やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

カンヨーでシーフード

2009年11月05日 | 着物旅(海外)
バス停(・・・と言っても何もないけど)まで戻ってきました。

右を見ても・・・


左を見ても・・・


何もないです。
あそうそう、このモンキーパークにはトイレもありませんでした。
エントランスで聞いたら「無い無い」って言われたの。
若い女性スタッフも何人かいたんだけどなあ・・

でもまあ、ちょっと前まで激戦区だったので水洗トイレを期待するのはもはや傲慢とも言えるかも。
たとえあったとしても、それはもう私には入れそうに無いものかもしれない。
なら、恐ろしい個室に閉じ込められて得体のしれないモノを足元に見ながら事をなすより、
このマングローブに抱かれてスカッとするほうがかえって幸いなのかも。

数分後スカッとして戻ってくると、ダーリンが「バスが一台行ったよ」と言った。
こんな場所で次はいつ来るのか・・と思ってたのに、こんなわずかな隙をついて来るとは・・

どっちから来た?と聞くと、右側からと言う。
それならホーチミンへ帰るほうのバスだ。
どっちでもいいから、来たバスに乗ろうと決めていたので、これは
「帰るバスに乗ってはならぬ、先へ行け!」という天の指示なのでしょう。

パークのほうから一台、マイクロバスが出てきて通り過ぎて行った。
先ほど、私たちが帰るのと入れ違いにやってきた日本人の団体さんだった。
バスの窓から全員こっちを見ていた。
そういえば、さっきのサル事件も目を丸くしてみていたんだ、この人たち。


ほどなく、予想通り左側からバスがやってきました。
意外にもバスは頻繁に通っているようです。
これで、わたしたちは先へ進むことが確定しました。

そばの看板を指さしてカンヨーリゾート!と連呼すると、
車掌は「分かった、乗れ!」と言うように私をひっぱりあげました。



同じ90番のバスに乗って目的地まではほんの数キロなのに3000ドン(15円)でした。
マングローブの森を抜け、街らしくなってきたかな~と思ったら、
またまた何もないところでバスを下されました。

リゾートのアプローチっぽい道をまた1kmほど歩きます。
やれやれ・・


ホテルのレストランに着きました。


何とそこには、モンキーパークでボートに乗っていた二人とマイクロバスの団体さん10名ほどの
日本人ばかりが食事してました。ありゃ~
「モンキーパークとカンヨーリゾートでシーフードツアー」の3つのレベルが揃いました。
もちろん、私たちが一番ビンボー旅

でもランチのレベルは負けてませんよ。
ダーリン、いきなりウエイトレスさんに「この時価のカニはいくら?」って聞いてます。
1キロ28万ドンって聞いたってぜんぜん怖くない。
カニ一匹500グラムってことで、それをお気に入りのタマリンドソース仕立てにしてもらって700円ですよ。


めちゃくちゃ美味しかった・・
ハマグリのワイン蒸しも絶品。


ご飯頼んだら、この量です


プールを見ながらリゾート気分


ウエイトレスのおばちゃんとのやり取りも楽しかったし、カンヨーリゾート最高。
何より新鮮シーフードを思い切り食べられるのが魅力ね。
これだけ食べて飲んでも二人で2000円かかりませんでした

南シナ海を見てマッタリ・・
泳いでる人はいなくて、ジモピーたちは投網で魚とりをしてました。


帰りのバス停。

来る時は気がつかなかったけど、こんな屋根の場所があったんだ。
ハンモックで寝てる人はセオムの兄ちゃん。
交渉してバイクに乗せてもらえるのです。
一回体験してもよかったな・・


バスに乗る時はベトナム人、めっちゃ急ぎます
このバスは徐行して車掌が走って降りてきて、わたしを抱えあげるように乗せました。
これなんか競技なの?もしかしてタイム測ってるの?

ヨロヨロのおばあちゃんにだって容赦ないですよ。
わたしとまったく同じように抱えあげました。

なぜに君たちは生き急ぐのか?

このバスは運転手も車掌もとても若くて、来たときのバスより
スピードも数段早くて、悪路だろうがバンバン飛ばします。
横揺れ縦揺れのシャッフル状態でしたが、わたしたち二人とも気がついたら爆睡しておりました(笑)

終点近く、工事現場の横を猛スピードで走ってます。

写真では傾斜はたいしたことないように見えますが、乗ってるには45度ほど傾いてる気分。
ダーリンが「バス倒れる~~~ぅ」と唸っておりました。

何台か乗用車を追い抜き、日本人ツアーのバスもサクッと追い抜き、やがて無事にバスは到着。
行きは1時間半かかった道のりを、帰りは1時間5分で帰ってきました。
信号無い道で25分の短縮って・・・

フェリー乗り場から船に乗りました。


ふと見ると、唯一私たちのバスを追い越したタクシーがおりました。
敬意を表してパチリ。あれ、カメラ目線だ。


さよならカンヨー県。
コメント (11)
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