奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

午前中の散歩 空き地で虫探し

2021-09-25 20:53:35 | 奈良のむし探検
奈良散策 第220弾


9月16日午前中に散歩に行った時の写真の続きです。この日はため池に行く前に民家の間にある空き地と休耕田でも虫探しをしました。





アキノノゲシが咲いていたので撮りました。









民家の間に空き地があるのですが、ここにはウラナミシジミがいっぱい飛んでいます。ウラナミシジミの食草はマメ科なので、産卵に来ている♀とその周りを飛び回る♂たちでしょう。



これはヤブツルアズキ。この空き地に結構咲いています。





空き地にはシロバナサクラタデがいっぱい咲いています。



これはツバメシジミ



養魚池にあれほど飛んでいたコフキトンボがほとんど姿を消しました。この日見たのは1-2匹だけ。







これはたぶん、アキアカネだと思うのですが、そろそろ高い山からやってくる頃なのでしょうね。



これは「日本のきのこ」で探してみました。カイメンタケというのに似ている感じがしますが、よく分かりません。





田んぼに挟まれた空き地はガマが生えているのですが、そのほか、オオイヌタデも一面に咲いています。



これはショウジョウトンボ



それにヤマトシジミ



これはカタバミ





それからアキチョウジ。いっぱい咲いているヒレタゴボウに比べると、花がかなり小さい感じです。(追記2021/11/14:花弁が小さくて5枚なので、ウスゲチョウジタデ Ludwigia greatrexiiではないかと思っています







これはアレチヌスビトハギ



そして、最後はセスジツユムシでした。

雑談)今日はよい天気だったので、家族と一緒に大和郡山の西部にある矢田坐久志玉比古神社に行きました。ここは物部氏の祖神である饒速日命が天磐船に乗って天降りするときに三本の矢を放つのですが、その第二の矢が落ちたとされる場所とされています。別名が矢落神社。ここから500mほど北に行ったところに第三の矢が落ちたとされる場所があり、そこが物部王朝邪馬台国の想定地となっています。大変のどかな場所で、オナガアゲハの写真が撮れました。ウラギンシジミも飛んでいたのですが、こちらは撮影失敗。空にはコシアカツバメが飛んでいたのですが、これも撮影はほぼ失敗。でも、いい場所でした。
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大和民俗公園の散歩

2021-09-03 20:56:11 | 奈良のむし探検
奈良散策 第194弾


最近、家の近くであまり虫が見つからなくなったので、8月25日の午後に大和民俗公園に行ってみました。ツクツクボウシでも撮ろうと思って。



まずはアブラゼミです。ツクツクボウシもすぐ近くに止まって鳴いていました。これはシメタと思って、カメラを構えると、どこからか小さな子供2人が網を持って走ってきて、さっと採ってしまいました。私の方は唖然としたのですが、子供たちが喜んでいたから、まあいいか。





これはジャノメチョウ



やはり虫はいませんね。仕方ないので、花を撮ることにしました。これはミソハギ



やっと虫を見つけました。これはモモノゴマダラノメイガ



そして、ショウリョウバッタ







キバナコスモスが満開でした。





そこに、タイワンタケクマバチが来ていました。



キツネノマゴもこれまでに撮っていなかったので撮りました。





花はこんな感じです。



種が長くて曲がっているので、イヌガラシでしょうね。



葉にこんな模様のあるススキをタカノハススキというようです。学名はMiscanthus sinensis cv. Zebrinus。cv.はcultivarの略で園芸品種を示します。





7月終わりに来た時にもいっぱい咲いていました。夏なので、ナツノタムラソウかなと思っていたのですが、今回は花を拡大して写してみました。





「帰化&外来植物950種」によると、ナツノタムラソウは雄蕊と雌蕊が威勢よく外に突き出すということです。これに対して、アキノタムラソウは雄蕊と雌蕊を突き立てないとのことです。これは雄蕊が曲がっているので、たぶん、アキノタムラソウの方でしょう。





これはテンツキだと思います。





出口近くで咲いていました。園芸種なのかなと思ったのですが、ネットを見ると、ノカンゾウのようです。

雑談)昨日、タデの葉につくタデヒサゴトビハムシ(クサイチゴトビハムシ)の検索を行ったのですが、今日は7月31日にアカメガシワの葉にいたハムシの検索をしてみました(両方とも冷凍庫で入れていました)。こちらはホソルリトビハムシになりました。保育社の図鑑によると、食草はアケビ。たまたまアカメガシワにいたのかもしれません。ハムシの検索もだいぶ慣れてきました。共に顕微鏡写真を撮ったので、詳細は今度載せます。
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シロバナサクラタデの花で虫探し

2021-08-18 20:59:49 | 奈良のむし探検
奈良のむし探検 第37弾


8月7日の午前中、休耕田にいっぱい咲いているシロバナサクラタデの花を見に行きました。クロスジチャイロテントウが花に潜って何を食べているのかを調べるためです。



田んぼの周りにいっぱい生えているマメ科の植物が何だろうと思っていたのですが、やっと花が咲きました。クサネムでした。



これがシロバナサクラタデの花です。





ここから虫探しをしました。まず見つけたのはコアオハナムグリ



それからクロヤマアリ





これはホソヒメヒラタアブ





それからニクバエ



これはマメコガネ





それからジュウシホシツツハムシ



これはハナグモ





それからノミハムシの仲間。



さらに、ニセケバエの仲間。









クロスジチャイロテントウがなかなか見つからないと何度も休耕田の周りを歩きました。そして、やっと見つけました。この場所に数匹固まっていました。相変わらず、花の中に体ごと入り込んでいます。この時は花の中にいる小さな虫を食べているのかなと思っていて、花ごといくつか採取してきました。先日も書いたのですが、文献を調べてみると、クロスジチャイロテントウの属するチャイロテントウ属のテントウは雑食性で、ウンカやヨコバイの幼虫を好み、アブラムシ、アザミウマなども食べるのですが、一番好きなのは実は花の花粉のようです。この写真のクロスジチャイロテントウもひょっとしたら花粉を食べているのかもしれません。



シロバナサクラタデの花にはこんな小さなハエもやってきました。



最後は近くで巣を張っていたナガコガネグモです。
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奈良のむし探検 カメムシやクモなど

2021-08-07 21:10:27 | 奈良のむし探検
奈良のむし探検 第36弾


7月30日午後に家の近くで虫探しをしました。シロバナサクラタデに来る虫についてはすでに報告したので、その他の場所で撮った虫を出します。



最初は田んぼの脇に生えていたカヤツリです。たぶん、ホソミキンガヤツリという外来種だと思うのですが、似た種もあるのでよくは分かりません。



これはクロヒラタヨコバイ



それに、たぶん、マツアワフキ





これはネコハエトリ



それにアシナガバエ科のAmblypsilopus属かな。



これがちょっと迷いました。最初、後腿節の内側が黒いので、ブチヒメヘリカメムシかなと思ったのですが、どこか違和感があるので、「日本原色カメムシ図鑑第3巻」を見て、コブチヒメヘリカメムシかなと思いました。図鑑によると、決め手は頭部の毛らしいのですが、残念ながらそこまでは見えません。



これはホシハラビロヘリカメムシ



小さなハチですが、以前はハエヤドリクロバチとしていたかもしれません。ちゃんと調べていないので、よく分かりません。



これはササグモ





アシナガグモはややこしいので以前は調べていなかったのですが、上顎の刺の配置を「日本産クモ類」に載っている図と比べると、ある程度見当をつけることができそうです。これはアシナガグモ Tetragnatha praedoniaに似ている感じです。





これはこの間教えていただいたクロガケジグモなのかなぁ。



最後はクルマバッタモドキだろうと思います。

雑談)クロスジチャイロテントウがシロバナサクラタデの花に潜り込んでいる写真で、ささきさんから蜜か花粉を食べているのか、テントウムシは肉食なのでアブラムシでもいるのでしょうかというコメントをいただきました。それで、今日はシロバナサクラタデがいっぱい咲いているところに行って、クロスジチャイロテントウを探してみました。なかなか見つからなかったのですが、1匹を見つけるとその周りに数匹いることが分かりました。みな、花の周辺をうろうろして時折花に頭を突っ込んでいます。「テントウムシハンドブック」を見ると、テントウムシの食性は大きく分けて、肉食性、菌食性、草食性に分けられるそうです。菌食性はキイロテントウでうどんこ病菌を、草食性はニジュウヤホシテントウなどでナス科の葉を食べるようです。肉食性はアブラムシ類、カイガラムシ類、キジラミ類など半翅目、鱗翅目・甲虫目の幼虫、ダニ類を捕食するとのことです。ということは、花の中にいる虫を食べているのかもと思って、花ごと採集してきて、虫を調べてみました。まだ、一部しか調べていないのですが、ハナアザミウマ類が何匹か、それにニセケバエ類やほかのハエ類がいました。それにたぶん、ダニ類もいそうです。写真ではアザミウマのいる花に潜り込んでいる写真が撮れたのですが、それを食べているのかどうかは分かりませんでした。文献を調べたのですが、クロスジチャイロテントウの食性については記載論文を含め、載っていません。もう少し調べてみます。
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シロバナサクラタデに来る虫たち

2021-08-06 20:26:33 | 奈良のむし探検
奈良のむし探検 第35弾


7月30日の午後、佐保川土手まで散歩に出かけました。





近くの休耕田にはシロバナサクラタデがいっぱいに咲いていました。よく見ると、そこにいろいろな虫がやってきていました。そこで、その虫たちの写真を撮ることにしました。



まず、これはホソハリカメムシ



それにクロスジチャイロテントウ





このカスミカメ、ナカグロカスミカメあたりだと思うのですが、前胸背の1対の暗色斑の位置と大きさが異なるので、別種かもしれません。もうちょっとピントが合っていればよかったですね。



ナナホシテントウ



これは近くにいたヒゲナガヤチバエ





これはコモンツチバチ♂。





これはジュウシホシツツハムシ





また、クロスジチャイロテントウです。



最後はツマグロキンバエ。この花だけでも飽きないですね。
コメント (2)
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