久能山東照宮の後、家路につく予定であったが、せっかく清水港に来たので、次郎長のお墓に立ち寄ることにした。
清水次郎長の菩提寺は梅蔭禅寺。行ってみて分かったことだが、次郎長は1820年生まれで、今年がちょうど生誕二百年に当たる。つまり、コロナ騒動がなかったら多くのイベントが開催されていたということになる。
お寺には資料館が併設されていた。
展示物の中には晩年の資料も多くあり、富士裾野の大開墾や英語教師を招聘しての英語塾など、そこから浮かび上がる姿は、社会公益のために尽力した公人のイメージである。そこには侠客のイメージはない。
お墓には、次郎長のほか、大政小政などの墓もある。