例年、立春になると、佐野の蔵元、第一酒造で見学会が行われる。
今年も出かけたが、なんと雪。しかし雪の蔵も乙なものである。(趣きあることをなぜ乙というのか)
見るものは例年と大きな違いはない。それでも出かけるのは、この時にしか買えない限定酒があるからだ。この酒を手にいれるためについ出かけてしまう。
価格は4合瓶で1500円。味を考えれば安い。とにかく、「生」、「純米吟醸」、「ふなくち」とくれば、想像できるだろう。
買ったのは、本命の酒蔵見学記念限定酒「純米吟醸開華ふなくち生原酒」と、コストパフォーマンスの高い「純米あらばしり」の1升瓶、それに酒粕1キロだ。酒粕は、最近テレビで放送され品薄気味。
ちなみに、ふなくちとは、伝統的なふねの形をした「槽」で搾るとき、槽の口から出てくるお酒。あらばしりは、ふなくちと同じ使われ方をする。ということで、ブログを書く前に一杯呑んでしまった。