相手を自宅に招くときは、お酒を用意しておかなければいけない。となると、相手だけ飲ませるわけにはいかないから、その時は父親をわざわざ家に待機させておもてなしをする。
お酒を用意するだけではなく、その相手まで用意する。さすがはホスピタリティ県沖縄である。
2013年度 1位:沖縄 2位:秋田 3位:岩手
2012年度 1位:沖縄 2位:山形 3位:秋田
2011年度 1位:沖縄 2位:宮崎 3位:鹿児島
2010年度 1位:沖縄 2位:鹿児島 3位:岩手
2009年度 1位:沖縄 2位:鹿児島 3位:宮崎
※じゃらんリサーチセンター調べ
宿泊旅行者調査「地元の人のホスピタリティを感じた」という質問の回答。
ところがである。上記の話、招く相手は…なんと先生! 家庭訪問の時の話なのだそうな。
「えぇ?先生にお酒出すの沖縄だけ?」
「あたりまえだ!」
泡盛を豪快に飲みながら、目をシーサーのごとく丸くする友人。すでに泡盛ロックで5杯やっている。
「そもそも家庭訪問はお仕事中だろ」
「いやぁ、うちなーとないちはやっぱり違うねぇ ワハハ」
沖縄全体がこうだとは思わんが、少なくとも宮古島はそうだという。友人の連れの結婚が決まったらしく、みな上機嫌。海外に事業展開している話を聞きに来たのだが…こいつ完全に忘れている。朝まで続きそうな酒盛りだったのでヘタレはひと足先にお暇する。うちなんちゅの泡盛や古酒を飲むペースが尋常でない^^;
22時過ぎに抜け出し、飯でも食いに行こうと思ったが、泡盛にやられK.O.なんとかホテルに戻り、安価な割に綺麗な部屋だな…パチリやったところでひっくり返り、夜明けをむかえる。
最近オープンしたばかりのチューンホテル。1泊4,000円!
沖縄に来たのに昨晩は鹿児島産の焼き鳥(涙)何も食べていないので国際通りの朝市へ向かう。
馴染みの島らっきょ屋のおじさんにつかまり、口がたっぷり臭くなるほどにおもてなしを受ける。
5年以上前に大量に買った時のことを今でも覚えていてくれるので、やっぱり寄ってしまう。どこも同じような品揃えゆえ、差別化は必要なんだろうけど、気前の良さは折り紙つき。次から次へと試食を進められるので、結局何が美味かったのか分からなくなるのだが、これだけいただいたら、人情が買わぬことを許すまい^ ^;空港の半値以下で手に入るので、島らっきょとモズクを買う場合は市場が本当におすすめです。
おもてなしは市場の食堂においても同じで、ゆし豆腐セットとソーキソバを頼もうとしたところ
「にいちゃん、それだと両方汁だから量が多いね」
「朝から食い過ぎちゃあいかん。悪いこと言わないからおばあの言うことをきいて」
この気づかいである(笑)
「わかった。確かにゆし豆腐セットは量が多そう。おばぁの勧めの、ゆし豆腐そばと天ぷら三種に変更するよ」
数分後。
「にいちゃん。言うこと聞いてくれたから、ゆし豆腐多めに入れておいたさ」
「天ぷらもね~、おまけだよぅ」
…量が多すぎ!!これじゃ本末転倒ではないか^^;
天ぷら三種は、「もずく」「島らっきょ」「紅ショウガ」島らっきょは揚げることで癖がなくなり、お芋のようになりますね。
ゆし豆腐そば、意外とヘルシーでおすすめ。朝ごはんにはぴったりの一品かも知れません。
とまぁ、何しに行ったのか分からぬ滞在になったのだが、沖縄の飲食店で働く方のホスピタリティマインドには、それで儲けようという商売っ気はみじんもなく、相手を喜ばせたいというココロが全面に出ているから気持ちよく感じる。時々ひねくれた見方として、ないちとうちなーとの間にある隔たり(過去の歴史の軋轢)を隠すための裏返しの行為…なんてことも聞くが、飲食店で働くおばちゃんたちの懸命で尊い汗の中にそんなものは微塵もない。
お酒を用意するだけではなく、その相手まで用意する。さすがはホスピタリティ県沖縄である。
2013年度 1位:沖縄 2位:秋田 3位:岩手
2012年度 1位:沖縄 2位:山形 3位:秋田
2011年度 1位:沖縄 2位:宮崎 3位:鹿児島
2010年度 1位:沖縄 2位:鹿児島 3位:岩手
2009年度 1位:沖縄 2位:鹿児島 3位:宮崎
※じゃらんリサーチセンター調べ
宿泊旅行者調査「地元の人のホスピタリティを感じた」という質問の回答。
ところがである。上記の話、招く相手は…なんと先生! 家庭訪問の時の話なのだそうな。
「えぇ?先生にお酒出すの沖縄だけ?」
「あたりまえだ!」
泡盛を豪快に飲みながら、目をシーサーのごとく丸くする友人。すでに泡盛ロックで5杯やっている。
「そもそも家庭訪問はお仕事中だろ」
「いやぁ、うちなーとないちはやっぱり違うねぇ ワハハ」
沖縄全体がこうだとは思わんが、少なくとも宮古島はそうだという。友人の連れの結婚が決まったらしく、みな上機嫌。海外に事業展開している話を聞きに来たのだが…こいつ完全に忘れている。朝まで続きそうな酒盛りだったのでヘタレはひと足先にお暇する。うちなんちゅの泡盛や古酒を飲むペースが尋常でない^^;
22時過ぎに抜け出し、飯でも食いに行こうと思ったが、泡盛にやられK.O.なんとかホテルに戻り、安価な割に綺麗な部屋だな…パチリやったところでひっくり返り、夜明けをむかえる。
最近オープンしたばかりのチューンホテル。1泊4,000円!
沖縄に来たのに昨晩は鹿児島産の焼き鳥(涙)何も食べていないので国際通りの朝市へ向かう。
馴染みの島らっきょ屋のおじさんにつかまり、口がたっぷり臭くなるほどにおもてなしを受ける。
5年以上前に大量に買った時のことを今でも覚えていてくれるので、やっぱり寄ってしまう。どこも同じような品揃えゆえ、差別化は必要なんだろうけど、気前の良さは折り紙つき。次から次へと試食を進められるので、結局何が美味かったのか分からなくなるのだが、これだけいただいたら、人情が買わぬことを許すまい^ ^;空港の半値以下で手に入るので、島らっきょとモズクを買う場合は市場が本当におすすめです。
おもてなしは市場の食堂においても同じで、ゆし豆腐セットとソーキソバを頼もうとしたところ
「にいちゃん、それだと両方汁だから量が多いね」
「朝から食い過ぎちゃあいかん。悪いこと言わないからおばあの言うことをきいて」
この気づかいである(笑)
「わかった。確かにゆし豆腐セットは量が多そう。おばぁの勧めの、ゆし豆腐そばと天ぷら三種に変更するよ」
数分後。
「にいちゃん。言うこと聞いてくれたから、ゆし豆腐多めに入れておいたさ」
「天ぷらもね~、おまけだよぅ」
…量が多すぎ!!これじゃ本末転倒ではないか^^;
天ぷら三種は、「もずく」「島らっきょ」「紅ショウガ」島らっきょは揚げることで癖がなくなり、お芋のようになりますね。
ゆし豆腐そば、意外とヘルシーでおすすめ。朝ごはんにはぴったりの一品かも知れません。
とまぁ、何しに行ったのか分からぬ滞在になったのだが、沖縄の飲食店で働く方のホスピタリティマインドには、それで儲けようという商売っ気はみじんもなく、相手を喜ばせたいというココロが全面に出ているから気持ちよく感じる。時々ひねくれた見方として、ないちとうちなーとの間にある隔たり(過去の歴史の軋轢)を隠すための裏返しの行為…なんてことも聞くが、飲食店で働くおばちゃんたちの懸命で尊い汗の中にそんなものは微塵もない。
投稿者の年齢
10代 28 1.5%
20代 22 1.1%
30代 111 5.8%
40代 199 10.3%
50代 185 9.6%
60代 590 30.6%
70代 590 30.6%
80代以上 195 10.1%
不明 9 0.5%
平均年齢は63.5歳。
投稿者の住所
那覇市 571
沖縄市 151
浦添市 137
うるま市 129
宜野湾市 96
豊見城市 93
糸満市 62
名護市 44
その他県内 427
県外 132
外国 2
記載なし 85
情報ありがとうございます。
南北に長い沖縄。北部・中部・南部の方の性格の違いがあるようですね。(北部はおおらか、中部は情熱的とか:友人談)そこに地理的要素が入るから意見も多様化してそうですね。
投稿数の70%以上が60歳以上という数値も興味深いですね。若い世代の関心が弱まっているのか、活字離れなのか、メディアの多様性によるものなのか。