では今日はX-PlanenoJARDesignのA330-243で羽田から伊丹まで夜間飛行をしてみましょう。
羽田空港の海に近い駐機場に泊まっています。
すぐ隣がRWY34Rです。
ではさっそく地上支援車を取り付けます。
地上支援車がすべて取りつきました
MCDUの入力です。RJTTからRJOOまで、コストインデックス38、巡航高度FL240です。
給油をします。今日は13トン燃料を積みます。
ZFWは170トン、離陸重量は182.6トン、着陸重量は176.1トンです。
では今日のルートを入力します。RJTTのRWY34Rを離陸後、SIDがJYOGA2。JYOGA Y56 TOHME Y54 KOHWA Y546 KODAIを経てRJOOのSTARはKODAI、RWY32LにILS進入します。
巡航高度はFL240です。
離陸フェーズのデータを入れます。離陸速度が127-128-136、離陸フラップ1、トリム3.3アップ、フレックス気温が67度。
ではエンジンを始動します。APUを起動します。
ECAMをクリアー、リコール。何もメッセージがでません。
地上支援車をすべて離します。
これからプッシュバックします。
トラクターを接続します。
パーキングブレーキを解除します。
プッシュバックが終わって誘導路に出ました。
トラクターを離します。
ではエンジンの始動です。1番から。
2つのエンジンが始動しました。
スターターをノーマルに戻し、フラップ1、スピードブレーキARM。
ブレーキの温度、車輪の圧力に異常はありません。
では地上走行を開始します。RWY34Rまですぐです。
滑走路に正対しました。
衝突防止装置をTA/RAに。
では離陸します。
離陸推力を設定します。SRSも起動しています。
滑走路の端まで走って離陸しました。
マニュアルでSRSをみながら右旋回します。
オートパイロットを入れます。スロットルをCLに戻します。
右手に離陸した滑走路が見えます。
後ろに東京の都心が見えます。
木更津の手前で右旋回して東京湾の出口に向かいます。
東京湾アクアラインと房総半島です。
高度を24000に設定します。
特にメッセージは出ていません。離陸から5分。
10000フィートを越えました。着陸灯とシートベルトサインをオフにします。
順調に上昇しています。
右手に横浜が見えます。ベイブリッジと本牧です。
三浦半島の上空です。横浜横須賀道路。その先に厚木飛行場、座間飛行場、さらに右奥に横田、立川の飛行場も見えます。
三浦半島の先端が左前に見えます。
江の島の上空です。厚木飛行場が見えます。
アフターテイクオフ・クライムチェックリストを実施します。
引き続き順調に上昇しています。
下側ECAMにはクルーズのページが出てきます。各データをまとめて表示してあります。ALLを押すと順にページが変わりますが、そのなかにこのページが出てきます。自動的には出てきません。
まもなく巡航高度です。NDにマジェンタのひげが出ているところです。
左手に大島空港が見えます。いい天気です。
小田原、箱根です。
左手は伊豆半島です。
ここでTOHMEまで直行します。
FL240で巡航しています。TOHMEまで直行ルートができました。
新東名と東名が見えます。この右手に富士山があります。
静岡上空です。
左手前に静浜飛行場、先に富士山静岡空港が見えます。
KOHWAの手前にマジェンタのひげが見えます。ここが所定の降下開始地点です。
富士山静岡空港です。
さらに浜松飛行場が見えます。
浜松上空です。
浜名湖が見えます。
では降下開始の準備です。高度を12000にします。まだつまみは押しません。
TOHMEですKOHWAに向かいます。白いひげのところが所定の降下開始地点です。
白いひげの10マイルほど手前で降下を開始します。高度のつまみを押します。降下フェーズに移行します。
シートベルトサインをオン。
1万フィートの減速が終わるところです。
アプローチフェーズのページにデータを入れておきます。QNH、気温、風向風速です。
250ノットで降下していきます。まだアプローチフェーズに入れません。
前方に八尾空港が見えます。
生駒山の上を降下していきます。
右手が奈良です。
左手が堺方面です。
アプローチフェーズに入れます。スピードブレーキを使って減速しながらフラップを下げていきます。PFDにMORE DRAGと出ています。
アプローチフェーズになっています。
左手先に関西空港が見えます。右旋回で伊丹空港のほうに向かいます。
堺から大阪の街が見えてきます。
スピードブレーキをARMにします。
ILSもオンにします。最終進入開始はMIDOHで3500フィートです。速度もアプローチスピードまで下がっています。
オートブレーキをローにします。
左手に大阪の街が見えます。
正面に伊丹空港が見えます。
もうすぐ降下開始です。
1ドット上でギアダウン。主脚がグリーンになるまで結構時間がかかります。イエロー系のブレーキ圧力はゼロです。これが正常な状態です。
ILSに乗って降下が始まりました。
ゴーアラウンドは左旋回でIZUMIに行って4200フィートで旋回です。
順調に進入していきます。後ろは大阪市内です。
滑走路が正面に見えます。
ランディングチェックリストを実行します。
左席のCABIN向けアナウンスの送信ボタンをクリックするとメッセージが流れます。
まもなく着陸まで1000フィート。順調です。オートパイロットの1と2が動いています。
ここからマニュアルで降ります。オートパイロットを2つともオフ。ボタンを押してオフにします。
HUDの画面を使うとマニュアルで飛びやすくなります。横風が結構あります。
まもなく着陸です。
真ん中に着陸しました。逆噴射をオン。スピードブレーキが立ち上がり、オートブレーキもかかります。
では誘導路へ向かいます。
今日の飛行時間は49分。
いったん止まって着陸灯などをオフにします。
フラップ、スピードブレーキを上げます。
衝突防止装置をスタンバイに。
駐機場に向かいます。
APUをオンにします。
APU発電機が動き出しました。
駐機場に到着し、エンジンをカット。
ビーコンをオフ。
シートベルトサインをオフ。
地上支援車を取り付けます。これでタラップがつき、ドアが開きます。
13トン燃料を積んで、7.13トン残りました。5.87トン消費したことになります。
ということで無事フライトが終わりました。
夜間のフライトはきれいです。
地上支援車もきれいに作り込まれています。
ということで、羽田から伊丹までA330-243による夜間飛行でした。
(おわり)
いつも参考にさせてもらって助かってます。
自分はA320 neoを買いました。
777とx737ときて、初のAirbusです。
Boeingとは随分と違いますが、マニュアルとにらめっこで飛ばせるようになりました。
FMGSまわりは細かいバグがまだありますね~
ベンダーさんには頑張ってもらいたいものです。
A320もいいですね。これを持っています。
https://www.a3xxflightdeck.com
ProsimもA320を作成中だそうです。
実際のエアバスはものすごくソフトが複雑なようです。どこまで追いつけるかです。楽しみです。
私にはFlightDeckもProsimもちょっと手が出せませんね(笑)
ところでJARDesign A320 neoでフライトプランを作ると、missed approachの
際のholdingがルートに無いことに気がつきました。
Approach,STARはちゃんと指定しているのですが。
A330-243ではどうでしょう?
これはNAVIGRAPHのほうの問題だと思います。
A320はGNS430のデータを参照するようです。
777もGNS430のデータを参照してますが、777はholdingがあります。
機会があったらJARDesignに問い合わせしてみます。