やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

手先の出し方ルール

2006年08月18日 | 着物あれこれ
昨日は久しぶりにお茶のお稽古。
わたしはあいかわらずの浴衣姿でしたが、他の方はちゃんと夏着物でした。
えらいな~
やっぱりお太鼓の後姿はカッコいい!

わたしはグッとくだけて半幅帯で吉弥結びです
帯締めして白足袋を履いているので着物に見まちがう人もいます。
返って恐縮です。


さて、この吉弥結びというのは江戸時代の役者さんだったか芸子さんだったか・・
吉弥という人が結んでいたから名前がついたというもの。
貝の口の変形バージョンで、垂れ先を帯下に残す結び方です。

先日、着付け教室でこれを習いました。
わたしは「帯結び100選」という笹島寿美先生の本でこれを覚えたのですが、
今回習ったのはじゃっかん違うんですよ。

貝の上の方に出す手とたれのバランスを1:2の割合にするらしいのです。
わたしは今まで1:1にしてきました。
そして、1:1のほうが好きなんだけど・・・

ま、半幅帯だから気にすることないよね
好きなように結んじゃえ。


ところで、半幅は気楽な結び方できるんですがお太鼓の場合はちょっと違います。
手先の出し方のバランスにしっかりルールがあるんですよ。

折り曲げる方の手、つまり後ろから見て左側はお太鼓の線ピッタリに、
右側の手先は2~3cm見えるように仕上げます。
長すぎたときは、左側でもう一回折って処理します(けして右側折らない)

逆に、二重太鼓は両側に手を見せて結びます。
だから、二重太鼓のほうが簡単に思えてしまいます

ときどき、名古屋帯で両方たっぷり手が見えてる人を見かけます。
年配の人にもいらっしゃるんで、あまり行き渡ってないルールなのでしょうか。

どうでもいいとも思うけど、やっぱ知ってしまったからには
ちゃんと出来てないと気になるものです。

今初めて知ったわ
って思った子羊さん、これからは気になっちゃうぞうしし・・



コメント (14)
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