やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

わかめ育成中

2007年04月25日 | 手づくり
やっと旅行記が終わりましたわ
順調な旅だったから、特に書くこともなくて
・・やっぱ旅も人生も波乱万丈がおもしろいってね


ところで、近況です。
最近お風呂でワカメ育ててますよ。

「へ~、すごい!」
と思ったあなたは、素直過ぎます
間違っても着物展示会には行ってはいけませんよ。


実は、念願の川越唐桟を手に入れたのです
ええ、そうです。川越の木綿です。
さっそくお風呂で湯通ししているところです。
どれくらい縮むかな~・・・


短時間干してから、生乾きのままアイロンかけました。
そして実測

12m15cm11m55cm
60cm縮みました。約5%。

以前の“片貝木綿”も“浜松木綿”もだいたいそれぐらいの収縮率だったと思います。
と言うことは木綿は5%縮むって思って見積もりすればいいんですね。

そうそう、わたしの和裁第一作めの“阿波しじら”を最近洗濯してみました。
凸凹が特徴のアイロンかけられない木綿だったので、
湯通しせずに5%増しで採寸して長めに縫ったのです。
洗ってそのまま乾燥させて計ったら、ほんとに5%縮んでマイサイズになってました。

縫う前はいろいろ面倒な計算して、不安になりながら縫ったけどこれで安心です。
しかも、洗いっぱなしでアイロンも要らないの。
もうこの時点でお気に入りになりました


話もどって、川越唐桟。
噂には聞いてたけど、見た目が紬みたいです
つるっとした光沢があるの。
手にとって、ホントに木綿?って思いましたよ。

着物ギャラリー晏で買いました。
最新の「晏’sコーディネート」にアップされたのを即買い
早くしないと売り切れる~って心配して注文フォームから送信したあと、
電話までしちゃったけど、同じアイテムで在庫をいくつか持たれてるようです。

でね、水通ししたあと気がついたんですが、残念なことに織ムラがいくつかあります。
こんな風に・・・(赤い糸印つけたとこ)



これってどうなんでしょ
まあ水通しもしちゃったことだし、交換してる手間ひま考えたら
裁断の仕方で何とかしたほうが早いのでこのまま使うことにしましたが・・


商品チェックってやっぱ必要よね。
たいした影響は無さそうなのは幸いだったけど、
ま、これからは気をつけます。













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飲茶で〆る

2007年04月24日 | 着物旅(海外)
ランチは四川か広東か・・
と迷ってるヒマは無い。

香港に来たらお昼はやっぱ飲茶でしょ~ん
ってことで、MTR(地下鉄)に乗って銅鑼灣(コーズウェイベイ)にやってきました。

百新街の珠城大廈4Fにある「東湖海鮮酒家」


11時過ぎだけど、ほぼ満席です。
かろうじて空いていた二人がけのテーブルに案内されて、当てずっぽうに注文しました。
給仕さんがやってきて何語だか言うんだけど分からないので「ジャスミンティープリーズ」と言ったら、
彼は笑って頷いたので、きっと当たってたんでしょう


料理が出てくるまで、対面販売みたいなとこでテキトーに指差し注文して
いくつかの皿をもらってきました。



注文すると、食べやすいようにハサミで切ってくれました。


ごま団子だと思ったら中が空洞でした。
これって、マカオで買い食いしたアンコ無しのゴマ団子と同じです。
こういう食べ物もあるんだわ。
「あながち、あのおばちゃん間違ってなかったね」と二人で納得しました。

しかし、一皿の料が多い・・・
たぶん、いくつか選べるはずだったんだと思う。


お料理がやってきました。
ここはワゴンじゃなくておばちゃんが持ってきます。




まずは定番のエビ餃子と肉まん。



メニューで見つけると注文せずにいられない小龍包。
しかし、なんだこれ?的シロモノでございました



で、これが一番おいしゅうございました。
「鮑汁鮮竹巻」って言うの、なんて読むのか分からないけど、なんだかすごそうでしゅ



お値段はこの時間均一料金になっていまして、とってもチープでした。
香港にはこういう時間的均一システムが普通なので飲茶が気軽に楽しめるのがいいわ


12時半、お腹いっぱいになってお店を出ました。
お店の入り口にはたくさんの人が順番を待っていました。
けっこう人気があるんですねえ、ここは



再びMTRで中環へ、エアポートエクスプレスの香港駅へつくと
ホームには13時発の電車がちょうど待っていて、間もなく出発。
めちゃめちゃ順調な時間運びに満足です。


空港についたら出発ゲートを確認してさっさと出国審査に向いました。
インタウンチェックインの場合は早すぎてゲートが確定してないので
空港に着いたらまずボードで確認する必要があります。



そして、セキュリティーチェック。
それがびっくりするほどスムーズで、ホントにいいの?ってくらい簡単でした。
こんなことならもう少しゆっくりすればよかったな~


中国とポルトガルとラスベガスが混在したコスモポリタン・マカオと
香港飲茶ランチのおまけ付きで、充実した春休みの旅行でした。




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出国大作戦

2007年04月23日 | 着物旅(海外)
最終日はひたすら日本へ帰るための一日となりました。

帰国便は香港発15:25なので、今までなら午前中をゆっくり過ごせたのに、
空港でのセキュリティーチェックがこう厳しくなると、もうそんな悠長なことも言ってられないのです。
しかも、ここはマカオ。
香港までとっとと移動しなければいけません。

往きの船では、セキュリティーチェックに2時間かかったことを考えて、
できるだけ早く船に乗り香港に渡ることにしました。
朝ごはんを済ませるとさっさとホテルをチェックアウトし、フェリーターミナルへ行きました。

8時発のホテルバスに乗り、あっと言う間にフェリーターミナル。
8時15分発の上環(ションワン)行きの船が改札を始めていましたが、
わたしたちにはトランクがあるので、仕方なく次の便にしましたが・・

なんと9時15分
次のが一時間も無いなんて思いませんでしたわ。
もっと頻繁に船が出ているかと思ってたのに・・
どうりで現地の人がものすごい勢いで走っていったわけです。


チケットを買って改札に行くと、荷物預けに行くように言われ、
右手の通路をずんずん奥に進んだところでトランクを預けました。
荷物預かり料として一個につき20Hドル必要です。
この船の乗客は香港人が多いので荷物を預ける人は少なく、行ったらすぐ受け取ってくれました。


さっそくイミグレーションに行く。
けっこうスムーズに進んで、次は問題の手荷検査に向います。
さて、どのくらい待たされるでしょう・・・

と思ったら往きの船でとぐろを巻いていた行列は見当たらずに
それぞれのブースに4~5名並んでいるだけなのです。
覚悟したわりにあっけなく通過し、出航までまだ小一時間あるというのにもうゲート入りしてしまいました。


早すぎてガラ~ンとした待合室。

ひとり座っている彼とはマンダリンホテルからいっしょのバスでした。
ここでもまた3人きりになってしまいました。


待合室から乗船する船が見えます。
どういう構造なのか、船の下は空洞になってるのです




少し遅れて出航しました。
1時間後、船は香港の上環に到着しましたが、ご覧のように霧でほとんど見えません



下船すると、今度は香港に入国します。
またまた待たされるかと思ったら、それほどでもなかったです。
乗客の多くは香港人で、しかもIDカードのようなものを持っていて、
自動改札のような入国管理をさっさと通り抜けていくのです。

イミグレを出たところでトランクを持った人が待っていて引き取りました。
マカオ→香港移動作戦終了
あっけな~い
往路の空港=マカオのターボジェットって何だったのだろ?



そのままタクシー乗り場へ直行し、エアポートエクスプレス(機場快線)の香港駅に向いました。
フェリーターミナルから5分ほどで到着。



エアポートエクスプレスは市内と香港国際空港を25分で結んでいる特急列車です。
乗車するにはまだ早いのですが、この駅では飛行機のチェックインができるのです。
空港では長蛇の列に並ばないといけないのですが、ここならあっと言うまに終わります。
機内預けの荷物ももちろん受け取ってくれて飛行機まで運んでくれます。

待ち時間ゼロでした



このサービスはエアポートエクスプレスに乗る人を対象にしているので、
まずチケットを買って入場することが条件になります。
入るときは自動改札、出るときは専用出口から出ます。
もちろん同じチケットで、もう一度入場することができます。

ちなみに、チケットは一人で買うより人数分まとめて買うほうが安いです。
これは二人用。


さて、ここまで済ませば一安心。
空港に2時間前に着くには13時ごろのエキスプレスに乗ればいいので、
ほぼ2時間の空き時間ができました。
では、香港で最後の食事に行きましょうか






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マカオ最後の夜

2007年04月17日 | 着物旅(海外)
新口(埋立地エリア)を歩いていると、海沿いに目立つ観音像があります。

このあたりは開発が進んでいて、観音像から西へ海側にはおしゃれなカフェやバーが並んでいます。
その名も蘭桂坊(ランカイフォン)。
香港でも同じ名前のナイトスポットがありますが、ここもマカオの最新スポットなのだそうです。

昼間、そこで見つけた「ベイルート」と言う店。
舗道にテラス席を設けたおしゃれな店構えで、隅のテーブルでは
店の人らしい男性が水タバコを吸っていました。

うわぁ~中東だぁ。

「ベイルート料理ってどんなんやろ?」
「ベイルートは店の名前。それも言うならレバノン料理やろ」
と突っ込まれながらも、ぜひ行ってみたい気満々。


そこで今夜はベイルート料理・・いやレバノン料理を食べることにして
夕暮れまでホテルのプールでゆっくり過ごしました。

興味をそそられる「ベイルート」




マンダリン・ホテルの2階には「ベイク・ショップ」という有名なベーカリーがあります。
夕方になると半額になると言うので、プールの帰りにサンダルでプラプラ立ち寄ってみました。
しかし、すでにショーケースはガラガラ・・

かろうじてサンドウィッチ2個ゲット(45Hドル)
2個以上買うと総額の50%オフになるそうですよ。


部屋に帰るとコーヒーを入れてさっそく試食するわたし・・

「今、食べるんかい」とびっくりするダーリン。
明日の朝ごはんにしようって言ってたのに、いきなり食いつくわたしに
あきれ果てています。
「だ~って明日まで置いといたら不味くなるしぃ。お味見お味見

しかし、お味見の度が過ぎてどんどん無くなっていきました。
するとダーリンも負けじと食べ始めたので、気がついたら朝ごはんは無くなってしまいました。




お部屋には毎日フルーツが届けられます。
マンゴー・パパイヤ・りんごに梨にバナナ・・


これもいっちゃいました
あ~お腹いっぱいおいしかったぁ。



・・ベイルートは?
・・・あ


えと、しばらく夜景をお楽しみください

部屋からタイパ島方面を見ています。



フィッシャーマンズワーフ方面


ロビーもムードいっぱい



お土産を買いにセナドまで出かけました。
夜になって雨が降り出し、珍しく人の少ない広場です。


ダーリンが、最後に緑色の餃子を食べたいと言うので、
ガイドブックに載っていたお店を探して路地をウロウロします。

雨に濡れて光るカセドラル前広場のタイル


お店はもうありませんでした。
マカオって開発著しく、どんどん様変わりしているようです。


バスに乗って新口あたりで適当に降り、スーパーに立ち寄ったりしながら
ホテルへ向って歩いていくと「南翔小龍包」のネオンサインが目に飛び込んできました。
先ほどは緑色の餃子を食べられなかったので、じゃあ小龍包でも食べますか・・



ほんとに小龍包だけ注文しました


皮がちょっと厚めでヒダは少ないです。
それ以外は可もなく不可もなく・・・
お値段28Hドル(お茶含む)

マカオ最後の夜はチープに更けていく・・・

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親切な人に出会って観音堂へ

2007年04月17日 | 着物旅(海外)
午後からはダーリンの希望で「観音堂」に行ってみることにしました。
ポルトガルから一転、今度は線香がぶら下がった中国のお寺です。

観音堂は“オランダ通り”の北の突き当たりにあります。
しかし、セナドから直接行けるバス路線が無いようなので
いったん国境関門のバスターミナルに行って、
そこからオランダ通りへ行くバスに乗り換える作戦に出ました。

国境関門行きのバスの案内は「關閘」と表示されて、ひっきりなしにやってきます。
昨日から何度もやり過ごしてきましたが、ついにこのバスに乗るときがやってきました

わーい“かくかく”行きのバスに乗るぞ~
わたしは、なんて読むかわからないので“かくかく”って言ってましたが、
しかし、よく考えてみれば国境関門行きなので“かんもん”だったかも・・
そんなおバカを乗せて、バスは北の国境めざします。


バスの車窓から・・「狗場(ドッグレース場)」


「ねえねえ“いぬば”が見えるよ~」
                             ・・・いぬば

・・・




10分ほどでマカオの北の果て、国境関門のターミナルに着きました。
国境を越える人の群がすごい勢いで流れていきます。


入りと出の流れの間に立つ国境の記念碑



ターミナルは大きいわりに案内所など無く、バスマップをもらうどころか
観音堂行きのバスは何番かさえ聞くことができません。


あいかわらずわたしたちの情報源はHPからプリントした古いバスマップのみ。
そのマップから、これだろうと10番のバスに乗りました。
しかしさすが古いマップ、観音堂の前を通るはずがルートが変わって
バスは違う通りを走っていきました。

その古いマップと道路を見比べながら、ダーリンが「よし、ここで降りよう」と見切り下車しました。
方向的にはこっちだから・・と歩き始める。
こんな時は人に聞くのが一番なので、わたしは前から来た若い女性に
「観音堂」と書いたメモを見せて道を聞きました。

するとその女性は手で逆方向を指して、わたしたちに着いてくるように
手招きして前を歩き出しました。
慌ててついていく。

彼女は、けっこう高いヒールを履いてるのですが歩くのが早くて
わたしは彼女の横に並んでついていきました。
言葉が通じないので、曲がり角にくるとわたしの方を見て手で行く方向を指してくれます。

もしかしたら、観音堂まで案内してくれるのかしら・・
そう気づいたときはもうだいぶ歩いていました。
何かしゃべりたくても言葉ができないもどかしさ。
やがてお寺の入り口が見えて、彼女がここよと言う風に指差したとき
わたしは「ぜひ写真を撮らせて」とカメラを指差しました。

ダメダメと言いながら笑って今来た道を帰っていきました。
去っていく後姿に「ありがとう!」と声をかけるともう一度笑って手を振ってくれました。

ここまで10分ほど歩いてきたでしょうか。
自分の用事もあったでしょうに、観光客に付き合ってずいぶん遠回りをしてくださって・・
何て親切な人なんでしょう




このお寺は観光客は少なく、ひっそりしていました。
地元のおばあちゃんが一心にお参りしています。


このお寺の見ものはマルコポーロの像らしいです。
お堂の奥にもお堂、どんどん奥へ行くとお寺の裏側は広大な庭園になっています。
そこにある“恋人の木”
昔、結婚を許されずに心中した二人が埋められた場所から2本の木が育ったそうです。



そんな伝説も知らず、事前情報も持たないわたしたちは、
突然聞こえてきたドラの音に誘われて表に回ってみました。


お経を唱える僧侶たち



短い石段の脇に対になった狛犬たち。
彼らのくわえている玉をクルクル3回回すと願いが叶うそうです。
それを知ったのも、後になってからでした









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佛笑楼でカニ料理

2007年04月14日 | 着物旅(海外)
新馬路から一本西に入った路地裏にお目当てのレストランがあるので
セナド広場から歩いていきました。

するとこんな紅白の通りが出現
福隆新街・・昔は遊郭街だったそうです。




そんなノスタルジックな通りの端っこに、マカオ料理のレストラン
佛笑楼(ファッシウラウ)はありました。
創業はなんと1903年・・・100年超えてます



ドアを開ければこの空間。
一気に100年、タイムスリップしたみたいです。
ひと目で気に入りました、このレストラン




「名物は鳩のローストです」とボーイさんは言うけど、鳩はちょっとぉ
・・ペラペラメニューをめくっているとカーリーハイを見つけました。
カーリーハイはカレー味の蟹のことです。お値段時価
何だか恐いけど「これいくらですか?」と試しに聞いてみた。


マカオ料理の定番と言われるカーリーハイ210Hドル(3300円強)なり


ナイフとフォークがついてきたけど、これをどうやって食べろっての?
もちろん手を使いましたとも・・何か?
ボーイさんにフィンガーボールを頼んだら、ちゃんとレモン入りのが来ました。

この蟹、めちゃくちゃ美味しかったです
香辛料がとてもいい感じに効いてて、蟹の味も殺してなくて。
昨日のダンボよりはるかにレベル高いです。
しかし・・食べにくい
指の先が黄色く染まってしまいました。

他のテーブルの地元の人らしきお客さんたちは何食べてるか気になります。
この店なら他の料理も美味しいんでしょうね、きっと。


ダーリンがお勘定してる間、わたしは店の人に言って上の階を見せてもらいました。
一階からは想像できない、こんなモダンな階段が現れてびっくり。




2階も3階も一階よりずっと広いです。
見た目はこんな感じ。
まあ悪くないんですが、ここに通されてたらちょっとがっかりだったかも・・


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アジアの中のポルトガル

2007年04月13日 | 着物旅(海外)
ペンニャの丘からセナドまでは世界遺産が数珠つなぎです。
なるほど、マカオはポルトガル領だったのだな~って街並みが続きます。

聖ローレンス教会は改修工事の足場に囲まれてました。
足場はもちろん竹細工、ここはやっぱり中国なのです





聖ヨセフ修道院はクリーム色。



ラブリーな祭壇には、マリア様。
ここもやはりマリア信仰なのですね。



迷いながら修道院の裏手にぐるりと回れば、ペパーミントグリーンのドン・ペドロ5世劇場。




そのとなりに黄色い聖オーガスティン教会がありましたので、
またまた中へ・・・すると不思議なものが目に飛び込んできました。



わぁ・・・なんだあれ?



十字架を背負ったキリスト像です。
痛々しさを通り越し、恐いです。今にも歩き出しそう・・

このキリスト像、かつて大堂(カセドラル)に移されたとき、
一人でここに帰ってきたそうですよ
それを記念した「パッソス聖体行列」というお祭りが春に行われるそうです。



聖オーガスティン教会の前には、オーガスティン広場があります。
色といい可愛さといい、わたし好みです



が、この広場の上を普通にクルマがビュンビュン通ります

もっと大事にされてると思ってたので、アチコチ探し回りました。
まさかこんなところでクルマに轢かれていようとは・・
世界遺産なのに、ひ・・ひどいわ


街並みに溶け込んで「バンコ・デルタ・アジア」がありました。
世界遺産じゃないけど、今話題なんでいちおう記念撮影

マネーが凍結しているらしい・・


そして、最後はやっぱりここに到達してしまいました。
すべての道はセナドに通じる・・

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ペンニャの丘

2007年04月13日 | 着物旅(海外)
ペンニャの丘のふもとをグルリと回ってみることにしました。
ここは岬なので片側は海の景色、山側は立派なお屋敷街です。

マコウミュウから歩き出して数百メートルで「ポウサダ・デ・サンティアゴ」があります。
ポウサダ(もしくはポサーダ)って言うのは、本国では歴史的建造物を利用した国営ホテルのことです。
(ちなみにスペインではパラドールって言います。ともに5星クラスなの)
ここが国営なのかは分かりませんが、歴史的な建物であることは間違いないと思います。

だって、アプローチが洞窟なんですから
石段横には水が流れてるんですよ。



洞窟を抜ければカフェとレストラン。
3階にレセプションがあり、その上に部屋が階段状に配置されてるようです。

こじんまりしたカフェ、残念ながら展望は開けていませんでした。



海岸に沿って歩けば、マカオタワーが対岸に見えます。
行こう!行こう!とダーリンは心躍らせて・・



しかし、わたしの目は海側ではなくこっちに釘付け・・
丘の上のあの美しい教会に行ってみたい。

あれがきっと「ペンニャ教会」



ま、力関係で丘のほうへ登っていきました
この辺りは超高級なお屋敷ばかりでございます。




けっこうな坂を登りとうとう教会につきました。
高台なので景色がいいです。

教会の丸窓はステンドグラスなの
期待しつつ中へ入ります。
しかし、期待に反して内陣はものすごくシンプルでした。
仏教国だもの、信者とか少ないんでしょうね・・







教会の前に立つマリア像と、背後に見えるマカオタワー。
マリア様の視線の先には、開発が急ピッチで進むマカオのカジノ街。





教会の坂を今度はセナド広場方面に下りていきます。
車道も石畳になっていて、ステキです。
あちこち迷子になりつつペンニャの丘を後にして・・


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雨のお花見

2007年04月09日 | 着物フォト
前日のテレビで見て「明日は三井寺に行こう!」と思いついたはいいけど、あいにくの曇り空
あちこち寄り道して三井寺に着く頃にはポツポツと雨が降ってきました

そんなこともあろうかと、木綿の着物着てきました。
帯を角出しに結んでお気軽な雰囲気です。


三井寺で有名なのはこの鐘です。
「三井の晩鐘」と言って琵琶湖八景のひとつになっています。
(櫓に入っているので鐘は外からはよく見えないのです)



「一突き300円」と書いてあったので、さっそくダーリンが「突こう突こう!」と大乗り気
この男、鐘を見たら突きたがる。鯉を見たらエサをやりたがる・・


せーの!・・けっこう重たいっすよ。



三井の晩鐘のほかにも、弁慶が引きづった鐘があって本当に傷だらけなんですよ。
お堂の仏像は平安時代からのものもたくさんあります。
歴史が古すぎて恐いです。

「ふふ~ん」とパンフレットを読んでいます。



このお寺、山の傾斜に沿ってとても広い敷地になっています。
境内には桜の大木が道案内するように連なっています。

とうとう一番上まで来ました。
桜越しに見る景色がステキ琵琶湖もよく見えます。



今日はこれから「夜桜コンサート」があるので、若い人たちやFM局の人たちが
御堂のあたりにいっぱい集まっていました。
後一時間・・・・寒すぎるのでわたしたちは退散します。
夕暮れてどんどん登ってくる若者たちに逆行して、おじさんおばさんは石段を降りていきました。

コンサートはきっと盛況でしょう。



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マカオの人たち

2007年04月06日 | 着物旅(海外)
人の視線がイタイっすマカオ

ええ、着物じゃなくてもですよ。
普通に道歩いてても、前から来た人まっこうから見てますから

ある時、歩道の向こうから歩いてくるおばちゃんがわたしを見てると感じたので、
負けじと見返したらそのままロックオンされちゃった
はい、撃墜はされませんでしたけどね。

と言うか、けして恐い顔で見てるわけじゃないんですよ。
普通に好奇心から見てるんだと思います。ただ、それを隠そうとしない。

「めっちゃ見られてるわ~」
ダーリンも同じこと感じてるみたいで、ボソッと言いました。
帽子をみんな見てるそうです。

コロアン島の帰りにはこう言いました。
「この箱、みんな見ていくわ」
それは、ダーリンがぶら下げてるポリ袋に入れたエッグタルトの箱でした。
人物・持ち物・カブリモノ?・・とにかく好奇心いっぱいのマカオ人なのです。


さて、今日はペンニャの丘に参ります。
最寄の「金のハス裏バス停」から、昨日と同じ10番の「媽閣」行きに乗ります。
今日はバスターミナルまで行ってしまわぬように、媽閣が見えたら速攻降りようとふたり構えていました。

でも・・媽閣ってどんなん?
バス停のたびにキョロキョロ

すると「ここよ」とお客さんが教えてくれたんです。聞いたわけじゃないのに・・
わたしたちを日本人観光客と見破ってのことか。しかも、媽閣行くと知ってのことか・・
恐れ入りました~、そしてありがとうございました

媽閣廟(マコウミュウ)



海の守護神「阿媽(アーマー)」が祀られているマカオ最古の寺院で、有数の観光スポットです。
この日も朝から観光客でいっぱいでした。

この阿媽と言う海の女神さん、中国のどこにでもいますね。
香港では天后って言う名前でいろんなとこで見かけます。
台湾でも媽祖とか言う名前で奉られてるのがたぶんこの方だと思います。
ま、ルーツはいっしょなんでしょうね。

山肌に沿って登っていく神社なのです。
大きな岩もご神体なのかしら・・字が書いています。




一番上の大岩の足元に女神さんがいました・・小さっ


もちろん、立派なお社もあります。



上から見下ろすとまるで竜宮城に見えました。
媽閣廟とその前のバラ広場、ここもまた世界遺産です。



この近くにジャンクの観光クルーズができるところがあると、
マカオ観光ホームページに書いてあったので、探してみました。

ジャンクって言うのは古きよき中国の帆掛け舟です。
ひと昔前、香港のビクトリアハーバーには群れていたそうですが、時代とともに消滅しました。
帆が原色でかわいいんです。写真でしか見たことないけど。



港のほうへ行って、通りを歩いていた若いカップルに声をかけました。
「英語話せますか?」
そして、すぐにこんな質問をした自分を呪った。
二人ともネイティヴかい?レベルのペラペラで、
聞いたわたしの方があたふたしてしまったのである・・情け無あ~~~

しかし、彼らはジャンクを知らなかった。
いえ、けしてわたしの発音が悪いわけじゃなくてぇ・・(たぶん
昔のボートでこのあたりに観光船が出てるはずなんだけど、と説明すると、
男の子のほうが何かひらめいたみたいで、ああアレじゃないかな?と彼女に言った。
すると女の子が「ああそれなら、あなたたちはバスに乗るべきだわ」と
わたしたちをバス停に案内しようと歩き始めた。

きっと、彼らの言う“アレ”じゃないと思う。急いでお礼を言って彼らと別れました。
バスに乗るほど遠いところじゃないはずだ。

しばらくウロウロしてみたけど、ジモピーが知らないものを見つけられるはずもなく、
また媽閣廟に戻ってきました。

バラ広場に面して海事博物館があります。
その建物付近でダーリンがジャンクの展示を見つけてきました(先ほどの写真)
博物館の外は小さな港になっている。

もしかしたら、この小さな船着場がジャンククルーズ発着所じゃないだろうか?
もう一度HPからプリントした地図を見直すと、大雑把すぎるその地図が
媽閣廟のまん前を示しているように見えてきました。
な~んだ、ここだったのね

わたしたちは、そこにいたセキュリティーらしき男女に声をかけました。
「ジャンクボートに乗りたいんだけど・・」
年配の女性は全く言葉が通じてないようだったけど、若い男性のほうが応えてくれました。

「ジャンクボート?もう、やってないよ」
「いつから(やってないの)?」とダーリンが聞くと
「いつからって・・」と笑い出した。
え~、そんなに昔なの?
ものすごく古い情報だったのかしら・・マカオ政府観光局のホームページなのにぃ

自分自身を“情報収集の女神”と臆面なく名乗るこのわたしだけど、
ことマカオに関してはことごとく失敗、お手上げ状態なのでした










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着物でディナー&カジノ

2007年04月05日 | 着物旅(海外)
ジャ~ン着物に着替えました

今回のマカオのためのコーデであります。
yahoo天気予報は連日雨、最高気温28度のために考えた結果は・・

濡れてもいいサマーウールにポリエステルの半幅帯
足袋は濡れてもすぐ乾く足袋カバー代用と言う、全身インチキ素材でまとめました。
ただし肌に触れる襦袢だけは気持ち悪いので天然もの、綿麻さらしby居内商店です。

でもでも、yahoo嘘つきだった
ぜんぜん雨降らないし・・
気温もすごく低くて、夏物だったら風邪引きそう・・

(気温はyahooより現地のものを参考にしてくださいませこれ


さて、オメカシしたらさっそくホテル内をパレードしつつ
レストランに向います

別棟にあるタイレストラン「NAAM」
窓辺の席からは、ライトアップしたプールが見えます。



わたしが通ると、ほぼ満席のテーブルからは驚きの視線が・・・
振り向いて上から下までジロジロ見る中国人と横目でチラリとチラリと観察する欧米人。
マカオで着物はかなり目立っているようで


タイらしい調味料入れとお箸



左は大好きなソムタム(青パパイヤサラダ)、その横は揚げ春巻き
はもちろんタイのシンハ、手前がナントカスープです。




このスープ、ココナツミルクが入っていてすごく美味しいの。
「トムヤンクンは食べ飽きた」って言ったら、ボーイさんが勧めてくれました。



ここホテルの高級なレストランの割りに量がけっこう多いのね
このあたりでわたしはけっこう満腹になってるんですが・・
お料理はまだまだやってきます。

右はボリューム満点のパッタイ(やきそば)、左はライチ入りレッドカレー。
カレーには陶器のおひつが付いてきてごはんがぎっしり詰まってました。
もう二人分の域を超えてます。



めちゃめちゃ美味しいんですが、わたしは一口でギブアップ
ダーリンが冷や汗かきながら無言で食べ続けます。


とうとうやってきたメインのお肉。



知~ぃらないっと
「ダーリン頼んだんだからダーリンが食べてね」
「なごみが頼んだパッタイとカレー、全部俺が食べたんだぞ」
「だってあんなに大盛りって知らんかったし・・・」

食べきれない料理を前に、押し付け合いする夫婦なのでした。

同じ時間に入った外人カップルは、春巻きを前に赤ワインのボトルをゆっくり楽しんでいる。
お互い見詰め合ってずっと話してる中年カップルと比べると、わたしたちってなんと大人気ない食べ方かしら・・・
嫌んなっちゃう

お会計850Hドル。どっひゃ~~~
調子に乗って頼みすぎたわ
せめて食べられる分だけにしとけばよかった・・

このレストランはとてもよかったです。
お料理も本場の味だし雰囲気も洗練されてます。
そして、何よりスタッフがフレンドリーでよいサービスでした。


食事のあとは、おとなりのサンズに行ってみました。
セキュリティチェックのお兄さん、あからさまに上から下まで眺めます
テーブルの間の通路を歩いていくと、ディーラーもお客さんたちも、
わたしの動きに合わせて首を動かすほど注目してます。
し・・視線が多すぎる

こんなに注目されたら、ゲームするどころじゃない・・
ましてアッと言う間に負けるのに恥ずかしいやんか

それに、きっと監視カメラでも追っかけられてるはず。
こういうカジノにはカメラがいっぱいあって、くまなくチェックされてるのだ。
「オーシャンズイレブン」で見たもんね(注:ラスベガスが舞台の映画)

日本から唐獅子ボタンのお竜とかが来てると思われたらマズイわ
(それは無い無い

まとわり付くような大量の視線から逃れるように、端っこのスロットマシンの椅子に座ってみた。
これならディーラー相手じゃないし、監視カメラの死角になるわ(・・?)
・・と思ったらスタッフの女性が飛んできた。

間違えて「服務」ってボタン押したのね。
これサービスって意味で、係員呼ぶとき押すものらしいの。・・あはあは・・あははは・・

ワケも分からずスロットマシンでちまちま遊んで、
たまに当たったのか機械がピカピカして、でもそのうち動かなくなって終わりました。
つまんない

カジノ楽しみにしてたダーリンも気乗りしないらしくて、
もう帰るというわたしに大人しく付き合って退散しました。

ステージでは裸に近いオネイチャンたちが踊ってました。
みんなステージに釘付けで、そこを通るときだけ唯一わたしは無視されました


これにてマカオのカジノ体験終了。
感想:期待したほどカッコよくないです。
全体に洗練されてないです。お客は、競艇場にいるおっさん・おばさんみたいな人ばっかです。
何かいろんな欲望が渦巻いてました。
おしゃれして行くとこでもなし、わたしには魅力的な場所ではなかったですね。
もう行かないでしょ。チ~ン


人の視線が多すぎて、マカオで着物着るのは勇気がいります
コメント (3)
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ホテルライフ

2007年04月05日 | 着物旅(海外)
今回マンダリンオリエンタルマカオに泊まろうと思った大きな理由のひとつはスパ&プールの存在です。
利便性がよくてしかもリゾート。
街歩きのあとは、プールでまったりしたい私たちにうってつけでした。

ところが・・3月のマカオって寒いのね
最高気温23度、夜には17・8度まで下がって、これで泳ぐなんてある意味修行やん
と思ったら・・・泳いでる人がいる。
そっと手を入れると、人肌に加熱してありました。


こちらは、プール横のジャグジー。
ここに入ってしまうと、もうプールには戻れません。


このプールエリアはいつも貸しきり状態でした。
たまに団体さんがきて写真撮ったりして・・・迷惑なんだよ

屋内にはジムやサウナ、ジャグジーとパウダールームがあります。
行ってませんが、他にテニスコートやスパがあるようです。
夕方になると、ロッカールームはメンバーズの方で賑わっていました。

ここが入り口です




この建物の中にタイ料理店「NAAM」があるので、
今夜はおしゃれして出かけてみました。
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コロアン島

2007年04月05日 | 着物旅(海外)
コロアン島も島だから橋で渡るのだろうと思っていたら、なんと地続きでした

海が割れるのよ~・・(by天童よしみ)

韓国のチンド?モーゼの十戒?
いえいえ、ここは広大な埋立地で二つの島の間の海はほとんど陸化しています。
4車線のアスファルト道路が通って、その道路沿いはどこまでも続く建設現場。
ラスベガスのカジノ「ベネチアン」ができるらしく、ライオン像が何体も並んでました。

コロアン島には25番のバスに乗りました。
古いバスマップと不案内な地名で、このバスに乗るまでにけっこう苦労したんですよ

どのバスに乗るのか見当もつかず、けっきょく来たバスを適当に止めて
「聖方済各聖堂(聖フランシスコ・ザビエル教会)」と言うメモを見せて、
OKが出たバスに乗っていきました。

ファンタのビンがあるバス停が目印。
これは帰りのバス停なので、これが見えたら降りればOKよ。



運転手さんは、「ここで降りてこう言う風に歩いていくんだよ」
みたいに手でL字を描いて教えてくれた。しかも笑顔付き
とーちぇ!と言ってバスを降りました。

ロータリーの向こうにパステルカラーのポルトガル建築があるので
フラフラと誘われて歩いていった。
そして、その道路の反対側に目指す“スィーツの店”見っけ


本当の目的地「安徳魯餅店」
読み方わかりません
ロードストーズベーカリーのほうがまだ言い易いかも・・



アジアにおけるエッグタルトの発祥の店・・らしいです。

今すぐ食べるけど、6個買うと箱に入れてくれると言うので・・


一個6Hドルです。
エッグタルトに興味のないダーリンは、ショーケースからスフレを取ってました。

道をはさんだ木陰のテーブルでさっそく試食。
3人も入れば身動きできない小さな店に、ひっきりなしに客がやってきます。
現地の人らしいでっかいポルトガル人が、パンと飲み物を買って
かじりながら出て行ったと思ったら、高級車で乗りつけたカップルがやってくる。

やがて、観光バスが止まりドヤドヤと団体さんが押しよせたところで退散。
海辺の小さなベーカリーは世界に名をとどろかせているようでした。

店から2~30メートルも歩けばすぐ海です。
向こう岸は中国大陸。




海岸に沿って石畳のプロムナードが続いています。
のんびりした、いいムードです。




左手に少し歩けば「聖フランシスコ・ザビエル教会」
ポルトガルと中国がマッチしたまさしくマカオ的不思議な建物です。
教科書でおなじみ、種子島に鉄砲を伝えたザビエルさんの教会ですよ。




この界隈の路地が迷路ちっくでおもしろそうなので迷子になってみる。
ヨーロッパなんだか、中国なんだか・・・摩訶不思議なマカオ



昼下がりのテラス、食べて飲んでしゃべって・・・


ヨーロッパ文化だよね~・・いやいや、アジアだって同じことしてるわ。
もしかしたら日本人だけかも?食べたら即効動き回ってるのって


バス停まで戻ってきたら、向かいのマンションの一階にロードストーズベーカリー発見
本店からは目と鼻の先、こちらにはテーブル席があるようです。
あ~ん、早く言ってよこれからの季節、飲食はこちらをお勧めしますわ。



やって来たバスに乗る。
バスの横腹の行き先案内にはリスボア(葡京)の文字、半島部に帰るのは簡単です。
コメント (2)
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官也街でお昼ごはん

2007年04月04日 | 着物旅(海外)
マカオは中国大陸から続きの半島、その名もマカオ半島と二つの島からなっているの。
となりのタイパ島へは3本の橋で繋がっています。

タイパ島行きのバスがやってきたので、大きく手を振ってバスを止めると
バスの運転手にここ行きますか?と「官也街」と書いたメモを見せた。

「乗んな~」というように、あごで席を指す運転手。
中華圏て言葉通じないけど漢字が使えるからホント便利です



またまたリスボアの前を通ってバスは橋を渡っていきます。
ガイドブックには二つの橋しか書いてなかったけど、今渡ってる橋の両側にも橋が見える。
ガイドブックも追いつけないくらい、マカオは日々進化しているようです。


タイパ島に入るとしばらくはハイアット・リージェンシーの広大なリゾートゾーンが続き、
その後、旧市街の狭い住宅地の道をウネウネ走ります。
いくつめかの停留所で、運転手が「ここだ」と言うようにわたしたちを見て声をあげました。
急いで下車するわたしたち。
無表情な運転手だったけど、案外親切な人でした


官也街・・有名なグルメストリートです


官也街は中国風のストリートですが、路地に入ればポルトガル風。
なんだか不思議な空間です。


長さは100mくらい?
ゆっくり歩いても10分くらいの短い通りに、マカオ屈指のレストランがあるんです。

バス通りに面した「パンダ」とか・・


官也街中ほどの「ガロ」とか・・


そして、今回お目当ての「ピノキオ」とか・・・

げげ!


なんか更地になってるし~工事現場みたいな塀で囲まれてるし~
レストラン無いじゃん!
ガイドブック、うそばっかだよ~


新築でもするんでしょうか・・
ぜんぜん情報ないから分からんないけど、何度行ったり来たりしても
無いものは無いのでした。



しゃ~ないので、近くの「ダンボ」に入ります。
どーしてもポルトガル料理が食べたいの。


この店構えの、ヨーロピアンな感じがいいんじゃな~い

1階はお菓子とか売ってる店舗になっていて、
レストランへはポルトガルらしいタイル張りの階段を上がっていきます。

だだっ広いレストラン


ポルトガルのバルっぽい雰囲気を期待していたわたしは、がっくり
これじゃ香港の中華レストランだわ。
柱周りのタイルだけが、かろうじてポルトガルを演出しているようです。

ウエイトレスは感じのいいお嬢さんで、わたしたちが中国語と英語併記のメニューを
目を三角にして解読しようと挑んでいると写真付のメニューを持ってきてくれました。


野菜サラダ(25ドル)とソーセージ入りポルトガルごはん(25)


ムール貝の焼いたん(48)


サラダの中のブラックオリーブとムール貝という食材がポルトガルっぽいけど、
味付けはそうでもない。中華と言われれば、そんな感じとも言える。

「こんなんポルトガル違うやん」
わたしがボソボソ文句を言うと、ダーリンはさらりとびっくりする返答をした。
「マカオ料理やで」

え~~~~~~

マカオ料理とは、ポルトガルと中華の融合した料理である

「葡国」と書いてポルトガル。
この店の名前は「小飛象葡国餐」なので「ダンボポルトガル料理店」だと思っていたのに。
マカオ政府のガイドによれば、マカオ料理店のカテゴリーに入ってるそうな。

な~んだ、そうだったのか・・・
こちらのお店も有名店ですが、味は・・まあよかったです。
わたしは、ムール貝が焼きすぎなのが気に入らなかったし、
ケチャップライスはべちゃ~っとして食べられなかった。

ダーリンはけっこう気に入ったみたいです。
「久しぶりに高校の前にあった店のごはん思い出した」ですって。
それって、べちゃべちゃの焼き飯のこと?


さて、次はデザートです。
おいしいエッグタルトをいただくべく、もう一つの島コロアン島へと参ります。



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バス遠足

2007年04月04日 | 着物旅(海外)
マカオではバス停で待っていてもバスは止まりません。
目的のバスがやってきたら前に出て手を上げ激しくアピール

でもわたしたちには明確な目的が無いので、人が止めたバスに乗り込みます
ちょうど来たのは10番の「媽閣」行きのバスでした。
サンフランシスコガーデン前を通り、昨日歩いた新馬路を北上していきます。

T字路で左折すると海が見えました。内港のようです。
街並みは、雑然とした香港の景色になってきました。


やがて街並みがとだえ視界が広がると、そこはバスターミナルでした。
最後までしぶとく残っていたわたしたち二人も、とうとう下ろされてしまいました。
ありゃ~「バスの車窓から」作戦もあえなく終了だわ

狭い街なので、あっと言う間に国の反対側に到着してしまいました。


「媽閣」ターミナル、ここまで来る客はほとんどいない・・


ターミナルにバスはいっぱい止まっているけど、どれも運転手が乗っていません。
いつ出発するのかな?とウロウロバスを見て回っていると、
バスの横腹の行き先案内に、地名とともに写真が載っていました。

「あ、ここ行きたい!」
それは有名なファサードの写真、「大三巴」と書いていました。
ダーリンも近づいてきて二人でなんて読むんだろ?と頭をひねっていると、
バスの運転手らしき人がやってきて、乗るのか?と聞いているようです。

うん、ここ行きたい。さんぱりってとこ(テキトーに読む)
と日本語で言うと、よっしゃと言って(たぶん)ドアを開ける運転手。
あ、時間じゃなくてお客が来たら出発なの?

何だかよく分からないシステムだけど、わたしたちはさんぱり(でたらめですよ)
目指してめでたく出発することになりました。


バスはまた新馬路に入り、先ほどとは逆に走ります。
そして、セナド広場がもうすぐ見えるってあたりで、運転手が振り返って
一番後ろに座っているわたしたちに向って大きな声で降りるように言いました。
ここで降りて歩いていけってことみたいです。

マップも言葉も無くてもけっこうイケテルわ


立ち寄った聖ドミンゴ教会



シンプルな内陣です。敬虔な信者が静かに祈ってました。



中華街を歩くとパクリな凧



繁華街を抜けて、突如現れたファサードに感動さんぱりや~

正確には「セントポール天主堂跡」です、念のため。


「このハスをあげるわ」
「何これ?金色ちゃうやんか」
「そやかて私らも金色ちゃうやん・・ブロンズやで」


さすが観光名所の花形、大勢の人たちがいます。




天主堂に向って右側は、モンテの砦と呼ばれる小高い丘があります。
そこの山道から天主堂を振り返って・・



もうバレてますが、この天主堂はファサード(教会前面)しかないのです。
火事で建物は消失してしまいました。
残ってたらさぞや立派な建物だったでしょうね。


モンテの砦は要塞です。今も大砲がいっぱいあります。


頂上の広場には、お約束の中国の風景が・・



モンテの砦を降りて、来た道とは反対側に出てみました。
とたんに観光客の姿はぱったり途絶え、ここはどこ?状態。


街角では昼間からマージャンやってました。
ここはまさしくギャンブル王国マカオです。


かと思うとヨーロッパみたいな美しい街並み




西洋墓地が見えてきました。セント・ミッシェル墓地のようです。



バスに乗る前に小銭を作るため、こちらでおやつを買いました。


おばちゃんの愛想はよかったけど、味はイマイチです
ゴマ団子にアンコ入ってないやんか・・(実はこれには後日談があるんです)


さて、今日のランチはタイパ島の官也街へ行くことに決めています。
バス停でタイパ島へ行くバスの番号をチェックしました。

バスごとの経路案内。22番はタイパ島往きです。


バスがやってきたので手を上げて捕まえます。

へい、バス
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