やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

花月

2006年08月31日 | お茶
久しぶりのお茶のお稽古に、紗の着物と麻の帯でいきました。
盛夏物を着るのも今日が最後です。
まだまだ暑いと言っても、さすがに9月の声を聞くと
紗や絽が色あせて見えるのは、四季に敏感な日本人のDNAなのでしょうか・・


さて、今日のお稽古は「花月(かげつ)」です。
わたし、これけっこう好きなの
5人でやるゲームなんですよ。

こんなモノを使うの


この箱は折据(おりすえ)って言って、中に5枚の札が入ってます。
表は松の絵、裏はそれぞれ花・月の絵と一・二・三の文字。
絵札が当たりで、花は亭主(お点前さん)月は正客(お茶飲む人)になります。
何かをする前には必ずこの折据が回され、中の札を引きます。

まず、控えの間で円になってくじを引きます。

(写真は前に撮ったものなので冬服です)

亭主と正客、一・二・三客が決まると、いよいよ広間へ。


一服ごとにくじを引き、そのたびに席替えがあります。


一斉に席替え

とっても忙しいけど、一斉にみんな動き出すのが禅に似ていてカッコいいの。

何が当たるか分からないドキドキと、キビキビした動き。
上手な人たちはまるでダンスのように、不慣れな人は
楽しいドタバタ劇のように、笑ったり感心したり・・

とっても楽しいんですよ。

「花月100辺霧の中」
この花月は組合せが何パターンもあってやる度方法が変わるので
何度やっても霧の中にようにスッキリ分かった!って感じがないのだそうです。

年に一回しか出来ないお稽古なので、また来年初めて習うことのように
ドタバタするんだろうな~
コメント (10)
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