左手にリヨンの街が広がります。
右手にはフランス・アルプスが広がってきました。グルノーブルのあたりです。
リヨンの上空です。ローヌ川上流です。スイスに向かって飛んでいます。正面にスイスのレマン湖が見えています。
雄大な山々です。、モンブランでしょうか。
もうすぐジュネーブ近郊です。
ここからクルーズディセントを始めたいと思います。所定の降下開始地点の手前から降下を始めると、機は所定の降下パスまで毎分1000フィート以内の緩やかな降下率で高度を下げていきます。巡航高度をFL250に設定し直して、クルーズディセントを始めます。25000を設定して左クリックでボタンを押します。これで巡航フェーズから降下フェーズに切り替わります。
スラストがアイドルになり、降下フェーズに切り替わって降下が始まります。速度テープの上下の括弧は、経済速度の範囲を示していて、この範囲の速度で降下することが効率的です。目標とする速度はその中央にあります。降下率は現在毎分800フィートです。
ジュネーブ上空です。
エンジンも順調です。
レマン湖の南側を飛んでいます。何本も山脈が走っているのがわかります。
シャモニー、モンブランです。
モントルーの街が見えます。
右手奥に見えるのはマッターホルンです。
レマン湖を後にチューリッヒへ飛びます。
クルーズディセントを続けています。本来の降下パスからのかい離が表示されます。6582フィート低いところを飛んでいます。
やがてNDに白いひげが見えてきました。これが所定の降下開始地点です。
現在その上を通過しています。
所定の降下パスとのかい離は9420フィートです。
ここでセレクトモードで降下速度を上げてみましょう。速度のつまみを右クリックして引き、290ノットにします。
右手にアイガーほか、有名な山々が並びます。
ベルン近郊、トゥーン上空を飛んでいます。
アルプスの北側は丘陵地帯です。ベルンの街が見えます。
右前方はルツェルンです。
前方がチューリッヒです。
まもなく北向きに針路を変えます。
冬はチューリッヒの人がスキーでよく訪れる山々です。
引き続きクルーズディセントを続けていますが、降下率は既に1000フィート。やがて高度のテープに丸いピンク色の丸が出てきました。これはVNAVで降下する時のパスを示すもので、これが所定の降下パスの位置になります。
所定のパスとのかい離は6083フィート。
速度をマネージドモードに直しておきます。左クリックでボタンを押すだけです。
速度が280ノットに戻ってきます。
右手がチューリッヒ湖とチューリッヒの街です。
シートベルトサインをオン。
チューリッヒ空港上空に向けて変針します。
降下が続きます。NDにチューリッヒ空港が見えています。
高度を最終進入開始地点の5000にします。
ほぼ所定のコースに合ってきました。かい離は220フィート。
ピンクの丸印が近づいてきます。降下率は毎分1500フィートに上がっています。
所定の高度に合いました。降下率は1800フィート。ND上でピンクの丸印は高度制限のあるところ、ピンクのなかを塗ってあるマルは速度が変わるところです。
速度テープにオレンジの2本線が見えてきました。これは次のフラップで飛べる最大の速度です。現在フラップを出していませんので、これがフラップ1にした時の最高速度です。
10000フィートです。250ノットに減速しました。次の減速地点がND上に示されています。
着陸灯をオン。シートベルトサインもオン。
ここでちょっと早いですがアプローチフェーズに入れます。降下フェーズのところから6Lを選択します。
さらに確認します。
アプローチフェーズの各種データを入力します。QNH、気温、風向・風速、いずれも気象情報から読み取って入れます。
入力が終わったところです。
フラップ1。すかさず速度が下がりました。次の速度は次のフラップの最高速度213ノットです。グリーンドットスピードもここに来ています。
こうやって次々に速度を下げていき、フルフラップで着陸します。
空港に向けてもう一度変針します。
QNHを合わせます。1024hpa。QNHへの切り替えは5000フィートです。
アプローチ速度は141ノットと計算されています。
オートブレーキは通常はLOを使います。
アプローチチェックリストを実施します。
設定した5000フィートが近づいてきます。
EFISのLSを押すとILSが使えるようになります。PFDにILSの指示が出ます。下側の茶色い棒はILSのコースを示しています。
アプローチボタンを押します。
まもなくILSによる降下が始まります。これから一気に減速していきます。
降下が始まりました。
ギアダウン。3グリーン。
オートパイロットの2もオンにします。
スピードブレーキをARMします。
ゴーアラウンドの高度をセットします。6000にしてありますが7000のまちがいですね。
着陸の設定をチェックします。
自動着陸の設定もできて安定して降下しています。ややや、滑走路が草原です!滑走路の舗装がありません!何かアドオン・シナリーを入れまちがえたのでしょうか。このまま降ります。
安定して降下を続けています。
チューリッヒは盆地です。
まもなく着陸です。
ではオートパイロットを切ってマニュアルで着陸します。ジョイスティックはエアバスのサイドスティックになりますから、トリムは使いません。
無事着陸しました。
スピードブレーキが展開、逆噴射、オートブレーキがかかります。
順調に減速しています。スロットルは接地前にアイドルに戻し、接地してから逆噴射のレバーを引きます。ECAMにはREVと出ます。写真ではちょっと字が流れてしまっていますが。
誘導路に出てフラップアップ、スピードブレーキアップ。
到着は15時53分。うっかり経過時間計をリセットしてしまいました。オフで止めなければいけないのですが。飛行時間は1時間16分。
衝突防止装置はスタンバイに。写真ではTAですが。
着陸灯、ストロボ灯をオフ、APUをオン。
そして誘導路に向かいます・・・、というところでどういうわけかX-Planeが異常終了してしまいました。ここまでです。
今回はかなり細かくフライトの様子を紹介しましたが、エアバスならではの飛び方を十分楽しめるソフトだと思います。エアバスは慣れるとはまってしまいます。さらなるバージョンアップも期待されます。
(おわり)
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