2m用八木アンテナの給電部を検討しています。前回は、プラスチックケースを使って製作しましたが、防水処理に失敗しました。シリコンのコーキング材を充填したつもりだったのですが、隙間があったのか水が回って、ケース内に水が溜まっていました。そこで、今回はプラスチックケースは使わずに、ケーブルの端面等をエポキシ樹脂で固てみようと考えています。TマッチのマッチングロッドとUバランおよび給電用同軸ケーブルの接続部は、機械的にしっかり固定する必要があるので、ベークライト板で型板を作りました。言葉では説明し難いので、写真を掲載します。
写真は検討のためのモックアップなので、半田もエポキシ樹脂も付けていません。上端の四角の切り欠き部分にブームを当てます。切り欠きは型板がブームからずれないようにするための工夫です。ブームとTマッチのマッチングロッドとの間隔は、ベークライトの型板で一定に保たれます。Uバランの同軸ケーブルと給電用の同軸ケーブルは、いずれもブームに当たるようにビニールテープで固定します。Uバランの同軸ケーブルと給電用の同軸ケーブルの編組はメッキ線で縛って半田付けします。半田付けした後で、エポキシ樹脂を慎重に充填して防水処理します。エポキシ樹脂と言っても、2液タイプの接着剤を使うつもりなので、何処でも手に入ります。
ベークライト板の替わりにガラエポ基板を使えばもっと良いのかもしれませんが、エッチングするのが面倒なので、今回はベークライト板にします。ベークライト板の工作には、3か月程前に購入したバンドソーが役に立ちました。
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