奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

松尾寺~矢田寺ハイキング

2021-11-16 20:31:35 | 奈良散策
奈良散策 第281弾


11月14日の午前中に松尾寺まで車で行き、そこから近畿自然歩道を通り、矢田寺まで歩いてみました。日曜日だったので、一人で歩く人、グループで歩く人、夫婦で歩く人、ジョギングをする人、マウンテンバイクの集団など、いろいろな人がいました。私もウォーキングシューズに、リュックを背負い、ちょっとしたハイキング気分です。ポケットにキャノンのSX70HSを入れて、道々、見つけた植物や鳥を撮るつもりだったのですが、数枚撮ったところで、電池マークが赤くなり、電池切れになってしまいました。替えのバッテリーを持ってこなかったのですが、たぶん、後、数枚は撮れるだろうと思って、節約ムードで歩きました。というので、写真はほとんどありません。



松尾寺から松尾山に登り、ここから稜線を歩きます。途中で見つけたビナンカズラの実です。





途中で国見台という展望台がありました。



少し歩くと分岐点があり、右に曲がると矢田寺に向かいます。道はここから急激に山を降り始めました。後で標高を調べると、分岐点が298m、矢田寺が160mだったので、140mも降りたことになります。



途中で、ウラジロがありました。







これはたぶん、ヘラシダ。ソーラスにピントが合わなかったのですが、まあ見えるので、載せておきます。矢田寺まではすぐだと思ったのですが、道はどんどん降りて行き、途中、人にはまったく出会いません。本当にこの道でよいのかなと疑問に思った頃、イノシシよけの柵が出てきました。確か、矢田寺の周辺は柵で覆われていたなと思い出して、やっと着いたと思ったのですが、ここからまだ道は続きました。最後、柵の中に入り、やっと矢田寺に着きました。結局、分岐点から30分くらいかかったかもしれません。







矢田寺は高野山真言宗の寺で、正式には金剛山寺というですが、あじさい寺として知られています。寺のHPを見ると、大海人皇子が壬申の乱の戦勝祈願に矢田山に登り、天武天皇即位後に七堂伽藍48カ所坊を造営したのが始まりとのことです。地蔵信仰の中心地として知られているそうです。



お堂の縁側で猫が気持ちよさそうに横たわっていました。

カメラが使えないので、ひょっとして珍しい鳥でも出会ったら癪なので、もとの道を引き返すことにしました。今、降りてきた急な坂道をずっと登っていくことになります。きっと翌日か翌々日には脚が痛くなるだろうなと思っていたのですが、意外に筋肉痛にはなりませんでした。その代わり、今日は何となく全身がだるくて、足が突っ張ったような感じがしました。

雑談)今朝もニュウナイスズメを撮りに行きました。やはり電線にたくさん止まっていましたが、普通スズメも結構、混じっていました。下に降りて、餌をついばむ姿を撮ろうとしたのですが、近づくとばらばらと飛んでいくので、結局、撮れませんでした。それでも100羽くらいの群れで飛び回る姿は見事でした。それで、家族にも見せてあげようと思って、11時ごろに行ったのですが、まったく、影も形も見えません。どうやら、餌を食べにこの場所に来て、後はどこかに飛んでいってしまうようです。そういえば、いつか銀行の方が、秋に銀行の近くに大量の小鳥がやってくると言っておられたのを思い出しました。ニュウナイスズメかもしれません。


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