今日はX-Plane11.11のデフォルトのB747-400で新千歳から羽田まで飛んでみます。
依然としてバグがあり、結局今回も進入時にILSが動作せず、マニュアルでの着陸となりました。しかしデフォルトの機体でどこまで楽しめるか、なかなか十分に楽しめるのではないでしょうか。有償機体でB747を楽しむのであれば、747-8iが出ています。またアドオンではなくて単独のB747-400のソフトとしてきわめて完成度が高いのがaerowinxです。どちらも過去紹介していますのでブログを読んでみてください。
今日のコースはRJCC JUGGL1 TOBBY Y10 STONE CACAO RJTT、RJCCの離陸は19R、RJTTの着陸は34Rです。
どういう意味かというと、まず出発空港が新千歳ですからそのICAO(国際民間航空機関)コードがRJCC。次に出てくるのが新千歳の標準出発経路(SID)でJUGGL1、そしてTOBBYポイントに行きます。そこから航空路Y10でSTONEへ。STONEから羽田の標準到着経路(STAR)CACAOに乗って羽田、東京国際空港、ICAOコードRJTTまでです。そして離陸滑走路は新千歳の19R、着陸滑走路は羽田の34Rです。
ではX-Plane11を起動します。新規フライトを選びます。
まず飛行機を選びます。Boeing747-400を選びます。
選ぶとこのような画面が出てきます。右上のDefaultというところで塗り分けを選ぶことができます。下のところで重量・バランス・燃料の調整と故障の設定をします。塗り分けは残念ながらデフォルトのUnitedしか用意されていません。もちろん外部からダウンロードして他の塗り分けを入れることはできますが。
それから右下に「エンジンをかけた状態で起動する」とありますが、これをクリックしておくとエンジンをかけた状態で起動し、クリックしておかないとコールド&ダークの状態で起動します。今回はコールド&ダークから起動します。
重量・バランス・燃料の調整です。まず単位を選びます。米国慣用単位を選ぶと重量がポンドに、メートル法を選ぶと重量がキログラムになります。単位が違うと数字が倍ぐらい違うのでよく気をつけます。ここではポンドが選ばれています。左下にデフォルトに戻すというところがありますから、それをクリックすると、総重量がマックスの半分弱、燃料で4時間49分ぶん搭載されます。新千歳から羽田までなら十分すぎる量です。
故障のところをクリックします。左下の修正を選ぶと故障が直ちに直ります。たとえば飛行中や地上走行中に故障(たとえば車輪のパンク)が起きて直したいときも、この画面を出して直します。また故障時のシミュレーションのために敢えて故障を起こすこともできます。
続いて場所を選びます。どの空港から離陸するかです。新千歳空港なのでICAO記号のRJCCと入れます。さらにカスタマイズを選びます。
滑走路から始めることも、滑走路の手前3マイルあるいは10マイルから始めることも、駐機場から始めることもできます。今回は駐機場の14番から始めることにします。
なお、左下の特別な場所から離陸を選ぶと、以下のような状況での離陸を試すことができます。
天気の画面です。左下の設定を手動設定にします。そしてCAVOKにすると飛行には良い天気です。しかし深い霧を選ぶこともできます。また気圧はここではすべての場所で29.92インチになるようになっています。したがって飛行中に気圧の設定を動かす必要がありません。
なお、左下の気象モードのところは以下のような選択肢があります。もしインターネットに接続していればインターネットから現在の気象をダウンロードして使うこともできます。それが「実際の気象状況に合わせる」です。さらに外部の気象アドオンあるいは気象ソフトを使って気象を設定することもできます。
指定の時刻を入力します。月日も入れられますが、今のところアドオンを入れないとシナリーに季節の区別はありません。ただ、日の出と日の入りの時刻が違います。また左下をクリックすると現在の時刻で飛ばすことができます。
飛行機、場所、気象、時刻の設定が終わったらフライトの開始です。
フライトの画面が出てくると右上にこのようなマークが出てきます。赤枠のところ、一番左の飛行機のマークが上で設定した飛行機・場所・気象・時刻の設定、ヘッドホーンのマークが航空管制の設定(今回は使いません)、二重丸が移動式の地図、そして一番右が設定のメニューです。これらは飛行中も選択することができます。
設定のジョイスティックのところで、Boeing747-400に以前のの記事で指定したBoeing Jetが選択されていることを確かめます。
早速起動しました。こんな画面です。これは3Dコックピットの画面です。
もし操縦席視野が広すぎる、狭すぎると感じた時は、設定のグラフィックでFOVを選び、水平視野角の調整をします。スライダーを左右に動かすと視野の範囲が変わります。
外から見たところです。この機体ではドアは開閉します。
開閉を設定するには設定のキーボードからドアを選びます。1番ドアの開閉であればそれぞれ閉める、開くにキーを割り当てます。
たとえばこんな感じで。実際にドアの1番を開けてみてください。さぁ、どのドアが開くでしょうか?
操縦桿を隠すことができます。メニューのフライトから操縦桿の表示切替を選びます。
では出発準備を始めます。オーバーヘッドパネルのバッテリーのふたを開けます。
なかのスイッチを押してふたを閉め、左上のスタンバイパワーをAUTOにします。
この後、全体の電源を入れますが、その前に電源を入れた途端にワイパーやフラップが動き出さないようにスイッチがオフの位置にあるかを確かめていきます。まずワイパー、両方ともオフの位置です。
電気で動く油圧のデマンドポンプは全部オフ。
スピードブレーキは一番前、ダウンの位置。スロットルは一番手前のアイドルの位置。リバースは一番前、ダウンの位置。フラップレバーは一番前、フラップアップ・ゼロの位置。燃料カットオフスイッチは左右ともに一番下、カットオフの位置。ここで手元のジョイスティックやフライトヨークと各レバーが連動して動くかどうか確かめておくとよいでしょう。
パーキングブレーキはオン。
駐機場に止まっていると地上電源が接続されます。外部電源をオン。
赤枠で示した電源関係のボタンを全部押します。オン/オートに。
ナビゲーション灯をオン。
IRSの調整を始めますので、IRSのつまみを3つともNAVに。
このようになります。調整が終わるまで機体を動かしてはいけません。調整エラーになります。
パネル類も表示が出ています。
電源が入ったのでまずCDUの設定をします。CDUは左右についていますが左だけが動きます。そのままの位置で入力することもできますが、クリックするとポップアップして入力しやすくなります。ポップアップを戻すにはCDUの右上の丸いねじのところをクリックします。画面に不要なメッセージが出ています。
CLRボタンを押して消します。そしてまずSTATUSを選択。画面の左右にはそれぞれ6個のボタンがついていて、左の上から下に1L、2L、・・・、6L、右の上から下に1R、2R、・・・、6Rと呼ばれます。STATUSを選ぶには1Lのボタンをクリックします。
するとこの画面が出てきます。5LのところにX-Planeのバージョン番号が出てきます。なお、ルートのポイントや航空路、周波数の情報は実機でも1年間に13回全世界一斉に更新されます。X-Planeでも有償でそのデータを使用することができます。詳しくは過去のブログを読んでください。下の例ではダウンロードしたときのデータが2016年10月から11月のものです。そのためそれより前の、あるいは後のデータに基づいて飛行計画を作った場合にはそのポイントにその航空路がなかったりすることがよくあります。その場合は適宜ルートをつなぎ合わせるしかありません。
続いてFPLANを選びます。するとこういう画面が出てきます。
1Lに出発空港を入れます。新千歳空港、ICAOコードはRJCCです。1Rは到着空港、東京国際空港、RJTTです。フライト番号は36と入れてありますがこれは任意です。入れなくても動きます。続いてコースを入力します。このブログの冒頭にコースを載せましたが再掲します。
RJCC JUGGL1 TOBBY Y10 STONE CACAO RJTT、RJCCの離陸は19R、RJTTの着陸は34Rです。
5RにはTOBBYと入力します。これが最初の航路上のポイントです。その前のJUBBL1は標準出発経路(SID)ですから別のところで指定します。続いて次頁をクリックします。
ただし、TOBBYを入力したときに以下のような画面が出てきます。全世界にこの名前のポイントが3か所あって、どれにしますかと聞いてきます。通常は一番上を選択します。現在地からの距離でどれを選ぶかがわかります。
2枚目のページが出てきます。航路名Y10を1Lに入れます。
ポイント名を1Rに入れます。Y10でSTONEまでです。STONEの先は標準到着経路(STAR)になりますから別の場所で指定します。ここまでの入力を終わったらEXECボタンに青いランプが点灯していますからこれをクリックして確定させます。
このようになります。
続いてDEPARRボタンをクリックします。まず新千歳の出発を指定します。1Lをクリック。
すると左側にSID、右側に滑走路が出てきます。出発空港は最初に滑走路を指定します。19Rですから4Rをクリック。さらにSIDはJUGGL1ですから5Lをクリック。
終わったらEXECをクリックして確定させます。
引き続き6Lをクリックして出発・到着の選択画面に戻ります。
今度は2Rをクリックして羽田の到着を設定します。
到着空港はまずSTARから選びます。このページは全部で6ページありますから、ページを前後に動かして選択します。
STARがCACAO、アプローチがILS34RーZですので、I34RZを選択。さらにSTARとアプローチをつなぐトランジションも設定が必要になってきて、CREAMを選びます。
EXECをクリックして確定させます。
このようになります。
ではコースが全部正しくつながっているか確かめます。まずEFISにあるこのつまみをPLNにします。左席正面の大きな2枚のパネルの右側、ND画面に地図状にコースが表示されます。
ただ、ND画面上にはVOR、他のポイント、他の空港などたくさんの情報が一度に表示されるので大変見にくくなっています。その場合はEFISの赤枠のところのボタンをクリックします。するとそれらの表示が消えます。
そしてCDUのLEGSページを開きます。すると6RにはSTEPという表示が出てきますから、6Rを次々に押してポイントとコースを次々に画面に表示させていきます。
LEGSの最後にゴーアラウンドの経路が示されています。進入や着陸をやり直してゴーアラウンドする場合、特に管制の指示がなければ公表されたルートに従って飛びます。この場合、KASGAポイントまで飛びます。高度が4000フィート以上。そしてKASGAで旋回待機に入ります。右回りで速度制限が210ノットです。旋回待機はHOLDボタンをクリックして詳しく設定できます。
ちなみに速度制限と高度制限の入力ですが、下の画面でみると速度制限/高度制限となっています。高度制限で数字の後ろにAがついていますが、それより高い高度という意味で、4000フィート以上という意味です。もしBだったら4000フィート以下で、AもBもついていなかったらぴったり4000フィートでという意味です。FMCではこうした経路上の高度制限を考慮して上昇率などを決めていきます。
終わったらつまみをMAPに戻しておきます。
では上昇のページを見てみます。CLBボタンをクリック。このデフォルト機体では上昇(CLB)、巡航(CRZ)、降下(DES)の3つのフェーズを合わせてVNAV(バーチカルナビゲーション、ヴイナヴ)と呼んでいます。これから設定するそれぞれのページで速度などを設定します。巡航高度の設定は巡航(CRZ)の画面で行います。飛行中に巡航高度を変える時も巡航(CRZ)画面で設定します。
上昇速度は290ノットあるいはマッハ0.74。ただし10000フィート以下は250ノット以下でとあります。また右側の赤枠のところは高度計の設定をQNHから標準大気圧(STD)に変える高度で、18000とデフォルトで入っていますが、日本は14000なので、14000に入れなおします。
つづいて巡航のページです。CRZボタンをクリック。巡航速度は300ノットあるいはマッハ0.80。右の赤枠のところに巡航高度を入力します。今日はフライトレベル300なので、FL300と入力します。
続いて降下のページです。DESボタンをクリック。速度がマッハ0.74あるいは290ノット、10000フィート以下が250ノット。標準大気圧からQNHに変更するのはFL140、降下角度は2.5度と出ています。これはこのままにしておきます。再びLEGSページに戻ります。
では改めてLEGSページを見ていきます。黄枠のところは前に出てきたように高度制限でAは以上、Bは以下という意味です。/の前は速度です。小さい字はFMCが内部で計算した数字で、大きい字は制限速度あるいは制限高度として明示的に入力した数字です。ポイントの名前に(700)@とあるのは旋回の場合に内部での計算に使う名前です。そのポイントまでの方位と距離が出ています。矢印が上を向いていますが、これは上昇中を表します。
降下のフェーズです。4000とありますが、このCREAMポイントでは4000フィートで飛べという意味です。
ここまで入力したらPROGボタンをクリック。目的地までの距離が528マイルです。飛行時間は離陸滑走路とRJTTの到着時刻の差を取ると1時間11分です。このデフォルトの機体では離陸前のCDUの入力はここまでです。
ではLEGSボタンを押しておきます。
出発準備を続けます。オーバーヘッドの左側、油圧パネルのところ、エンジン油圧ポンプを4つオン。
ウインドウ・ヒートをオン。
ヨーダンパーをオン、与圧・空調の赤い枠で囲ったところをオン。
正面のパネルです。経過時間計はリセットしてストップ。気圧はSTDが緑の大きな字で、29.92が白い小さな字になっています。これは現在STDがセットされているという意味ですから、QNHに直さなければなりません。
赤枠で囲ったつまみは二重になっています。外側は気圧の表示をインチにするか、ヘクトパスカルにするか。上では29.92になっていましたが、下では1013になっています。ここをHPAに変えるとこうなります。そしてSTDとQNHの切り替えはつまみを押します。
INにすると29.92と表示されます。
MCPの設定です。左側、右側の順番にフライトディレクターをオンにします。先にオンにした側に制御が移りますが、この機体ではすっと左側に制御があります。
まずHDGのところ、つまみが二重になっています。外側のつまみが旋回角です。一番左のAUTOにしておきます。
HDGはこのボタンを押すとその方位に向けて旋回します。下のHOLDというボタンを押すとそこで旋回が終わります。なお、ヘディングは337に合わせます。離陸滑走路の方位です。
左側のフライトディレクターがオンになっています。離陸速度ですが、本来は計算して入力しますが、このデフォルト機体ではどういうわけかつまみを回して速度を下げていっても最低が166ノットなので、166ノットで離陸します。
CDUの入力を終わっていますので、VNAV、LNAVボタンを押します。両方黄色のランプが点灯します
スタンバイ計器もチェックします。
エンジン計器です。画面の上に15度と出ていますが、これは機体外側表面の温度です。そして燃料は8万6千9百ポンド積んでいます。KGSとなっているのはバグですLBSでなければなりません。燃料の量も確かめます。
右側のフライトディレクターもオン。
右席のND画面をMAPに切り替えておきます。
下側EICASですが、いくつかのボタンが機能します。画面は詳細なエンジン計器です。なおオレンジで囲ったところ、キャンセル・リコールボタンは押すことができますが、画面に表示は出てきません。
エンジンオイルの量を確かめます。
キャンセル・リコールを除いて、赤い枠で囲ったボタンが機能します。上のエンジン計器はENGボタンです。
STATボタンです。上の3行は油圧です。油圧の作動油の量が少なくなっていないことを確かめます。まだ油圧は加圧されていません。APUもまた起動していません。メインバッテリーは電圧が28度で正常です。
これがFUELです。全体で8万6千9百ポンド。まだ燃料ポンプはオンにしてありません。センタータンクに26.1、1番から4番のメインタンクにそれぞれ表示された量、左右のリザーブタンクにそれぞれ2.0、スタブタンク、すなわち水平尾翼内部のタンクに5.0となっています。飛行中はセンタータンクの燃料から使い、スタブタンクの燃料は自動的にセンタータンクに移送されます。これで飛行機の重心位置の調整を行っています。
ドアは全部閉まっています。
ブレーキパッドの温度とタイヤの空気圧、ギア扉の様子をチェックします。
ペデスタルを設定します。
トランスポンダをセットしてスタンバイに。自動ブレーキはRTO。
ラダートリム、エルロントリムがゼロであることをチェック。
操縦室の扉を開けてみます。
客室の様子です。視点を移動すると内部に入って見ることができます。
再び扉を閉めます。
では最終の出発準備です。APUをスタート。
APUが始動していく様子を確かめます。
電気で動く油圧デマンドポンプの1から3をAUTOに、4をAUXに。4のAUXはプッシュバックの時のブレーキの油圧などを供給するためです。
ビーコン灯を上下点灯。
燃料ポンプをオン。
APU発電機がパワーアップしましたのでAPU発電機をオン。
すると外部電源が自動的に切れます。
与圧・空調をオン/ノーマルに。
プッシュバックします。メニューから地上サービスを呼び出します。
地上サービスをリクエストするをクリックします。すると、この空港ではサービスはありませんと言ってきますが、プッシュバックのボタンを押します。左右は操縦席に座って右手側に機体が曲がるなら右、左手側に回るなら左です。
キャンセル、リコールを押します。残念ながらこの機体では何も出てきません。
下側EICASをエンジン画面にします。
エンジンはオートスタートです。
与圧・空調を全部オフにします。
エンジンはオートスタートしますから、最初に燃料コントロールスイッチをRUNにし、それからスターターをオンにします。左右、2基づつスタートします。
1番、2番エンジンをスタートさせます。1番、2番の燃料コントロールスイッチをRUNに。
ちょうどプッシュバックが始まります。
パーキングブレーキをオフ。
プッシュバックが始まりました。
1番、2番エンジンのスーターターをオンにします。
スターターが正常にスタートするとボタンの中央が光ります。
EICASでエンジンが始動する様子を確かめます。
1番、2番エンジンが正常に始動しました。
続いて3番、4番エンジンの始動です。3番、4番の燃料コントロールスイッチをRUNに。
3番、4番エンジンのスーターターをオン。
3番、4番エンジンが始動していきます。
3番、4番エンジンも正常に始動しました。
プッシュバックが終了しました。
パーキングブレーキをオン。
油圧デマンドポンプの4番をAUXからAUTOに。
与圧・空調をノーマルに。
APUをオフに。
ランウエイ・ターンオフフライトとタクシー灯をオン。
今日は離陸フラップ20度です。
下側EICASをSTATに。
油圧は正常です。舵のチェックです。
燃料をチェックします。
燃料の量とポンプも正常です。2番タンクが3番タンクより少し量が少ないのは、APUの燃料を2番タンクから取るからです。
オートスロットルをARM。
オーディオパネルをセット。ほとんどダミーですが、ILSやVORの識別信号を聞くときには該当するボタンを引き上げ音量を大きくします。
トリムを合わせます。実はこのデフォルト機体のトリム、こうやって通常の離陸位置に合わせるとトリムが上過ぎて離陸に非常に難渋します。どうも12ぐらいにしておいたほうが自然に離陸します。
では地上走行します。パーキングブレーキをオフ。
(つづく)
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