奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 猫だらけ

2024-08-24 20:20:49 | 奈良散策
奈良散策 第1258弾


8月18日早朝の散歩のときに撮った写真です。この日はいつもの金魚池周辺を歩きました。



この間から気になっているヒメムカシヨモギの花を拡大して撮ってみました。花弁が少し伸びて開きかかっているのがヒメムカシヨモギです。



草むらで咲いていました。ハナトラノオです。栽培種なのですが、逸出したようです。





道の真ん中でスズメが浅い穴に入り込んでいるようです。何をしているのでしょうね。



そこに2羽のスズメがやってきました。やがて3羽とも飛び去りました。



「猫広場」の裏には金魚池があるのですが、今は水が抜いてあるので金魚はいません。そこに黒猫がいました。ちょっと鋭い目つきをしています。





その向こうを見ると、黒ブチ猫が三匹いました。





と、そこに別の黒ブチがやってきて、先ほどの黒猫の前で止まりました。



まだ子猫のようです。



さらに、こちら側で茶色がかった黒猫が顔を出しました。





向こう側を見ると、なんだかごちゃごちゃいます。全部で何匹いたのでしょう。





これはイヌタデかな。



これはヒデリコ





それにアオモンイトトンボ





最後はアゼナの花でした。

大和郡山の植物16

2024-08-23 20:50:03 | 奈良散策
奈良散策 第1257弾


5月8日に大和郡山市小林町で植物調べをした結果の続きです。





マンネングサの仲間です。「帰化&外来植物950種」で見たのですが、どうも該当するものが見当たりません。おそらく栽培種ではないかと思います。



ノビルがこんなにまとまって生えていました。







これもマンネングサの仲間です。外観からメキシコマンネングサかなと思ったのですが、「帰化&外来植物950種」を見ると、葉が互生で、葉の基部に柄がないので、メノマンネングサの方だと思われます。



これはマルバハッカ





歩いていたら、神社がありました。杵築(きづき)神社です。大和郡山市が出している「郡山の歴史と文化」という冊子には載っていました。祭神は江戸時代には牛頭天王だったのですが、明治の神仏分離以降は素戔嗚尊になったようです。





鳥居をくぐると新福寺というお寺の本堂がありました。





奥には弘法大師修行像があり、手前にはお地蔵様が祀られています。



いったい神社の本殿はどこなのかと思って見渡すと、その右側にありました。









この境内には見たことのない植物が一面生えていました。帰ってから調べてみると、「日本帰化植物写真図鑑」には載っていました。キヌゲチチコグサです。南米原産の帰化植物で、1992年に堺市で見出されたそうです。他の場所では見たことがありません。なぜここだけ一面に生えているのか不思議です。





これはムラサキサギゴケ





これは栽培種のセイヨウジュウニヒトエが逸出したものと思われます。





これはスカシタゴボウ





イネの苗床を作ってあるのですが、端に花が供えられていました。





葉の切れ込みが深いのでヒメチドメのようです。これで5月8日分はすべて終わりました。

大和郡山の植物15

2024-08-22 20:33:54 | 奈良散策
奈良散策 第1256弾


5月8日大和郡山市小林町で植物調べをしたときの続きです。





これはナギナタガヤかな。





葉柄に翼がありそうなので、スミレのようです。







このシダがなかなか分かりませんでした。ケホシダかなと思ったのですが、どうだか分かりません。







葉が三輪生、茎は淡紅色なので、ツルマンネングサのようです。





これはコオニタビラコ





それから、ミゾカクシ





これはカズノコグサ



これは何でしょうね。





そして、マツバゼリ





このシダも先ほどと同じで、ケホシダかなと思ったのですが。





これはナヨクサフジ





それからツタバウンラン





民家の玄関先で咲いていたので、おそらく栽培種でしょう。調べてみると、シロバナコバノタツナミソウというのが似ています。





最後はコモチマンネングサでした。

雑談1)真夏の間は控えていた植物調べをぼつぼつ再開しました。今朝は佐保川土手を歩いてみたのですが、まだ、あまり花は咲いていないですね。
雑談2)このブログに出してきた写真に載せた生き物の種名、学名、分類、画像やブログのURLなどを入力したデーターベースを作っています。今日、今年の7月中旬まで入力しましたが、7月終わりまで入力すると、奈良に来てからちょうど3年半の間のデータがすべて入力し終わります。それで、これまでのデータを分類別にまとめてリストを作ってみようと思っています。

大和郡山の植物14

2024-08-21 20:42:11 | 奈良散策
奈良散策 第1255弾


4月中頃から大和郡山市の植物を調べているのですが、そのときに撮った写真を出しておきます。今日は5月8日に大和郡山市小林町を歩いたときのものです。この日はリコールで車の修理に行ったのですが、2時間ほどかかるというのでその間に歩きました。





最初は民家の玄関先に生えていました。ムラサキゴテンです。





これはヒメヒオウギ。周りにあるのはヒメツルソバです。





これはよく見る植物です。調べてみると、ヘデラ・ヘリックス Hedera helixという名前のようです。ウコギ科です。



これはナヨクサフジ





ヤマブキか、シロヤマブキかというところなのですが、実が黒いので、シロヤマブキの方だと思われます。





ツメクサの仲間ですが、名前が分かりません。





ササ類も不勉強でまだ分かりません。これは末広第一児童公園で撮ったものです。





これはチチコグサ



これはなんでしょうね。もう一度、見に行かないといけませんね。







公園ではムラサキツユクサがいっぱい咲いていました。



これはナギナタガヤ





葉の基部がこんな風に尖るのはスイバの方です。





こちらはギシギシです。中心にあるのが果実ですが、その周りに広がっているのは内花被片というようです。内花被片の先端がやや突き出して、横側に鋸歯があるのがギシギシです。内花被片全体が丸く、鋸歯のないのがナガバギシギシです。







これはシロバナタンポポです。歩き始めて300 mほどの間に見た植物です。この日は2 kmちょっと歩いたので、まだまだ続きがあります。

大和郡山の植物13

2024-08-20 20:15:31 | 奈良散策
奈良散策 第1254弾


4月中頃から大和郡山市の植物を調べ始めました。ちょっと古くなるのですが、5月5日に郡山城跡公園で調べたときに撮った写真です。





この日は近鉄郡山駅から鷺池の方に向かいました。その途中で見た植物です。これはフレンチラベンダー。民家の玄関に生えていたものです。



マンネングサの仲間ですが、よく分かりません。



これはタマシダ。これも栽培種の逸出でしょう。





この辺りから鷺池周辺になります。まずはウマゴヤシ



これはコスモスかなぁ。





これはエノキ





イネ科はどうもよく分かりません。これはナガハグサかなぁ。







鷺池の近くの木です。これもエノキだと思います。



これもイネ科ですね。ヒロハウシノケグサあたりかなぁ。



これはメヤブマオ





ナンテン





これはコモチマンネングサ





鷺池の横を通って、鰻堀池に着きました。





これはツルマンネングサのようです。「図説 植物検索ハンドブック」の検索表によると、葉は三輪生で、菱状楕円形、茎は淡紅色とのこと。





これはコバノヒノキシダ。いずれも石垣に生えていたものです。





これはキク科のアサギリソウだと思われます。もともと植えてあったのかもしれません。





これはハナイバナ。この辺に沢山ありました。





最後はウマノアシガタ。「図説 植物検索ハンドブック」の検索表によると、ウマノアシガタの葉は掌状で浅裂~深裂、キツネノボタンは3出複葉です。