奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

松尾寺周辺で植物2

2024-09-27 20:42:01 | 奈良散策
奈良散策 第1291弾


9月11日、大和郡山市西部にある松尾寺へ植物調べに行きました。その続きです。松尾寺は矢田丘陵の中腹にあるので、山地性の植物を見ることができます。



この葉はカラスウリでしょうね。









カゼクサ<は花から少し離れた柄に腺があるのですが、その部分が濡れたようになっているので、やはりカゼクサでしょう。







これもたぶんカゼクサだろうと思います。





これはマユタテアカネです。マユタテアカネはアキアカネのように夏の間移動しないで、こういう日陰にいますね。





これはコミスジ



ヒヨドリバナ



ガンクビソウ



ナキリスゲ





このアザミはヨシノアザミではないかと思うのですが、自信はありません。







変わった植物を見つけました。





花が特に変わっています。これはシュウブンソウというキク科の植物です。



フキバッタの仲間です。「バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」を見ると、これは♀のようです。♂の検索表は載っているのですが、♀については載っていません。



尾端の絵が載っていたので、比べてみると、何となくヤマトフキバッタに似ている感じです。



これはオニドコロ



これが雌花。



とすると、これが雄花なのかな。



最後はヒヨドリジョウゴでした。