やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

市バスに乗って

2006年10月31日 | 着物deお出かけ
またまた、今朝お写真が届いてました
知らない間に撮ってもらった写真って、自然でいいですね。

さあ撮りますよ~ってのは、ある意味客観的じゃないですものね。
歩いてる姿はこんな風なんだ~とか、反省したり・・・

で、この写真は市バスに乗ってるところです。
なんだか楽しそうでアップしてみました。



京都の市バスは、500円で1日乗り放題って券があります。
3回以上バスに乗るなら断然お得ですよ~
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音羽の滝

2006年10月30日 | 着物deお出かけ
先日、着物でお出かけした時の写真を送ってもらいました。
ここは清水寺の音羽の滝です。

御存知、清水さんの由来となった滝です。
この水を一口飲めば願いが叶うとのことで、行列ができてました。

御利益は、学問と長寿と縁結びだそうですが、
この三筋の滝のどれがどれだかはあやふやです
たぶん、わたしのが知恵がつく滝だと思うけど・・

柄杓をなるべく下で受け、そのまま水の筋を外さないように
上まで持っていくのがいいのだそうですよ。
すっごく重いです。


柄杓置き場にはなんと殺菌灯があるんですよ。
一瞬でみんな取ってしまうから役に立たないんですけどね。
柄杓から直接飲むのは、止めたほうがいいみたい。

わたしたちは手水方式で、手の平に受けてちょこっと唇を塗濡らしただけです。
とてもお上品だわ

そのせいか、あんまり知恵はつかなかったみたいです


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袋になった着物

2006年10月27日 | 手づくり
昨日着てた着物は古着屋で買ったものですが、
気がつかなかったけど、裾が「袋」になってたんです。

写真を見るたび、裾が引きつれたみたいになってたので、
おかしいな~と思ってアイロンかけたりしたけど、直らない。
それは袋だったからなの

袋というのは、袷の着物の表地と裏地の収縮の程度が違うことによって
どちらかが弛んでしまうことです。
たいていは裾のあたりで、もこっとしたシルエットになるようです。

で、それに気がついて無謀にも裾をほどいてしまったの。
長さが違うなら解いて、もう一度合わせ直したらいいと思ったんです。



まだちょっとボコボコしてるけど、ゆるせる範囲でしょ?

でもあれね、裾しか解いてないってことは
中表で縫うってことができないのね。
仕方がないから、表から縫いました。
ええ、上からザックザクと・・・


こんなわたしが和裁はじめま~~~~す

教材兼わたしのはじめての木綿着物(になる予定)の阿波しじらが到着しました。
ワクワク




さて、お稽古が始まるまでに何をしたらいいのかしら?
あ、あれ?湯通し?
むむむ・・そんなことしていきなりダメになったら恐いし・・

お稽古までまだ10日あまり、湯通しってしたほうがいいの?

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文庫結び

2006年10月26日 | 着物フォト
ふだんは気軽な半幅帯をよく使います。
ほとんどが貝の口か吉弥結び、たまに割り角だし。


で今日はお茶のお稽古だったんですが、突然ひらめいて文庫結びしました。
たぶん、わたし文庫で人前出るの初めてです。
なんだかガラじゃないよね~って思ってたんだけど・・・

意外にいいじゃん






ちーと、やりすぎでしょうか




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献茶式に行きました

2006年10月25日 | お茶
お茶会に行ってきました。

先生から「無地を着てきてくださいね」と言われたので、
ちょっと格式のあるお茶会らしいと思いつつ、会場の多賀大社へ・・

なるほど格式高いです。
訪問着やら紋付無地に、キラキラの帯がわらわら・・



今日は「献茶の儀」という儀式があり、裏千家の15代お家元鵬雲斎大宗匠が
献茶をされました。
まったく聞かされてないまま何も知らずに人の流れについて本殿に入ったわたし。

目の前でお手前してる人が、大宗匠と知ってびっくり
わ・・わたし、ここにいていいの

献茶というのは、神様にお茶を点てる儀式です。
薄茶と濃茶、ニ服さしあげます。

献茶というのを初めてみました。
お点前は貴人点てでした。最高の貴人ですよね。
お多賀さんは「いざなぎ・いざなみ」がご神体なのです。


今日は、精一杯のお茶会バージョンです


しか~し、ひと目見るなり先生からダメ出しありました

それではここで問題です
先生は何をダメだと言ったでしょうか?

それと、他にもちょっと・・・という点があります。
分かりますか?







ファイナルアンサ~?








正解は・・
「お茶会に重ね衿はダメです!」
その場で重ね衿を中にねじ込まれてしまったのです


それと、これは誰も気にしてませんが・・
「帯締めの、変わり織りした部分が右側に来てること」
飾りがついたり色があるところは左側に持ってくるのが本当なのです。
結びなおすの面倒なのでこのままいきました


あと、写真撮って気がついたこと
「衿にシミがある~~~~~~


食事のときまわりの偉い方が誰も胸にハンカチしてなかったので、
わたしもしなかったんですよ、下っぱが余計なことできませんし。
お茶会ってそんなムードむんむんなのです。
で、やっぱりやってもーた~


ベンジンでトントントントン・・・・・・・・・・・

取れました
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和裁宣言・・(ドキドキ)

2006年10月24日 | 手づくり
鬼が笑い転げていますが、来年の夏の着物決まりました!

かねてより、あ~だこ~だとこのブログで騒いでおりましたが、
ついに決定・・つーか、反物ゲッチュしちゃったんです。

づわ~~~~ん!
阿波正藍染しじら織」でございます。楽天市場の「まるとも」でポチっとね。


「おいおい、阿波しじらの旅はどうしたの?」

そうなんです。
わたし阿波しじらを求めて来年の春、四国は徳島へ買い付け(たいそうな・・)
に行くつもりでございましたの、お誂えしてもらう浴衣地探して。
ところが、そう流暢なことも言ってられなくなったんです。

じつは・・わたし和裁習うことになったの

先日の着物パスポートでお出かけしたお友達のおばあちゃまが、和裁士さんだと聞いて、
教えていただけないかと尋ねてもらったらOKだったんですよ。


ず~~っと前から
「和裁習ったら自分でいろいろできるのにな~」と思いながら
一歩前に出られなかったわたしが、少し前進することになりました。
お針はぜんぜんダメなので前途は多難ですが、とりあえず頑張ってみます。

で最初は浴衣からと言うことで、急きょ阿波しじらを買うことになったんです。
あ~~~、自分でホントに縫えるのかな?
いろいろ不安はありますが、すご~く楽しみです。



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着姿チェック

2006年10月23日 | 着物deお出かけ
先日の、着付け教室同窓会でのみなさんの着姿をチェックしま~す

まずは上のおふたり、右の方は大島紬に半幅帯を貝の口に結んで
気軽なお出かけスタイルって感じのコーデです。
この大島はお母さんから譲られたものだそうですよ。いいな~

左の方は、格調高く一つ紋の無地です。
帯は染めの九寸名古屋で、明るい色の取り合わせがひときわ輝いてましたよ。
古い街並みが華やかになって新鮮でした。

彼女もどなたかに頂いたとかで、着物はまだこれ一枚しかないんだそうです。
この日も最後は古着屋めぐり、もっぱら彼女の着物探しでみんな楽しんでました。


石段を降りるモデルさんたち


左の彼女と真ん中の私の着物のテイストは同じです。
四季の花が描かれた細かい柄のちりめんの小紋。
これって昭和4~50年代に着物作った人はたいてい持ってると思うんですが、
なんで外国人の彼女が?

「義理の姉にもらいました」
義理の姉・・って言葉を知ってる彼女もすごいですが、
そのお姉さんも背が高い人なんですね~
帯は博多の半幅を貝の口に結んで。


右の人は、とび柄の小紋です。
とても着道楽な奥様なので、着物はよく新調されてます。
だから、彼女だけが今風の着物なのです。
帯も綴れって言うのでしょうか?織のお高そうなモノです。



わたしのコーデ


白とカラシを基本色においてみたの、白は秋の色だっていうから。
帯は、じつはお手製の付け帯
この日は暑かったので半襦袢なんですよ、バレバレですが・・・

アンティークなコーデ


先頭の彼女は、アンティークな色の縦縞お召し?銘仙?
よく分かりませんが、紫系でとても粋です。

帯がステキなんです。


繻子の黒い帯に、お茶道具が刺繍されてます。
みんなで古着屋さんに行ったとき、わたしと彼女が一目ぼれしましたが、
帯が短すぎてわたしには巻ききれない
細身の彼女のものとなりました・・・

「また貸して」と言いましたが、これ巻くには相当なダイエットが必要です


以上、わたしたち6人のコーデ紹介でした。

それぞれが個性的でいいでしょ?
紬も無地も総柄も飛び柄も縞も新しいのから古いのまで
みんな揃っててなかなかないですよ、こんなグループ
・・と自画自賛してレポートは終了です。

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後日談

2006年10月20日 | 着物旅(海外)
わたしたちはリムジンの運転手にしてやられたのか?

運賃はタイ到着時のホテルで往復分の金額を支払っている。
運転手にしてみれば報酬は受け取っているので、
後はどうなってもいいと言えばいいのだ。

だから、とにかくホテルまでは来た。
そして、そのまま帰ったのではないか・・・

ホテルのレセプションで冷房に震えながら、頭の中でそんな思いがグルグルと回っていました。
「わたしは騙されたの?このわたしが騙されたというの?・・」

「無事に空港についたからよかったやんか」
ダーリンがそういうので「うん」とは言ったものの、わたしは悔しくてしょうがない。
家に着いて荷物を解き一息ついたら、さっそくリムジンサービスに抗議のメールを出しました。

「わざわざ日本からリムジンを予約したのは安心を買ったのです。
最後に裏切られた感じがして、かなり嫌な思いをしました」
状況報告のあとに、こう締めくくりました。

すると思いがけず数時間後返事がきてすぐに調査するとのこと、
そしてその日の夜には調査結果が送られてきました。
運転手はやはりホテルに来てあろうことか別の客を乗せて空港に行ってしまったようです。

何それ?

そう言えば、タイ人ガイドが日本人客を探してロビーをうろうろしていて
わたしたちのところにも尋ねにきました。
きっと、それが間違って乗せたという日本人なのでしょう。
名前は一字も一致してなかったのに。

乗せたほうも乗せたほうだけど、乗ったほうも乗ったほうだわ・・
あんたたちの乗るクルマはバンで、リムジンじゃないでしょ!

それと緊急連絡先と言っていた携帯電話、それ持ってる社員が出張中で
繋がらなくなってたらしいのです。

ったく、どいつもこいつも・・・


そんなワケで、次の日指定の口座に支払った料金の返金がありました。
メールの対応も誠意があって、騙されたわけではないということが分かってよかったです。
しかし、気分がぶち壊しになった幕切れでした。

あのペニンシュラのスタッフは、きっとリムジンが別の客を乗せていったこと
薄々知ってたんですね。
だから、日本人スタッフの電話を繋がずうやむやのまま私たちをタクシーに乗せたかった・・・。
彼らのその場限りのウソで、わたしたちは既にいないクルマを一時間も待ち続けたのだ。

ペニンシュラバンコク・・・トラブル時にまったく機能しないスタッフ。
2005年ベストオブ何とかに選ばれたホテルらしいですが、
それはハード面だけがすばらしいのですね。
職業意識は低いです。
ま、タイって国がそうなんでしょうか。

でも、タイにはまた行きたいです。
エネルギッシュで懐かしくて美味しくて綺麗で新しくて古くて・・
いろんな魅力がぎっしり詰まったワンダーランドです。

新しい国際空港が1年遅れでやっとオープンして破竹の勢いのタイ。
空港とバンコクを結ぶ鉄道が早くできるといいな。
そしたら、安心して何度も行きたいと思います。
タクシーはもうこりごりタイ・・




思いがけず長文の旅行記になってしまいました。
これでも、書ききれてないエピソードまだあるんですよ。
書くこといっぱいあってホントに楽しいタイ旅行でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。



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最後に待っていた落とし穴(後編)

2006年10月19日 | 着物旅(海外)
ペニンシュラホテルからリムジンに乗って空港へ、
スムーズなリレーションで旅の最後を優雅に締めくくるはずが・・・
わたしたちは今、悪名高いツートンカラーのタクシーに乗っている。

なんでよ!なんでこうなるのよ
サウナで温まった身体は、ホテルのきつい冷房ですっかり冷たくなっている。
神経はピリピリしてるし、頭は冴え冴えと冷め切っている。

「メーターを倒しなさい!」
走り出してもメーターを倒さない運転手に向って叫んだ。
ああ、また戦いが始まるのか・・・


「空港は遠いからメーターではいけないよ。ここから45kmもあるんだ、450バーツかかる」
と運転手はしゃあしゃあと言った。(ちなみに空港は30km以内)
「そんなら降りるわ、クルマをとめて」とわたしは答える。
「わかったよ、メーター倒すよ」運転手はメーターを倒した。

しかし、いったん不信感を持った運転手に対してもう信用することはできなかった。
クルマがタクシン橋から反対の方向を向いたとき「とめなさい!」とわたしは叫んだ。

「降りる!」
橋を渡るには、もしかしたらループを一回転して乗るのかも知れない。
しかし何度も遠まわりされてる経験から、クルマが目的地以外を向くことは耐えられないのだ。

あたりは真っ暗でクルマもそれほど走っていない。
こんなところで次のクルマが拾えるのだろうか・・・
しかも今度のタクシーが正直運転手の可能性は限りなくゼロなのだ。
もう・・いったいわたしたちはどうなってしまうのだ

ダーリンがドアを開けたとき、運転手が「じゃあ、いくら払う?」
と変な英語で交渉をもちかけてきた。
反射的に「300バーツ」と答えるわたし。

すると、「よし!300バーツで行くよ」
意外にも運転手はあっさりOKしメーターを元に戻した。
あっけなく交渉成立してこっちのほうがびっくりだ。
300バーツってそんなに満足する値段なのかしら・・・?

そんなワケで、わたしたちは思ってもみなかった交渉制タクシーに乗って空港へ向うことになったのです。
ガイドブックには、絶対乗ってはいけないとされている交渉制のタクシーに・・

クルマは、タクシン橋を超えてすぐ北上した。
道はあってるようだ。

すると運転手は「高速に乗るか?」と聞いてきた。
「ええ乗って。もちろんあなたが払うのよ」
「いいよ、こんなくらい安いもんさ」と言いながら、運転手は小銭を出した。
そのやり取りをダーリンが苦笑しながら聞いている。

何よ何よ、わたしは悪者にやられないように必死なのよ~


クルマは快適に高速を北上する。
この運転手はとても運転が上手で、しかもずるい。
わたしたちになんの不安も感じさせずに、何台ものクルマを追い抜き
たった30分で空港に到着してしまった。

クルマから降りてトランクを出してもらい、ダーリンが300バーツ払っている。
運転手は良く見れば、けっこうかわいい若者だった。
彼はこっちを見て「気をつけて」だか「ありがとう」だか言ったが、わたしは無視した。

トランクを転がしながらダーリンが「いい運転手やったやん」と言った。
こんなに早く空港につけてくれたし、運転も上手だったし、
値段は最初吹っかけられたがけっきょくはそこそこの値段だったし。

わたしにはいい運転手だったとはけして思えないけど、でも結果はオーライだ。
こっちがメーターを主張していたら、もしかしたら遠回りされていたかもしれない。
そんなことされたら時間がギリギリになっていただろう。
けっきょくは交渉してよかったのかも。


チケットカウンターで手続きすれば、ひとまず安心です。
さあ、リムジンに文句を言いにいくぞ!とダーリンに言ったら、
そんなことしてる時間はないと言われてしまった。

「チェックインすれば置いてかれることないって・・」と未練たらたら言うと
「俺、置いてかれたことある」とダーリン。
あいや~
と言うわけで、そのまま出国エリアへ。

離陸まであと20分となりました。
思えば、なんだかんだで夕食を食べていません。
レストランでタイ最後の食事をしようと歩きかけたときに、無情にもアナウンスが聞こえてきました。
「関空行きの最終のご案内です・・・」

え~~~~~もう最終コールなの?

急いで売店でサンドウィッチとオレンジジュースを買い込み
ドタバタと機上の人になりました。
シートベルトをすると同時にジュースを一気飲みしたダーリン。
ホントに喉がカラカラになる2時間でした。




・・・と言うわけで、わたしたちは無事に日本に帰ってきました。
翌朝、関空から出て「りんくう駅」に降りると、
わたしたちのクルマを停めていたパーキングのお迎えが待っていてくれました。
「やっぱり日本人の仕事は完ぺきだわ」

日本人のビジネススキルを絶賛してタイ旅行記は終了です。
めでたしめでたし


・・なんてことないのですよ。
このままじゃ終われないわけです。




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最後に待っていた落とし穴(前編)

2006年10月19日 | 着物旅(海外)
リムジンの約束は7時40分、
わたしは7時半にロビーで行けばそこに運転手が待ってるものと思っていました。
ところが、それらしき人はいない・・

「10分前に来ていないなんて、職業意識ゼロね」
とちょっとムカついたのと同時に、嫌~な予感が頭をもたげる。
・・・いやいやまさかそんなこと・・

ペニンシュラホテルの玄関スペースはとても狭く、二枚の扉を入るとすぐにロビーラウンジになっています。
座るところもないので、奥のレセプションの前の椅子に座って待っていました。
最後までサウナで過ごしていたダーリンが遅れて上機嫌でやってきました。

「クルマ、まだ来てないの」
開口一番わたしが言ったので、そのままロビーのほうへ見に行った。

7時40分・・・・・・・来ない。
これは緊急事態発生だ!

わたしは立ち上がりレセプションで緊急連絡先に電話するように頼みました。
電話はビジネスセンターから日本人スタッフに掛けてもらうことにし待つことしばし・・
しかし、10分経っても15分経ってもコールバックがない。

痺れを切らしてもう一度レセプション嬢にビジネスセンターにつないでもらうと、
「すぐそちらにお電話しましたが、お客さまはすでにいらっしゃらないと聞きましたが・・?」
「いいえ、レセプションの前でずっと待っていましたけど」
彼女に怒りを向けるのはおかしいと穏やかに返事はしたが、ここのスタッフはいったいどうなっているのだ。

「先方の電話はすでに留守番で、緊急用の携帯電話はつながりませんでした。
しかし、リムジンはすでに来ておりますので、
ただいまベルキャプテンにクルマを玄関に回すよう連絡します」

な~んだ、ちゃんと来てるんじゃない
なんでロビーにいないのかしら・・・

ちょっとホッとしてダーリンとベルキャプテンのところに行き、預けてあったトランクを受け取る。
クルマはすぐ玄関に来るとのことだった。

しかし、5分経っても10分経っても・・・ぜんぜん来ない。

どうなってるの?
そこらへんに何人もいるスタッフに聞くと、
駐車場に待機しているから今呼んでいるとのこと・・
ベルキャプテンが「SPリモ・・SPリモ・・」と電話で呼んでいる。
たしかに、SPリムジンと言う会社だ。やっぱり来ているのだ。

しかし、玄関にはぜんぜんクルマがつく気配はない。
どうなってるのよ!あなたたちの言うことはぜんぜん分からないわ!
さっきの日本人スタッフは
「7時20分にリムジンは到着したと、私どものシステムに記録が残っております」
と言っていた。

なのに、何でここに来ないの
時刻は8時半・・空港まではスムーズに行って40分かかる。
バンコクの渋滞を考慮すると、もう出発しないと間に合わなくなる。

「しょうがない、タクシーで行こう・・」
ダーリンが言ったタクシーと言う言葉に、すぐふたりスタッフが反応して電話に手を伸ばした。
まるで、さっさと追い出したいかのように・・

「ちょっと待って!」
その手を制止して、最後にもう一度リムジンに電話してもらうようさっきの日本人に電話した。
そして、その結果をすぐこちらに電話してくれるよう頼んだ。
・・・そして、1分。
ベルキャプテンの電話が鳴る・・一言返事してすぐ受話器を置いたそのスタッフはわたしに何も言わなかった。
なぜ?それはわたしへの電話だったはずだ・・・。何でこいつ何も言わないのだ( - -)

8時40分、もうタイムリミットだ。
スタッフにタクシーを呼ぶように言った。

すぐに、黄色と緑のタクシーが玄関に現れた。
またしても、これかよ~~~~~


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やっと着物パスポート使いました

2006年10月18日 | 着物deお出かけ
京都の秋の着物イベント「京都着物パスポート」が始まっています。
着付け教室の元メンバーに声をかけて昨日お出かけしました。

集まったのは6人です。
さて、どこ行きましょうか?
「わたし清水行ったことないねん。京都生まれやのに・・」
と言う声で、行き先は清水寺に決定。

仁王門前で記念撮影


真ん中の3人は、首から音声ガイドをぶら下げています。
45分無料で貸してくれるので、おもしろそうだから借りてみました。




清水の舞台をバックに・・



真ん中のお嬢さんたちは、知らない人だけどいっしょに写真取り合いっこしました。
右の子は振袖に黒いレースの手袋です。
ふたりともとってもかわいいコーデなのです。

グループで着物着てると、内外の観光客からモデルを頼まれます。
写真撮るために並んだりすると、アチコチからカメラが向けられるの。

そして、この中で特に日本人観光客にモテモテだったのが、
一番左の彼女です。
じつは彼女は外人さん。クラスメートは外国人ってやつです。
自分で着付けしたって聞いて、みんなびっくりしてましたよ。

で彼女も日本文化に造詣が深くて、清水寺も何度も来ているそうで、
わたしたち以上によく知ってました。
京都だけでなく、いろいろな古都めぐりをしているそうです。

着物パスポート(左)を入り口で見せると、手ぬぐいがもらえました。


着物パスポートの特典って、びみょ~~~なんですよね





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わたしたちのお部屋

2006年10月18日 | 着物旅(海外)
ホテルに戻ってきました。
これから空港行くまでの数時間、この東屋がわたしたちの部屋になります。
だって、もうチェックアウトしちゃったし

さてと・・・「猫の気持ちがよく分かる」
本読んで、うちの猫ちゃんのことお勉強しながらまったり過ごしましょ


しばらく寝そべってゴロゴロしていると次第に風が出てきてあたりが暗くなってきました。
もうすぐスコールがやってくるようです。
スタッフは100個くらいあるベッドに手際よくカバーを掛けていきます。




今までスコールは建物の中にいるうちに小ぶりになっていたので、
激しい最中の降り方をまだ見てないのです。
わたしは、本場のスコールの中で本を読み続ける決心して、
タオルに包まって東屋にじっと寝転んでいました。

が、けして楽しいものではありません。
直接雨はかからないものの強風でしぶきが飛んでくるし、けっこう肌寒いのです。
いよいよ激しくなってから、ふたりでタオルをかぶってフィットネスルームへ逃げ込みました。

教訓スコールのあいだは建物の中にいよう!




ロッカールームの中には、2種類のサウナ・水風呂・ジャグジーがあります。
サウナはハーブの蒸気が立ちこめてすごくリラックスします。
しかも、ここほとんど人が入ってきません。
いつでも貸切状態なのです。


一時間後、プールに出てみると雨はやんで空が明るくなっていました。
またもや、わたしたちの東屋(?)で寝転んでいると、
スタッフが「虹が出てますよ」と知らせにきてくれました。



みんなベッドのカバーを取る手を止めて空を見上げています。
スコールって、毎日こんな幸せな気持ちになれるんだ・・

さて、時間になりました。
これから身支度を整えて、出発の準備をします。

パウダールームはわたしのもの


使ってないけど、こんなものも準備されてます。

ビン類はヘアケアのようです。化粧水とかはありません。
あ、緑色の液体は水歯磨きですよ。


さて、7時半。ロビーにリムジンのお迎えが来る時間です。
完ぺきな滞在だったわ・・・
心置きなくペニンシュラのホテルライフを堪能して上機嫌でエレベーターに乗ります。


この時はまだ、あんな悲劇が起きるとは思ってもみないわたしたちでした。
離陸まであと2時間半・・・





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発掘あるあるワット・ジャンヤーワー

2006年10月17日 | 着物旅(海外)
渡し船に乗ってサパーンタクシンに渡りました。

とりあえず近くの銀行行って両替・・・
タイから飛行機乗るときにひとり500バーツの税金がいるんですよ。
それ忘れてたので最後の最後に両替です

いつもきっちりしか両替しないので最後はすっからかんなのです。
だってさあギリギリでいつも生きていたいから・・(by KAT-TUN)


さて、ちょっぴりの軍資金を手に入れたら水上バスでGO
今日は、趣向を変えて川下方面に行きますよ。


セントラルピア(サパーンタクシン)から、オレンジ旗の急行に乗ってひとつめの
緑色のNO2ワット・ジャンヤーワー目指します。
ここは、観光客いっさい関係なしエリアなのでガイドブックにマップはありません。
でもね~、そんな場所こそ面白いものがあるのです

着いたぞ・・あり?ワット・ボラチャンヤーワー?

スペルが違うけどいいのかな?
ぞろぞろと降りる列の前のおじさんに「ジャンヤーワー?」と聞いたら
わたしの発音がぜんぜん通じないようす・・
アセアセしてると、その前にいたお嬢さんが振り返って「そうですよ」と頷いてくれました。
ほっとしたぁ・・
するとおじさんはやおら「ジャンヤーワー!」と言い直してましたもういいって・・・・


人の流れについて桟橋から右のほうへ歩いていき、集会所のようなお寺の中を通り抜けると、
通りの両方はタイ式マッサージのお店がいっぱい並んでいます。
そう、ここはジモティご用達のマッサージエリアなのです。


これは今来た川方面を振り返っています・・・・お寺の屋根が見えてます。


中華系のおばさんが客引きする店に入ってみました。
一時間70バーツで、エアコンの部屋だと100バーツです。
エアコン恐怖症なので、もちろんオープンエア。

で、こんな値段なので2時間コースお願いしたいくらいなんですが、
毎日スコールの始まる時間が1時間ずつ繰り上がっていて、
ゆっくりしてると動けなくなりそうなので止めました。
とても残念です。

写真を撮らせてと頼んだら、みんな集まってくれました。


花柄のブラウスの人がオーナーで、その右がダーリンの担当さん
左がわたしを担当してくれた人です。
今回はだんぜん私のほうがよかったです。
ここなら毎日通いたいくらいです。


界隈を散策して、通りの屋台でおやつをちょこちょこ買いました。
焼きバナナのかわいい売り子さん



ケースの中のを食べました。
これは何と言うのでしょう?ピロシキみたいなものでした。



麺はやっぱり食べとかないと・・


お約束のつみれ入りです。


お店のおじさんお勧めのアンまんと肉まん。


おやつと言うには食べ過ぎました
この界隈、言葉が全く通じないです。
でも、みんな優しくてすこぶる快適。


桟橋に戻って、ふと横を見るとまたまたマッサージ屋さん発見
川べりに立つこのお店は、大きな窓から川が見えて気持ち良さそうです。



どれどれ?お値段チェック・・・


え~~~~~一時間60バーツ
さっきのマッサージ通りの相場よりもまだ安い・・・

看板の前で悔しがっていると、コロコロした愛想のいい女性が出てきて
マッサージどう?と聞いた。カタコトだけど日本語です。
ひょえ~、やっぱりここでマッサージして欲しかったなぁ。
ああ、今日日本へ帰るわが身が恨めしい・・・


未練を引きずって船に乗り込むわたしの目の前で、
子供たちが桟橋の上から豪快にジャンプしてました。


ちゃ・・・チャオプラヤー川って泳いでも平気なんだ
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ホテルライフ満喫

2006年10月17日 | 着物旅(海外)
朝6時のタクシンブリッジです。

すでに市内方向へ行く車線はノロノロ運転になっています。
今日もバンコク名物の大渋滞が始まりました。

そんな慌しい朝のひと時、わたしたちは目覚めのサウナのためフィットネスへ向います。
その後、プールで一泳ぎ・・・セレブな朝の始まりざます



プールは川に向って100mくらいの長さがあるんですが、
段がついたり橋が架かったりして、連続して泳ぐことができません。
まずはガンガン泳ぎたいので一番奥の25mプールで過ごしました。

泳いでる人少ないです。わたしたちの他には二人ほど・・・
朝だからかな?と思ってたら、午後もほとんどいませんでした。
いつも貸切状態

スタッフはすごく気が利いて、ベッドに寝そべればタオルも持ってきてくれるし
ときどき冷たい飲み物や小さなアイスクリームをサービスしてくれます。
ネットのディスカウントで泊まってるのに、こんなにしてもらっていいのかな~

段のあるプール


真ん中付近は、幅が狭くて運河のようです


ここには橋が架かっているので、100m泳ぐには橋の下を潜ります。
橋の幅は2m弱・・ちょっと覚悟して潜ります。
スタッフ以外誰も見てないし、やりたい放題で遊びました。

サウナとプールでお腹がペコペコになったので、一旦部屋に帰り
ちょっとおめかししてガーデンフロアへ・・・
朝ごはんをいただきます。

リバーテラスの気持ちのいいテーブル


ここのブッフェはすごくよかったです。
さすがペニンシュラ、アウトサイドのキッチンには点心もあります。


点心だけ食べてる外人さん、ひとりテーブルにいくつもセイロを積み上げてました。
ホントに美味しいの。
他のホテルに泊まって朝ごはんだけ食べにきてもいいかも・・


さて、帰国の便は今晩の10時過ぎです。
正午にホテルをチェックアウトして、最後のバンコク散策に参ります。

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着物deディナークルーズ

2006年10月16日 | 着物旅(海外)
お待たせしました~
いよいよ、なごみのゴージャスナイトの開幕で~す
シャングリラホテルの白いクルーズ船ホライゾン号に乗って、
チャオプラヤー川の夜景を見ながら豪華なディナーをいただくざます。


さて、昼間の汗をすっきり落とし着物姿に変身しましたよ。
本日のコーデは、暑いタイでしかもスコールを計算してチョイスしました。
涼しい小千谷の麻の着物に、紫の矢羽のポリの半幅帯です。
これなら多少の雨も平気。

そして、髪にはウエルカムでもらった花輪をつけてみました
日タイ融合であります。
←すごくいい匂いのするお花です(プルメリア?)


クルーズ船は対岸のシャングリラホテルから出航します。
ペニンシュラからはホテル専用の渡し船に乗っていくのです。

ペニンシュラの舟のイメージカラーは深い緑色です。
桟橋に行けば、たったふたりでもすぐ船を出してくれます。

このときは、わたしたちの他ヨーロピアンの老夫婦だけでした。
彼らは私の方をニコニコしながら見ていて、私がそれに気づくと
キレイだわすばらしいよ、と誉めてくれたのでご機嫌です。


船は対岸のペニンシュラ専用の桟橋に着きます。
そこから出るといきなり猥雑な狭い通りがあり、シャングリラホテルまで歩きます。
わたしはてっきりシャングリラホテルの桟橋に着くと思っていたので、
街を少し歩くことになって、嫌~な感じでした。
夕方のスコールで道はべちゃべちゃだし、道ばたで男たちが座ってジッと見ているし・・

で、シャングリラに入るとまたまた夢のようなゴージャスな雰囲気・・
ギャップが酷すぎです


船は19時半に出港しました。
動き出すと川風がとても涼しくていい気持ちです。
待ってるあいだにボーイさんが、暑くないですか?
冷房の効いた部屋を準備しておりますが・・と聞いてくれたので
見に行ってみましたが、開放的なデッキのほうが断然いいです。
席替わらなくてよかったです。


ディナーはブッフェ・スタイルなので、わたしは専属のボーイさんが
サーブしてくれました(ダーリンです

まずはシーフードとお寿司

これが思いのほか美味しくて、全部ひとりで平らげてしまい他の料理はあまり食べてません。

ヨーロッパやタイの料理のコーナーもおいしそうでしたよ。




あとデザートがステキ過ぎて、これは苦しいのを我慢していっぱい食べました。
食後のコーヒーがもうギリギリでした・・


船はチャオプラヤー川をゆっくりとさかのぼっていきます。
川沿いにはライトアップされた王宮が見えてきました。
幾重にも重なった屋根が光って、夢みたいにきれいです。
あちこちからため息が聞こえてきます・・・

席に座って左舷方向を見ています。


わたしたちの左手は全部欧米人です。
そして右側は乗客の半分以上を占める日本人でした。
服装もこのラインでキッパリ分かれていました。
面白いことに、この一枚にその境界線が見えてるんですよ。



ワット・アルンとわたし


思えばワット・アルンをまだ見ていなかったことに気がつきました。
これが最初の出会いだったのね、ワットアルン。
美しすぎる出会いだわ・・・


ペニンシュラホテルが見えてきて、
2時間のクルーズももうすぐ終わりです。

ステキだったわ~



ホライゾン・ディナークルーズ、あなたのロマンチックなバンコクの夜を演出します
ドレスコードはないけど、おしゃれして出かければ気分はお姫様です。
着物ならボーイさんや外人さんがチヤホヤしてくれま~す

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