだいぶ遅れてしまったのですが、のんびりやっていくことにします。この日はいつもの金魚池周辺を歩きました。



ため池の中に何か囲いができていました。



拡大してみると、金魚がいっぱい。よく分かりませんが、この時期になると、ため池の水を一度抜くので、それで集めているのでしょう。でも、こんな広いため池。どうやって金魚を集めたのでしょうね。









歩いていると、ちょっと離れた金魚池の周囲をバンが何羽か歩いていました。それにしても大きな脚ですね。







別のため池の写真です。カモがきていないかと思って覗いたのですが、カイツブリだけでした。



畑の中になぜか黒ブチ猫が1匹だけいました。



こんな離れたところから撮っています。写真の中心に点のように見えるのが猫です。



こちらを向いてくれるとどのネコだか分かるのですが。



畑の中のアオサギです。





さらに別のため池を見てみました。ここにもカイツブリがいました。まだ幼鳥みたいですね。





これはカナムグラの実。







草の生えた田んぼにノビタキがいました。





これはモズ



また、アオサギです。



フィーフィーフィーと聞きなれた声がするので、探していると、柱のてっぺんにアリスイが止まっていました。











いつもは木の枝に止まっているのでなかなかうまく撮れないのですが、この日は撮りやすかったので何枚も撮りました。





最後はモズでした。

雑談)今朝もニュウナイスズメを見に行きました。やはり高圧線に止まっていました。たぶん、200羽近くはいたのではと思いました。この時期、やたら鳥が群れになっています。ムクドリが30-40羽、ドバトが30羽ほど、カワラヒワは20羽、ケリは10羽ほど。それに、久しぶりにタヒバリを見ました。

早朝の散歩 佐保川土手の鳥と植物

2023-10-30 20:09:43 | 奈良散策
奈良散策 第966弾


10月17日早朝の散歩で佐保川土手を歩いたのですが、そのときの写真の続きです。



最初はキクイモ





それからハクセキレイ



これはコシロノセンダングサ





アレチウリの花と実です。



これはマルバルコウ



それにアオサギ



モズ





ヨシのように背が高いのですが、穂の部分がどうも違うようです。ひょっとしたらセイタカヨシというのかもしれません。



イチモンジセセリだと思ったのですが、白斑の位置と形からチャバネセセリかもしれません。



土手から降りて、田んぼの間の道を歩いていると、小さな鳥2羽が飛び回っていました。ノビタキです。













比較的に距離が近かったので、一脚を伸ばしてじっくり撮りました。

雑談)今朝の散歩は田んぼの間の道を歩きました。高圧線の電線にニュウナイスズメが100~200羽ほど止まっていて、一斉に舞い降りたり、また、戻ったりしていました。そこに、チョウゲンボウ2羽がやってくると、一斉に飛び立ち、別の低い所にある電線に止まりました。チョウゲンボウはちょっと離れた鉄塔のてっぺんに止まりましたが、また、ニュウナイスズメの群れの近くを飛び、そのたびにニュウナイスズメは一斉に飛び上がりました。

亀甲形陶棺の展示

2023-10-29 20:50:59 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第965弾


10月17日に奈良市に出かけたついでに奈良市埋蔵文化財調査センターに行ってみました。埋蔵文化財調査センターは奈良バイパスから大安寺へ向かう途中にある建物です。これまで大安寺に行ったり、奈良県図書情報館に行ったりしたときに、何度も前を通ったことがあったのですが、埋蔵文化財調査センターがあるのはまったく気が付きませんでした。10月2日から12月1日まで秋季特別展「亀甲形陶棺―変化と地域性―」が開かれているとテレビで放映していたので、見に行くことにしました。もちろん無料です。







亀甲形陶棺は建物の廊下にぎっしりと並べられていました。陶棺は長さ2m、高さ1m、幅 80 cmとかなり大きくてびっくりしました。蓋に亀の甲羅のような模様があるので、亀甲形というのでしょうね。陶棺という名前の通り、陶器でできています。6世紀後半から7世紀中ごろにかけて造られた古墳や横穴墓で見つかっています。見つかっている場所はかなり限られていて、奈良市北西部を中心に南河内から南山城にかけて分布しています。この場所は埴輪の製作を行っていた土師氏と関係があるようです。







廊下の奥は展示室になっていました。中央に陶棺が置かれ、周囲に展示品が並んでいました。





陶棺にはこんな脚がついています。陶棺や脚に穴が開いているのは火の回りがよくなるようにしているとのことです。



その穴は埋葬の時にはこんな陶栓で蓋をするようです。





横穴墓には陶棺のほかにこんな埴輪や壺も見つかっています。



こんな動物のような形をしたものもありました。



また、全長1mほどの小型の陶棺もありました。これは子供用というわけではなく、7世紀中ごろ以降は陶棺が造られなくなり、その末期ごろに造られたものだそうです。この時期になると、遺体を骨化させて納めたので小さなものでよくなったということです。古墳には石棺や木棺が使われていたと思っていたのですが、こんな陶器の棺があるのはまったく知りませんでした。現在までに、全国で800例が見つかっていて、吉備と近畿に集中して分布しているようです。奈良県では60例が知られていて、そのうち43例が奈良市北西部の丘陵地帯から出土されているそうです。こんな大きなものを普段どうやって保存しているのでしょうね。そんなことが気になってしまいました。

早朝の散歩 佐保川土手の鳥

2023-10-28 20:19:27 | 奈良散策
奈良散策 第964弾


10月17日早朝の散歩は佐保川土手に行ってみました。



もう稲刈りはすっかり終わっていました。





これはアゼガヤ



佐保川土手に着いたら、ハクセキレイがいました。



これはモズ



そして、キセキレイ



また、モズ



カラムシの葉が虫に食われてこんな姿になっていました。







調べてみると、あちこちにフクラスズメの幼虫がいました。





これはたぶん、マルバアメリカアサガオ





川の中にはカルガモがいました。





これはたぶん、マガモ





そして、カワウ



それからまた、マガモ。もう少し写真はあるのですが、長くなるので、次回に回します。

早朝の散歩 植物、虫、猫、鳥

2023-10-27 21:00:36 | 奈良散策
奈良散策 第963弾


10月16日早朝の散歩のときに撮った写真です。この日は接写用の一眼レフと望遠用のコンデジの2台を持って出かけたので、写真をたくさん撮ってしまいました。





背の高さより高いセイタカアワダチソウが生えていたので、思わず撮ってしまいました。





これはイシミカワ



そのイシミカワの実にオンブバッタが止まっていました。



そして、ミゾソバの花。



そこにキタキチョウ



ウラナミシジミ



ツマグロヒョウモンが来ていました。





このミカンが何なのか分からないので、ずっと撮っていたら、実が黄色くなってきました。







前日、近くの郡山八幡神社で秋のご例祭があったからか、提灯が飾られていました。



これはハクセキレイ





それから、クロガネモチ



歩いていたら、小屋の向こうから白猫が顔を出しました。









この辺では白猫は珍しく、これまで1匹しか見ていません。わずかに尾が薄茶色になっていました。





これはコシロノセンダングサ。コセンダングサの変種です。





モンキチョウが2匹じゃれあっていました。



これはアキアカネ





それからヒメジソです。







ホテイアオイは相変わらず満開でした。7月ごろからずっと咲いています。





アメリカキンゴジカはほとんどが実になっていましたが、まだ、花も咲いていました。



これはアオモンイトトンボ



それからチャバネセセリ



ここからは接写で撮った写真です。イナゴの仲間。



外来のハゴロモで、Pochazia shantungensis



これはシママメヒラタアブ



最後はアメリカミズアブでした。