奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

大神神社の摂社若宮社へ

2023-06-04 20:54:15 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第824弾


5月24日は大神神社のささゆり園に行ったのですが、ついでに末社の久延彦神社に行きました。ここにもささゆり園があるというので。でも、ササユリはほとんど咲いていませんでした。それで、久延彦神社から若宮社に行ってみました。その時に撮った写真です。



まずは久延彦神社の見晴らし台で景色を見ているときに見つけたカメムシです。はっきりしないのですが、脚の単色部分の位置などからキマダラカメムシではないかと思いました。



久延彦神社は高いところにあるので、境内から下を見下ろしたところです。この階段を降りると入り口になるのでしょう。実は、裏側から入ってきたので。



階段を下りると鳥居がありました。



これは階段を見上げたところです。結構、急な階段です。



足元を見ると、黄色い花が咲いていました。コナスビです。





階段の横にテイカカズラが花をいっぱいつけていました。



見上げると、大きな木の上まで花がついています。



ここが久延彦神社の入り口です。





その入り口近くに「三輪の里池側」という三輪そうめんのお店がありました。ここでお昼をいただきました。



お店の入り口に咲いていたガクアジサイです。ネットで調べると、ラグランジア・ブライダルシャワーという品種に似ています。



これはシランなのかなぁ。



そして、カラー







これは、たぶん、オオヤマレンゲ。いろいろな花が咲いていますね。



道なりに若宮社の方に向かいました。民家の庭に咲いていた花です。これもネットで探しました。アカバナ科のGodetia(色待宵草)という花に似ています。



そして、若宮社に到着しました。大きな木に屋根がつけられていました。





階段の上に「若宮社」という扁額のついた鳥居がありました。若宮社は正式には大直禰子(おおたたねこ)神社と言われ、大神神社の摂社です。ご祭神は大物主の子孫である大直禰子です。もともと大神寺として奈良時代に建てられたお寺ですが、のちに、大御輪寺と呼ばれ、神仏習合の時代は若宮神と十一面観音像がともにまつられていたとのことです。4月9日の大神祭では、若宮社で例祭を行い、御分霊を本社にお遷しすることから祭儀が始まるとのことです。





こちらが本殿です。確かにお寺の建物みたいですね。



境内を見て回りました。これはムラサキカタバミ



チチコグサ



木に花が咲いているようだったので、撮ったのですが、名前はよくわかりません。



若宮社を出て大神神社の二の鳥居の方に向かいました。途中で見つけた花です。これはゼラニウムなのかな。







駐車場に向かう途中で猫を見つけました。変わった色だったので、撮ってみました。最近、猫の色と模様に凝っています。

大神神社の末社久延彦神社

2023-06-03 21:04:40 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第823弾


5月24日、大神神社祈祷殿の前のささゆり園に行った後、末社の久延彦神社にも行ってみました。ここにもささゆり園があるというので。久延彦神社の祭神は久延毘古命で、田の神、学業・知恵の神として知られています。



これは大神神社の祈祷殿。



ツツジにキアゲハが来ていました。



再び、祈祷殿。



儀式殿。



その横にくすり道があります。



そこを行ってみました。これはホオノキ







このくすり道にも、ギンリョウソウが生えていたので見てみました。こちらはだいぶ枯れていましたが、まだ、健在でした。



ここから久延彦神社に向かいました。途中にあったキショウブ



ルリシジミ





ユキノシタ



久延彦神社にはこんな暗い道を進みます。



そうしたら、ささゆり園がありました。



でも、花は咲いていませんでした。





そこにあったアザミです。たぶん、ヨシノアザミかな。



テングチョウ



クロヒカゲ







やっと久延彦神社に着きました。



これは知恵フクロウだそうです。



久延彦神社の前は見晴らし台になっていました。



正面に見えるのは二上山。



ここからは、耳成山、畝傍山、天香具山の大和三山が一望に見えます。手前の小さな山がそうで、右から耳成、畝傍、天香具山です。



ここは神山遥拝所で、木の隙間からうっすらと三輪山の頂きが見えます。



ちょっと拡大してみました。三輪山はしばらくの間、コロナで登拝が禁止になっていたのですが、5月10日から再開されたようです。一度は登りたいなと思っているのですが、往復2~3時間もかかり、その間、写真は禁止だというのでどうしようかなと思っています。

大神神社のささゆり園

2023-06-02 20:49:18 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第822弾


大神神社のささゆり園でササユリが咲いたという情報があったので、5月24日に早速行ってみました。



駐車場から見た三輪山です。この日は良い天気でした。



電線でカワラヒワが鳴いていました。





二の鳥居の横にささゆり園の案内板が出ていました。「早咲きの花が咲き始めた」とのことです。期待が持てます。





二の鳥居の横に無料の杖が置かれていました。杖はまだいらないけど、配慮がいいですね。





参道にいたオオアオイトトンボです。





拝殿に上がる階段の横にも案内板が置かれていました。



階段を上ると拝殿があります。



拝殿の前には大きな木が生えています。





前回、神宝社の前でギンリョウソウを見たので、その後、どうなっているか、気になって見に行きました。枯れかけていましたが、まだ、痕跡は残っていました。



もう一度、拝殿の前を通り、ささゆり園の方に向かいました。







祈祷殿の前にささゆり園の入り口がありました。



入り口から入ってみたのですが、およそ、ササユリの姿は見えません。







よく見ると、つぼみはところどころにありましたが、それもそれほど多くはありません。





下の方まで下りていくと、やっと枯れかけの花が2輪ほど咲いていました。早咲きというのは、きっとこれのことなのでしょう。



ついでに周りの植物を撮っておきました。これはホウチャクソウ



これには名札がついていました。ギンランだそうです。





このシダはたぶん、フモトシダだと思います。



支柱はいっぱい立っているのですが、そのうち、ササユリが生えているのはごくわずかです。ササユリは以前、育てたことがあるのですが、成長にずいぶん年数がかかったような記憶があります。このささゆり園もまだこれからなのでしょう。

早朝の散歩 ケリ、トンボなど

2023-06-01 20:55:21 | 奈良散策
奈良散策 第820弾


5月27日早朝の散歩のときに撮った写真です。





クリの木に花がいっぱい咲いていました。「樹に咲く花」を見ると、雌雄同株だそうです。



大体は雄花なのですが、基部に雌花があるというので探してみました。ほとんどの花には雄蕊が見えますが、写真の中心付近の花は雄蕊ではなさそうなので、雌花なのかな。





スギナが伸び放題に生えています。









電線にオオヨシキリが止まっていました。やってきた当初はヨシ原に潜り込んで鳴いていたのですが、最近は木のてっぺんとか電線とか、目立つところで鳴いています。





コフキトンボがだいぶ増えてきました。



これはモンシロチョウ



ケリが5羽もいました。





これが鳴くからうるさいですね。



また、コフキトンボです。



これはため池の縁に咲いているヤナギハナガサです。



シオカラトンボ



コフキトンボ



最後はゼニアオイでした。

金魚池周辺で虫探し 続き

2023-05-31 20:47:04 | 奈良散策
奈良散策 第819弾


昨日の続きで5月18日早朝の散歩のときに撮った写真です。この日はマクロレンズをつけた一眼レフを持って行ったので、虫を中心に撮ることになりました。







最初は昨日も出したさび病にかかったセンニンソウです。





これはヒゲナガハムシの仲間。







これはマミクロハエトリ♀。





このガガンボに似た種は以前調べたことがありました。背の模様からNephrotoma属だと思うのですが、「日本昆虫目録第8巻」によると、36種も載っています。



これはハバチの仲間。



そして、イロウイロハシリグモ









これはコモチマンネングサ





これはトウグミの実。接写なので、なんでもかんでも拡大して撮ってみました。







これはハタケニラ。花が開いているところを撮りたいのですが、なかなかできませんね。





ここからはコンデジで撮った写真です。まずはマメグンバイナズナ



つぎはオオアブノメ



それから、草むらの中の黒猫。



これはコフキトンボ





マダラエダシャクの仲間。



これはシオカラトンボ



このクモはよくわかりません。





これはタケカレハの幼虫。



そして、また、コフキトンボ





それから、ルリシジミ



用水路にドジョウが2匹死んでいました。



最後はガマでした。