やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

しゅ~りょ~

2005年12月31日 | マイ・キッチン
さて、お正月準備整いました

おせちも朝から作りました。
でも、半分は出来合いのものを入れただけです。
自分で作ったものに名前入れてみたら五つしかない・・・


そして、午後からは突然手づくり熱発病でチクチクやりはじめました。
今回の大掃除でいろいろ発掘されたので、しばらくはそれで遊べそうです。

ところが!
ミシンに布絡ませて、ガガガ~っとすごい音がしたかと思ったら
どうやら壊れてしまったようなんです
絡んだ糸を取り除いても再び糸が絡むの
あ~ん、どうしよう・・

とミシンを放ったままにしてパソコンで遊んでるわけなんですが・・・

今年は、着物に夢中になったおかげでいろいろ楽しかったな~
特にブログを始めてからは、いろんな人に知り合えたし、
たくさんのことを教えてもらいました。

自分の周りにはデイリー着物の人は全くいなくて奇異の目で見られても、
それでも、好きな着物を着て毎日過ごしていられるのは、
ブログを通じて知り合った多くの着物好きさんに
勇気をもらっているからだと思います。

みんなありがとね
来年もよろしくお願いします。
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帯届く

2005年12月28日 | お買い物&もらい物
最近のスタイルは、ウール着物に兵児帯ですよ。
なんだかラクチンモード満開です

そんな師走の午後、ピンポ~ンと宅急便がやってきました。
玄関に出てみれば、ペッタンコな箱を持ったお兄さんでした。
はて?・・・この大きさはもしかして・・
内容「名古屋帯」しゃああああ~!

先日、船場で買ってもらった帯が届いたようです。
わーいわーい

はい、さっそくオープンザボックス


黒の西陣織の名古屋です。
わたし、総柄の黒い帯が前から欲しかったんですよ。
柄に雪輪があったので一目で気に入りました。
市松のような地織りに、模様も市松状に入ってます。

仕切り線のような縁取りが、柄あわせにジャマかな~
と思うけど、こういうのって角だしのとき映えるんだよね
でも、帯が痛むともったいないので角だしはしないと思います・・・
(わたしの角だしは、折りたたむんじゃなくて一回結ぶやり方なの)
お正月に仕立て下ろしなのだ

以上、喜びに沸く現場からお伝えしました。
スタジオにお返しします。



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サンタのお茶会

2005年12月26日 | お茶
親と死に別れたり、いっしょに住めなくなった子供たちが
共同生活している学園があります。
今日はそこのクリスマス会で、お茶会を開くのです。

お道具も、しつらえもクリスマス風です。
サンタの衣装のお手前さんと、サンタ帽の半東のわたし。
とっても寒かったので、アームカバーをしたままです
トナカイさんは、お菓子を出したり水屋から点て出ししたり
忙しく働いています(写真に取れなかったのが残念・・)

ステージでは、子供たちや先生のパフォーマンスが繰り広げられます。
子供って驚くほどみんな芸達者ですね
将来はタレント?ってホンキで思いましたもん。

トナカイさ~ん、サンタさ~んと呼んでもらって、
ほのぼの楽しいクリスマス会でした。



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メリクリ!

2005年12月25日 | マイ・キッチン
今年はお家クリスマスイブです。
しか~も、大掃除に熱中して買い物にも行けず
クリスマスディナーは、冷蔵庫のありモノちゃんこ鍋。
チキンも無い・・ケーキも無い・・・

でも美味しかった
お奉行さま~!ありがとうございます
鍋奉行さまが、MIXつみれを作ってくれたのです。
鶏肉だけで作るよりですよ、お試しあれ。

そうそう、ついでにご報告。
いつも遊びに来てくださるkoharuさんのブログ
美味しそうなパスタを紹介していたので、さっそく作ってみたの。

「牡蠣と豆苗のパスタ」


ベースは、にんにくとタカの爪のペペロンチーノ系です。
豆苗が無かったので、豆もやしで代用してます。
あとは、しめじと玉ねぎ。
茹で汁を加えるときに粉末のかつおだしも入れました。
koharuさんのアドバイスどおり、吟醸のロックでいただきました

家族全員大好評。
ベリーナイス!グッジョブ



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さんざん待った日

2005年12月23日 | 着物フォト
本日のクリスマスコーデ。
第1弾の帯まわりを替えただけのバージョンです。

大島紬に同じく紬の名古屋。
帯揚げと帯締めは赤。根付はスター

赤い長羽織を着て、今日は劇団四季です。
ご近所の奥様方を引き連れての幹事役だったんですが・・・
悪夢のようでした

集合時間が遅いんじゃないかと朝から電話をいただき、全員に連絡しなおし、
けっきょくその人が5分遅刻で、
そのあと他の人がチケット忘れてきて家に取りに帰りました。

それでも一時間半の余裕を持っていたので、開演にギリギリ間に合って
とても楽しくステージを楽しんだのですが・・・

駐車場へ向う道で2名迷子になってしまって捜索隊派遣
先発隊には予約したレストランへ行ってもらったのですが、
今度はその1台が行方不明。

みんなどーして、決められたとおりにできないの?
もう疲労困憊の一日でした。
挙句には、駐車場で迷子になって捜索されたおばさんに
「確認が甘かったわね~」と言われるし・・

「おのれ~~~~、おまえが言うな!」
みんなにぜんぜん謝らないし、ホントおばさんてたちが悪いわ・・

いつものクリスマスならダーリンと一緒に行ってたはずなのに、
おばさんのお世話で散々な日になってしまって、
今年は大殺界なんだわ、きっと

「けっこう、おもしろい思い出になるんちゃう?」

だから・・・・おまえが言うな!










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クリスマスコーデ第3弾

2005年12月22日 | 着物フォト
シリーズ第3作です。
今日で最終回となりました(早い!)

白いぼたん(たぶん)の模様の小紋です。
東レシルックという生地で、水濡れOK。
朝からとんでもないで、もう今日はどこにも行きたくない!
と思ってたんだけど、今日は今年最後のお茶のお稽古だったんです。

帯は亀甲の織り柄の入った赤一色の名古屋です。
帯揚げ・帯締めはグリーンのクリスマスカラー。
吹雪の中、真っ赤な雨コートと赤い爪皮の下駄で出かけました。
全身真っ赤っか

お稽古仲間のケイちゃんが、開口一番「トナカイ見たで~」
と先生の前で大暴露
ケイちゃんが「なあなあ、旦那さん何も言わらへんの?」
と聞くので「うん、いっしょにサンタ帽かぶってた」

先生大うけで、25日の子供たちのクリスマス会のお茶会には
ぜひ、トナカイとサンタ帽を持ってきて欲しいとおっしゃる。
「お手前さんと半東さんは、それ被りましょ」

しーらないっと先生ホンキだから・・
するとミサちゃんまで「わたしサンタの服持っていきます!」
もーみんな大張り切り

でも、子供たち大喜びだろうな~
わたしは、どんなコーデで行こうかな?
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クリスマスコーデ分かりにくい編

2005年12月21日 | 着物フォト
今日のコーデは自分で説明しないと分かってもらえませんでした
敗因は、やっぱ着物が中途半端な緑色だったからかなぁ・・

全身緑と赤で統一してます。



今日は、フラワーアレンジの年内最後のレッスンでした。
終了後にお食事会行きました。
玄関で記念撮影
でも、この後お花は床の間へ移動しました。
今は玄関も庭もクリスマス一色なのだ。



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クリスマスコーデ

2005年12月20日 | 着物フォト
本日よりなごみのクリスマスWEEKです。
考え抜いたわたしのコーデ紹介していきます。
みなさん、参考にしてね(後ろ指さされ組募集中)

今日のコーデ
ついに赤い長羽織の登場です。
帯は薔薇のポイント柄の名古屋帯、小物は緑と赤のクリスマスカラーで。
半襟はヒイラギ模様のかまわぬの手ぬぐい。
着物だけは大島紬にして、ただのアホじゃないことをアピールしました。

髪飾りはトナカイです。少し大ぶりなものにしました。
そうそう、羽織の紐は上海で買った数10円のブレスレット。
けっこうアンティークに見えるんです


今日は、トナカイさんはサンタさんとお出かけしましたよ。
トナカイさん、はじめて船場センタービルに行きました。
小物を買いあさって満足満足

午後から仕事を切り上げたサンタさんが、迎えにきてくれて帯地を買ってくれました。
久しぶりの新品の帯です。
お仕立てあがりは年内間に合うそうです。楽しみだ~



プレゼントをゲッチュしたトナカイさんは、
USJに日本一高いツリーを見に行きました。
このシーズン毎晩行われる点灯式のショーは素晴らしいです


4つのレストランでは、クリスマスメニューも登場します。
もう全部制覇しました
気がつくと、テーマパーク好きな夫婦です。

「しかさん・・しかさん・・」
スパイダーマンに並んでるときに、かわいい声で呼ばれました
「あ、はいはい」
振り向くと、隣の列の小さい男の子が柵によじ登ってこっちを見ています。
「これ、しかちゃうねん・・トナカイやねん


そして・・・
帰る時、遠くに着物の女子を見つけました。
え~~~~!USJで着物見たの初めてだ!
あまりジロジロ見るのも何だと思って、そのまま通り過ぎましたが
駐車場歩いているとき、すぐ横を抜かされました
すばやくチェック

たぶんウールの白っぽい着物、黒の名古屋・・
マフラーをショール代わりに肩にかけてるだけで、
コートも羽織も着ていない。
見るからに寒そうだったけど若いからいいのかな

まさか、ここで着物女子に会うとは思わなかったな~
キモラーは確実にエリアを拡大してる・・気がする



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お直し小紋着ました

2005年12月17日 | 手づくり
さてさて、今日は例の羽二重小紋着ました~
どうです?裄がたっぷりでしょ。
ただし、身丈と身幅が小さいままなので、おはしょりが苦しいです
胴周りもパッツンパッツン


袖付け部のアップです。やっぱスジが消えてないです。
それと、なんちゃって「きせかけ」を見てね



今日のコーデ

帯は雪輪模様の半幅を割り角だしに結んでいます(でも見えないからテキトー)
羽織は、お義母さんからもらった黒い鹿の子絞りです。
本日デビューの腕カバーも、お義母さんに編んでもらったもの。
青海波のような袖口がちょっとエレガントでしょ


お出かけついでに田楽屋さんでランチにしました。
おいしかったけど、煙もうもうで着物に匂いがつきました。
あ~、バカバカ
絹物で田楽屋さんに行くのはNGですね・・・

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やっぴーさんの和裁教室(袷の裄直し)

2005年12月16日 | 手づくり
昨日の「やみくも和裁塾」にたくさんのコメントありがとうございました

いちいち写真を撮ってレポートしたかったんですが、
途中で自分で何やってるのかこんがらがってしまって
とても報告できる状態じゃなくなりました。
袷って難しい~~~~!

でも、とにかく何とか両袖できました
また着られるようになって、ホッとしました。

で、和裁を習ってらっしゃるやっぴーさんから
アドバイスいただいたので紹介しますね。
これから挑戦しようと思ってらっしゃる方はとても参考になると思います。

(やっぴーさんのコメントには・わたしのはマークをつけます)

1:袖は、縫い方が分からなくなるので片方ずつにする
  (両方一度には解かない)

2:解く前に、表地の出来上がり寸法に糸印を付けておくと楽
  (袖山、袖付け、など10センチ間隔くらい)

糸印って、布を重ねて糸を通して一枚ずつ切っていくの?
玉結びとかするんでしょうか?
知らなかったのでチャコで書いちゃいました・・

3:前の縫い目の筋は、霧を吹いた当て布をしてアイロンをかける
 (ほとんどはこれで消えます。そして表地に直に霧は吹かない)

フツーそうですよね。スチームアイロンかけてしまった・・

4:掛け張り(縫う時布を引っ張るモノ)は、
  洗濯バサミに紐を通してイスとかに括り付ければできるよん

あ、掛け張りって言うんだ。次回はそうしよう。



「袖下ときせ」

袖を付ける前に袖下の振りは縫っておきます。
印としては、肩山から23?Bが袖付けなので23センチから下を縫います。

は~い、わたしは22センチでした。

袖下(袖丈を縫った部分)の表地の縫い代と裏地の縫い代を片側ずつ縫って行きます。
(裏は2ミリくらい控えめにね)

ここでずいぶん悩みましたよ、頭悪いんでしょうか


袖付けは見頃側の肩部分を印より3ミリ程外側を折って(合計6ミリ余分にいる事になります)
袖は印どおりに縫い付けます(袖は折らない)。

え~~~~!これが正しいやり方なんだ!
普通に縫っちゃったよ~

袖付けは両方とも印通りなので、見頃側がやや斜めに縫い付ける事になります。

はい、そうなりました。

きせは、縫った袖の方を自分に向けて(見頃は下)、上から折り下げる形でアイロンをかけます。
一番上が見頃の縫い代(折って縫ったとこ)、その下に袖の縫い代、そのまた下が袖、一番下が見頃になってるはず。

最後のアイロン、ものすごくやりにくい作業でした。
しかも、縫うとこで間違ってたみたいだし・・・
でも、反対側の袖付けを何度も見ながら、それらしく出来た・・かな?


見せてあげられるといいんだけど、文章で説明は難しい~ 
…うまく説明出来なくてごめんなさいです

いえいえ、とんでもないです。今回、実際に作業をしたのでよーく分かりました。
いつもながら、ホントにありがとうございました

そばに和裁のできる人がいると心強いけど、
こうやって教えてもらいながら、やみくもだって出来るもんですね。
とにかく、裄が長くなってよかったわ

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袷の裄だしに挑戦

2005年12月15日 | 手づくり
自分にはたぶん出来ないだろうと思ってた袷の裄だし。
無謀にも挑戦してしまいました。

きっかけは、ぺたこさんの「着物と暮らす・入門」
本には単衣の裄だしが書いてありましたが、その分かり易いイラストを見て
これが袷だと二枚になるだけやし簡単やん
と、大きく勘違いしたことに始まります

献体者は母からもらった「羽二重の小紋」さんです
とても柔らかくて軽くて色も好きなので、
もしダメになったらどうしようと心配だったけど、
裄が足りないと着ていても落ち着かないので、ついに決心しました。

結果は写真のとおりです。
前の折線がやはり消えなくて、よく見るとわかってしまいます
袖側で3cm、身頃は極端には出せなかったもので1cm出して
計4cmの裄だしに成功しました。

で、この行程を説明するのはかなり難しいのですが、
とりあえず、簡単に・・

①袖を身頃からはずします


②折線を消すためアイロンをかける

③新しい縫い線に印をつける(袖付けの位置も決める)


④袖側の袖付けより下を縫い付ける
(袖付け部は1cm角の布で補強する)


⑤袖を身頃に縫い付ける



とまあ、流れはこんな感じだったのですが、
頭が悪いってのか、ものすごく悩みながら作業しました。
まず、袖の下側を元通りにするのに四苦八苦。
どこをどうひっくり返したらいいのか、何度もシュミレーションして
ものすごく時間がかかりました

それと、この時に裏地を控えなければならないのですが、
どっち側に控えるのかも一悩み・・

袖を身頃につけるときは、技術不足に泣く
縫い代を片側に倒して縫い目を表に目立たせない方法を「きせをかける」
というのだそうですが、これがメチャメチャめんどうなんです。

特に、和裁用の道具が無い身にはいばらの道です。
でっかいアイロンを狭い袖に突っ込んで、関係ないとこにくっきり線つけたり・・

布を二枚くっつけてピンチみたいなので固定するやつ(名前知らない)
あれが無いので、アイロン台に待ち針で布を串刺しにしてひっぱり縫いしたり・・

和裁知らない者が挑戦するには、手ごわい相手でした。
あと片方仕上げないと着られないので、頑張りますが
もうやりたくないな~、袷の裄だし

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クリスマスモード

2005年12月12日 | 花・庭
我が家は毎年クリスマスイルミネーションするんですよ。
うち、小さい子いないんですけどね。
しかも、正統派日本建築・・・・・


今年は、門扉にクリスマスの寄せ植えつけてみました。
サンタさんのピックをつけてできあがり


古着屋さんからセールの案内が届きました。
忙しくて行けそうにないなぁ・・・

下に敷いているのは、クリスマス用に買ったかまわぬの手ぬぐいです。
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趣味・はじめてさんの着物塾

2005年12月08日 | 着物あれこれ
昨日からNHK教育テレビで始まりましたね。
講師は市田ひろみさんです。

第一回目は着物のルール
「着物の種類と格式について」
という内容で、ふたりの「はじめてさん」がクイズに答えて
市田さんが解答するというものでした。

モデルの着ている着物は何かと出題されて、
ひとりは訪問着、もうひとりは付け下げ訪問着と答えていました。
市田さんは「訪問着です」とあっさり答えていましたが、
わたしは、付け下げ訪問着と答えた人もあながち間違いじゃないと思いました。

付け下げ訪問着と呼ばれる着物は、見た目とても豪華で
訪問着と見分けがつかないことが多いです。
訪問着との決定的な違いは、その八掛けが共八掛けであるか別八掛けであるかです。
でも、テレビでは八掛けまで映ってなかった・・

「付け下げ」じゃなくて、「付け下訪問着」とわざわざ答えてるんだから、
その辺のコメントが欲しかったな~。
その一言で、全国から「へ~~~ぇ」の声があがったと思う。

ちなみに、わたしが習った内容は、
「訪問着は、白生地を着物の形に断った後で紋様を描く」のに対し、
「付け下げは、反物の状態で紋様を描く」のだそうだ。
だから、訪問着は柄の合口が多くなり付け下げは少なくなるのが普通だ。
柄も当然訪問着のほうが豪華になり、したがって格も高い。


このような小ざかしい感想を持ちながら、第一回の放送は終了した。
別に目新しい情報はなかったが、着姿を見るのはやっぱり楽しい。
さて、来週は「アンティークを着る」です。
これは楽しみですよ~


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飛騨古川

2005年12月07日 | 着物旅(国内)
高山の北に古川という街がある。
ここも、高山同様景観がきれいな街で、
3年前のNHKの朝の連ドラで舞台になって、日本中に知れ渡った。

古川で一番有名なローソク屋さん

ドラマの主人公が下宿していたという設定のお店で、
その当時はたいへんな人でごった返していたそうだが、
今は、七代目のご主人がローソクを作りながらお話してくださいます。

日本ローソクは、火をともすと最初ユラユラと燃え上がり、
しばらくすると動きは止まり、一筋の炎になるそうだ。
それが見たいために、赤いローソクを買ってきました。
今度、クリスマスに使おうと思います。

駅から川のある街へ行く途中に、面白い店を見つけました。

はま舎(や)
カラフルで素朴な小物のギャラリーのような店です。
目立つ大きな赤い鯛にひきつけられて、お店に入るとそれは紙の張りぼてでした。

他にも素朴な陶器や、七宝のアクセサリー・・
全部作家の名前が入っていたので、やはりギャラリーのようです。

わたしが、その作品の下に敷いてあったインドネシアの布「イカット」に
目を留めていると、オーナーの優しそうなおじさんが、
「それはインドネシアが好きな人からもらったものなんですよ」
と声をかけてこられた。

その人は、京都の御所の近くに「イシス」という店をやってるからと、
興味があるんでしたら行ってみてくださいと電話番号を教えてくれた。

そして、これが「イシス」

丸太町通りを麩屋町に入ったところにありました。
とてもステキなバティックの専門店でいろんな地方の更紗が揃っている。
帯作るなら、こういうところで選ぶと現地行くより安心かも。

話戻って・・・
はま舎のご主人・濱田さんは面白い人です。
交友関係も面白そうです。
外を歩いている外人カップルが手を振って通り過ぎる。
濱田さんの家に住んでるらしい。

古川の町には、コーヒーを飲む店が見つからなかったというと、
川沿いの町にある、古い家を改造したカフェを教えてくれた。
お友達が設計したらしい。
今夜はコンサートが開かれて、さっきのカップルも出るんだと言った。
面白い街だ。


濱田さんが教えてくれたカフェ・・・・休みだった

この店、開いてる日がかなり少ないようだ。
しかも、夜だけとか・・・
かなり風流人がやってそうです。

名前はたぶん「牧成舎」



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高山の街

2005年12月06日 | 着物旅(国内)
三之町は古い街並みで、まるで江戸時代にタイムスリップしたようだ。
向こうからは虚無僧が団体でやってきた

その三之町の通りの一本西に骨董屋さん発見!

「喜春楽」(喜は昔の字で「七」が三つある字です)

規模は小さいんですが、商品は状態がよいものが揃っています。
桜の地模様の昼夜帯、もう少しで買いそうになりましたがあやうく思いとどまりました。

有名な作り酒屋の「山車」


軒下にぶら下がっているのは「杉玉」です。
お酒を仕込んだとき、緑色の杉で玉を作り軒先に下げておきます。
この色が緑から茶色に変わるころ、お酒もほどよく醸造できているのです。
だから、茶色の杉玉は「お酒ができましたよ~」という印なのです。

「山車」の向って左にある甘味処「まちなみ」


むちゃくちゃ狭い店ですが、とても美味しいのでおすすめです。
草もちのぜんざいがサイコー



「喜春楽」でひとり沈没したので、みんなに置いてかれました
だから、写真はセルフで撮りました。
ちょっと怪しい人です

市政記念館

この建物には思い出があります。
友達4人ではじめて高山に来たとき、
ここで着物を着せてもらって町を歩いたのです。

もう15年くらい前のことです。
今から思えば、レンタル着物のさきがけでした。
他の観光地ではそんなサービスが無くて、わざわざ高山に来たんですよ。
町の観光課がやってたみたいです。

着付けのおばちゃんが、ご当地の言葉で話してくださって
とてもいい思い出です。
2階で着せつけてもらって急な階段を下りるとき、恐々でした。

男性には袴のレンタルだったので、修学旅行の中学生たちもやってもらってました。
私たちが、階段を下りいくと
「あの~、これ取ってもらえませんか?」と声をかけてきた。
お腹が曲げられなくて、床に落とした扇子が拾えなかったのだ。
わたしたちは笑い転げた。

今は、もうそんなサービスは無いようだ。




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