昨年の秋頃から、館林美術館入口付近にある水中の石が綺麗になった。建設当初に戻ったみたい。でもどうやって洗ったのだろうか。
ところで、今回の企画展は「ダイアローグ-対話するアート」。ちょっと難解? というより企画した担当者の意図するところが分かりにくい。そんな時には担当した学芸員から直接話を聞くのが一番。
この美術館では、担当学芸員が解説してくれる日が設定してある。
HPによると今回は、1/11(日)、1/24(土)、2/4(水)、3/5(木)、3/20(金)各日午後2時~2時30分となっていたので、早速1/11(日)に行ってみた。
初日ということもあり、まだ慣れなかったせいか30分の予定を大幅に超過。でも、もともと1時間くらいは掛かる内容だったのかもしれない。
「ダイアローグ」とは対話を意味する。対義語は「モノローグ」だ。今回の企画では、作家と作品の歴史上の関係や時空を超えた類縁性に注目し、「対話」をキーワードに館林美術館のコレクションを見ていくものということになっている。
2者の比較はともあれ、解説付きで作品を見るというのは面白い。通常は個人で見るか、または最近流行のイアフォンによる説明を聞きながら見るというのが一般的だ。直接、なまで聞けるというのは地方美術館ならではの試みかもしれない。
個人的には、最後の作品がいい。美術館の壁面に直接描いてある。しかもガラス窓から別館が見える構図と一体化していて面白い。
最後は、定番の別館をちょっとのぞいて帰ってきた。いつ見ても、壁面から屋根にかけての質感はいいね。