令和6年4月25日(木曜日)
県議会経済活性化対策特別委員会の県内所管事務調査のため、臼杵市と杵築市に出かけました。
昨年10月4日の本会議(令和5年第3回定例会閉会日)で特別委員会の設置が議決され、以下の3項目のついての調査を付託されています。『育成・農林水産業のさらなる振興と人材の確保、食』というサブタイトルが付いており、これまでの6回の委員会では、参考人を招致しての勉強などを重ねています。
①県産品の輸出や観光消費の拡大等、競争力強化、市場開拓について
②市場ニーズにマッチした商品開発と高付加価値化について
③これらの活動を支える人材の確保・育成について
今日は、まず、臼杵市野津町の「協同組合 吉四六さん村グリーンツーリズム研究会」を訪ねて、農村民泊(農泊)の取組を学びました。行政との連携、地域との連携により積み重ねた20年にも及ぶ歴史を、数字はもちろん熱い想いを存分に聞くことができました。コロナ禍を逆に利用して、モチベーションを低下させない取組みもありました。
【吉四六さん村グリーンツーリズム研究会】
次に、杵築市山香町の「大分農業公園 るるパーク」を訪ねて、魅力発信のための数々の取組を学びました。設置目的と県民ニーズの乖離を解消し、昨年度の入園者数は、平成13年の開園の年に次ぐ39万2,000人でした。季節の花々がとても綺麗ですので、ぜひ皆様も足を運んでください。
【るるパーク】
委員会の設置期間は、来年3月末までです。『日本一のおんせん県おおいた』の強みである食や観光を活かした県勢発展に向けて、今後も調査が続きます。