奈良散策 第1276弾
松尾寺は大和郡山市西部にある厄除けの寺として有名なところです。矢田丘陵の中腹にあるので、山の植物がいろいろとみられ、私にとっては昆虫と植物のいいフィールドになっています。実は、今日も行ってきました。これで、9月になってから3回目になります。今日は9月4日に行ったときの記録です。7月初めにカサブランカを見に行った時以来なので、2か月ぶりになります。

車を駐車場に止めると、まず、駐車場の周辺の植物を調べました。初めに見つけたのがヤブランです。


これはイノコヅチ。イノコヅチにはヒカゲイノコヅチとヒナタイノコヅチという二変種があります。「図説 植物検索ハンドブック」によると、ヒカゲは葉先が鋭尖頭、毛が多い、果実の基部の付属片が大きいなどで見分けられるそうです。この写真だけはよく分かりません。


これはミズヒキ。


そして、これはイタドリです。



ヤブミョウガがありました。

花を接写で撮ってみました。


こんな風に実が一緒についている株もありました。



これはセンニンソウ。




駐車場を離れ、松尾寺の方に向かいました。松尾寺へは階段を登る道と、山道を登る道がありますが、山道の方を歩いてみました。ひょろっとした草があったのですが、シソ科だろうということしか分かりません。

接写で花を撮ってみると、この形からアキノタムラソウであることが分かります。


これはスゲの仲間ですが、スゲはまだ調べ方がよく分かりません。

また、ヤブランです。


また、ひょろっとした草がありました。


花を接写で撮ってみました。マメ科のようです。後で調べてみると、ヌスビトハギのようです。




これも調べてみると、どうやらガンクビソウのようです。

花を拡大して撮っておきました。



また、ヌスビトハギがありました。今度は二つ連なった種も写っていたので、確かそうです。