学校・塾がお休みになって2週間目になります。
皆さん、各家庭で自主学習とお手伝いを頑張ってくれていると思います。
他人との接触をできるだけ避けるために、出歩くのを控えている人も多いと思いますが、
少し外に出て夜空を見上げてみませんか?
図は、夕方ごろに見える空のようす(星図)です。
西の空を見ると、ひときわ明るく光る星が見えます。(星図には書かれていません)
太陽が沈んで一番最初に光始める一番星で、その正体は金星です。
日没後に見える金星は、古来から宵の明星と呼ばれてきました。
実は、明日4月28日の夜に一番明るく光ります。
北の空を見ると、スプーンの形をした7つの星が並んで見えます。
皆さんご存知の北斗七星です。星座でいうと、おおぐま座のしっぽの部分。
そして、星図に書いてあるように、スプーンのすくう部分から持つ部分にかけて
線をたどって、それをのばしてみると、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカという
2つの1等星を見つけることができます。
この線を「春の大曲線」といいます。
そして、アークトゥルスとスピカにもう1つ、西側にあるしし座の2等星デネボラを結んで
できる三角形が「春の大三角」です。
勉強の合間にでも、少し夜空を見上げて
息抜きをしてください。
皆さんが元気ですごせますように。
小田