奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 虫、植物、鳥

2024-10-31 20:28:32 | 奈良散策
奈良散策 第1325弾


10月13日早朝の散歩のときに撮った写真です。この日は接写用のカメラを持って畑の周りで植物探しをしました。



イチジクヒトリモドキという蛾が死んでいました。南方系の蛾でイチジクの害虫です。



これはコガネグモ



そして、ハクセキレイ





道端に生えていた草で、この間から気になっていました。







この日は接写で花を撮った後、一株採集してきました。家で調べてみると、東南アジア原産のチャボウシノシッペイのようです。





これはメリケンカルカヤ



ホソミキンガヤツリ









道端に生えていたコケです。スナゴケかなと思っています。





これはヌカキビ



スズメ。そのうち絶滅危惧種になるかもしれないので、撮っておきました。







ヨウシュヤマゴボウの花と実です。





電線の上でハクセキレイが鳴いていました。





これはイソヒヨドリ





シバの仲間は分かりません。





これはオシロイバナ





そして、ギョウギシバ



最後はミナミアオカメムシでした。

源九郎稲荷神社と郡山八幡神社

2024-10-30 21:26:15 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1324弾


10月15日に郡山八幡神社で御例祭という秋の大祭が開かれます。その前日の14日には宵宮祭があるというので、その下見に行こうと12日に行ってみました。ついでに源九郎稲荷神社にも行ってみました。ここは花が綺麗なので、いつも楽しみにしています。





源九郎稲荷神社手前の溝にこんな植物が生えていました。これはブラジルコミカンソウというトウダイグサ科の帰化植物です。「日本帰化植物写真図鑑」には出ていて、インド洋諸島原産ですが、南米、台湾などで帰化しているそうです。





源九郎稲荷神社の入り口にある鳥居です。



中に入ると早速花が出迎えてくれます。園芸種は苦手なので、もっぱらGoogleレンズに頼っています。これはツルバキア Tulbaghiaというアマリリス科の植物だそうです。



これはアメジストセージ







一日で花の色が変化するというスイフヨウです。その仕組みについては、日本植物生理学会の「みんなのひろば」に、「酔芙蓉の花の色」というタイトルで載っていました。午後になると、アントシアニンを作る酵素の活性が上がり、多量のアントシアニンが作られるからだとのことです。





これはミニカンナという園芸種のようです。





そしてこれはミルキーウェイというアサガオみたいです。(追記2024/10/31:名札には「ヒマラヤ」と書かれていたみたいです。ネットを見ると、ミルキーウェイの学名はIpomoea tricolor 'Milky Way'またはI. purpurea 'Milky Way'と出ていました。前者は熱帯アメリカ原産でソライロアサガオという和名で出ています。後者はいわゆるマルバアサガオで、やはり熱帯アメリカ原産です。一方、ヒマラヤという品種はネットでは見つかりませんでした。おそらく、ヒマラヤで採取されたネパール系のアサガオI. nilの一品種を指しているのだろうと思うのですが、よくは分かりません



これはヤナギバルイラソウ



そして、これは団十郎朝顔らしいです。





これはコリウス Coleusというシソ科の植物。





拝殿の方に行ってみました。チェーンソーで作った九尾の狐が奉納されているのですが、新たに竜の像が増えていました。(追記2024/10/31:今年は辰年なので、竜の像は正月から飾られていたそうです



最後にコキアが綺麗な赤色になっていました。








源九郎稲荷神社を離れ、郡山八幡神社の方に向かいました。途中にある呉服屋のショーウィンドウはいつ見ても面白いので覗いていきます。大きな金魚を猫が狙っているようです。



そして、郡山八幡神社に着きました。



中にはテントが張られ、お祭りの準備ができているようです。



拝殿前にも提灯が飾られています。





その前には古代米が植えられていました。



拝殿を正面から見たところです。







拝殿の中には、猿田彦命のかぶるお面や衣装、それに獅子舞の道具、甲冑などが展示されていました。おそらく以前はこれらを使って盛大なお祭りが行われていたのでしょう。



金魚すくいのテントには大きな金魚がぶら下がっていました。



最後はヤノネボンテンカの花です。朝の散歩のときにも見たのですが、その時はまだつぼみでした。午前中には咲いているのですね。

雑談)今日は買い物に行くついでに、市内の街路樹を調べてみようと思って幹線道路沿いを歩いてみました。結局、3 km歩いて、街路樹は4種類。たいへん効率が悪いですね。

早朝の散歩 そろそろ鳥の季節

2024-10-29 20:26:03 | 奈良散策
奈良散策 第1323弾


10月12日早朝の散歩のときに撮った写真です。4月から大和郡山市の植物をずっと調べてきましたが、そろそろ植物も終わりで、これからは鳥の季節ですね。そう思って今日は鳥を撮ってみました。





最初はハクセキレイです。これはうまく撮れました。



ケリはうずくまっていました。



これはアオサギ



そして、ムクドリ



スズメも一応撮っておきました。スズメは“絶滅危惧種”相当というので、そのうち、こんな風に撮れなくなるかもしれません。



怖い猫がこちらを睨んでいました。



畑に中にいるケリです。



ため池の対岸にイソシギがいたのですが、ちょっと遠すぎました。



これはダイサギ



それからヒヨドリです。鳥はこんなものかな。







道端に咲いていたのですが、萼裂片が長くて尖っているので、園芸用のアサガオかもしれません。





これはヤノネボンテンカ。朝早いので、まだ、開いていないようです。





ため池にはカイツブリがいました。





これはたぶん、マルバアメリカアサガオ

午前中の散歩 佐保川土手

2024-10-28 21:03:57 | 奈良散策
奈良散策 第1322弾


10月11日早朝の散歩のときに見つけた植物の写真を撮りに、接写用の一眼レフを持って午前中にもう一度佐保川土手に行きました。そのときに撮った写真です。



金魚池周辺に張り巡らされた鳥除けのネットに引っかかっていました。ゴミムシの仲間ですね。





これはイボクサ





そして、ヌカキビ





佐保川にバンがいました。橋の上から撮りました。





撮影しようと思った植物の一つはこのヒユ科の植物です。



花の部分を拡大してみました。「帰化&外来植物950種」にはヒユの仲間6種の違いが載っています。花被片と小苞の長さで見分けるようになっていますが、比較すると、ホナガアオゲイトウに似ている感じです。





これはキクイモです。



そのキクイモの花に幼虫がいました。調べてみると、オオタバコガの幼虫のようです。







これはカラムシです。花が咲いていたのですが、ちょっと違う感じがする花があったので撮ったのですが、共に雌花のようです。



これはマダラバッタ



撮影しようと思ったもう一種の花はこのシソ科の植物です。







花はヒメジソに似ていますが、萼に長い毛が生えています。「植物検索ハンドブック」には載っていて、シラゲヒメジソというヒメジソの変種ではないかと思っています。



ススキの花を見ると、秋という感じがしますね。





こちらはヨシの花です。





これはヤナギハナガサ



それにママコノシリヌグイ





今頃はミゾソバの花がいっぱいです。

雑談)今年の4月から大和郡山市の植物を調べ始めましたが、10月13日現在で640種になりました。秋になって、そろそろ花を咲かせる植物も少なくなってきました。それで、今日は街路樹と植栽の木を調べようと思って、家の近くを歩いてみました。街路樹は基本的に同じ種類の木が植えられているので、相当に歩かないと種類が増えません。それで、道を歩いていて気の付いた植栽の木を記録することにして、後で地図に書き入れてみたのですが、道端や民家の庭先などに本当に無数と言っていいほど木が生えています。果てしない作業になりそうです。

早朝の散歩 佐保川土手を歩く

2024-10-27 20:34:41 | 奈良散策
奈良散策 第1321弾


10月11日早朝の散歩は佐保川土手を歩きました。





空にはこんな雲が出ていました。





佐保川土手はホシアサガオがいっぱいです。









ヒユの仲間です。今まで見ていたイヌビユとはだいぶ違って花がとげとげです。これについては午前中にもう一度撮影に行きました。その結果、ホナガアオゲイトウではないかと思っています。



ヒガンバナです。



鳥も撮りました。これはイソヒヨドリです。



それにカワウです。



これはセグロセキレイ



それにモズ



また、雲を撮りました。





シソ科の花です。これも後で接写用のカメラを持って撮りに行きました。その結果、シラゲヒメジソではないかと思っています。



これはマルバアメリカアサガオ



それに、ダイサギです。





佐保川土手を歩いていたのですが、途中から土手を離れて畑の中の道を歩きました。これはたぶん、カボチャでしょう。





そして、ハナシュクシャ





それに、ヒガンバナ。まだ、つぼみがあるので、これからも咲くのでしょう。



蟹川沿いを歩いているときに白い大きなキノコが点々と生えているのに気が付きました。











一つ一つ拡大して撮りました。家で、「日本のきのこ」を見てみると、オオシロカラカサタケではないかと思います。