少年野球とともに 

ここには少年野球の監督時代のあれこれを備忘として
書いていたけど、
今後は中国と日本語教育が中心になる見込み。

12月20日京葉連盟秋季大会 決勝 ● 1-2vs松が丘ドルフィンズ

2008-12-21 06:54:42 | 公式戦結果

12月20日
京葉連盟秋季大会 決勝● 1-2vs松が丘ドルフィンズ
時間:12:50-14:20 
場所:千葉市卸市場球場

以下データは手元になくあとで記載します
バッテリー:堀口6回(83)-松戸
(LJ)
与死四球:ゼロ
安打:(5) 二塁打 堀口、単打:松崎、松戸、熊谷、佐藤周
失策:ゼロ

(松ヶ丘)
与死四球:1
安打:(4)
失策:ゼロ

今シーズンの公式戦最終戦。というよりこのチームの最後の試合。
それが京葉の決勝戦という最高の舞台をいただいた。
勝ち進んでいた佐倉シニア杯も日程が重なり、そこを辞退させていただいて、
この決勝戦にかけた。

試合前の捕手松戸のエース堀口投手の投球練習評価「パーフェクトです」
よし、今日もいけるとの確信をもって、決勝にのぞんだ。
堀口コーチの発案で「応援のお母さんたちも全員で円陣組んで」スタート。
ベンチの後ろには4年生、5年生の大応援団が大きな声で声援してくれている。
最後の大舞台は整った。

試合は初回に連打を浴び、さらに2回にも外野を抜かれ、スクイズを決められ
2点を追いかける展開に。
相手の打線はさすがに強力で、最近27イニング連続無失点という
すばらしく絶好調の堀口のボールを
きちんと芯で捕らえる打球もかなりあった。
また、堀口の大飛球を相手レフトが思い切り下がった
守備位置で好捕されたり、相手の打球を見て考えるシフトも見事だった。

LJは相手の監督から、「すばらしいライトがいますね」の言葉どおり、
今日はライト安部が再三にわたり好プレーを演出。
右中間を抜けそうなあたりを好走してキャッチ、難しいライトゴロを二つアウト。
2、3塁で、セカンドランナーをホームワンバンド返球で捕殺。18のアウトのうち
9つのアウトをライトでとったのも記憶にない。
これだけのプレーが出ていながら、チームの打線にはなかなか火がつかない。
また、最近は、きちんと読んで外してきた、相手のスクイズも
初球で簡単にきちんと決められたり、
結果的に相手が一枚上だった。

今日は試合前に全員で戦うと宣言したとおり、最終回は1死から
6年生の佐藤周と森大樹を代打で起用。
佐藤周はフルスイングしたセカンドゴロが、イレギュラーした。
全力で一塁を駆け抜けて、執念のヒット。
周の盗塁と大樹の連携アシストサインもしっかりこなし、
1死二塁の一打同点のチャンス。
ここで、セカンドけん制でアウトになったのはとても痛かったが、仕方がない。
普段試合に出る機会も少なく、
走塁慣れしてない彼にミスを攻めることはできない。
最後のバッターとなった森大樹も気合でボールにくらいつき、ボールはセンターへ。
ヒットとなる予定だったが、好捕されて、ゲームセット。ナイススイング!

最後まで緊張感のある、いいゲームだった。
審判団からも「決勝にふさわしいナイスゲーム」の
お言葉をいただいた。

この京葉連盟はトーナメントで6試合を戦ったが、
3-0、6-0以外は2-1の試合が4試合。
6試合で5点しか取られてない。
最後に我々らしい、しっかりした守りの野球ができて
有終の美が飾れたことを、とてもうれしく思う。
1回戦から、どの試合も、緊張の連続だった。
優勝できていればそれに越したことはないが、
試合後に選手に話したように
「負けたとき、失敗したときの悔しさが大切で、次にどうしたいか、
 どうなりたいかを考えて、それを実行していくことが大切。
 これは野球だけでない。全てに通じる。その意味では負けることも大事」
この気持ちは変わらないし、ずっといいつづけてきた。
LJは負けて、負けて、それを乗り越えて、ここまで来た。
野球の指導経験のないベンチが、相手にやられたことを学び、次はやってみる、
そしてものにする。
この繰り返しで、強いチームに負けながら、見よう見まねで、勉強させていただき、
鍛えてもらった。

感謝あるのみです。

今まで対戦いただいた数々の強力な対戦チームに感謝です。
すばらしい対戦を組んでいただいた連盟スタッフの方々。
そしてリトルの最上級生として、
いつもすばらしい専用Gを使用させていただいたスタッフの方々、
下級生チームの思いやりに感謝。
迷ってばかりの監督をしっかり支えてくれた、情熱あるコーチ陣に感謝。
どんなに遠いところでも駆けつけてくれたお父さん、お母さん、
おじいちゃん、おばあちゃん、全ての人達に感謝です。

そして、
いつも仲良く、笑い声がたえないすばらしいチームの一人一人に感謝です。
最後まで楽しく、ほんとに、ベースボールをエンジョイできたよ。
ありがとう。