やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

人力車行列

2006年03月14日 | お茶屋遊び
本日の着物。
前日、ちりめんの小紋を準備していたけど、朝起きたら
しぶしぶポリ着物に変更しました。

女将に見破られるからいやだな~っと思ったけど、
やっぱり雨の日に正絹着て、東山散策する勇気はない・・・・
最高気温5度の真冬日で、いっぱい着こんでいます。


お座敷遊びのあと、かにかくにの前に人力車6台をずら~っと並べて
新橋通りから花見小路まで行列すること思いつきました。

あ~、なんでこういうこと思いつくかな?
わたしって、遊びの天才やわ

ワクワクしながら、人力車のえびす屋さんに電話すると、
祇園界隈は人力車が走れるコースになってないとのことだった
残念・・・ナイスなアイデアだと思ったのに・・
だから、八坂さんの人力車乗り場まで歩いていきました。


“ねねの道”の人力車行列・・・


お兄さん、よろしおたのもうしますぅ

左がわたしの乗ったクルマの人、山本さん25歳。おしゃべりが面白いよ。


人力車は高い位置から見下ろすことになるので眺めがいいです。
いつもは塀に囲まれて視界が狭い道も、塀の中の木々まで見えるの。
とってもいい気持ちですよ~

あ!新撰組がいる


八坂の塔の前までいって、高台寺の人力車ステーションでお終い。
スタッフの人たちはみんなとても言葉遣いが丁寧でしかもフレンドリー。
京都の人力車は、八坂のねねの道と知恩院前、それと嵐山にあります。

わたしたちは二年坂・三寧坂とそぞろ歩いて、お茶したあと
タクシーでまた祇園の甲部歌舞練場まで急いで戻りました。

東山花灯路のイベントのひとつ「舞子さんの人力車行列」を見にいったのです。
土日祝の午後5時、歌舞練場から舞子さんが人力車に乗って東山一帯を行列し、
高台寺前の特設ステージで舞を披露します。

ギリギリ間に合ったけど、歌舞練場の前は人だかり。
すぐに3台の人力車が出発します。


目の前を通り過ぎる舞子さんたち。あ~、ピンボケだぁ


舞子さんと人力車をテーマにしたなごみ企画の慰労会もこれをもちまして終了。
みなさんの、よかったよかったの声でたいへん嬉しい締めくくりとなりました。



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かにかくに

2006年03月14日 | お茶屋遊び
祇園白川の川沿いの梅は今が満開
その川のそばに今回おじゃましたお茶屋ダイニングかにかくにがあります。

こちらは、紹介者がなくても舞子さんのお座敷体験ができるのです。
一番手ごろなのは、土曜の午後の舞鑑賞会。
チープな費用で舞子さんとお話して写真撮って舞を見られます。

数年前にダーリンとはじめて行ってから、もう何度か行きました。
遠くの友達が来た時などに案内して感激されます。
カナダ人の大学生が来たことも。

で今回は、こちらの番頭さんのSさんに相談してお茶屋遊びとあいなったわけです。
なんてったって、わたしの最後のお仕事となる地域団体の慰労会。
1年間協力してくれた奥様方をおもてなしするのです。

もしやってみようと思われる方、お値段はHPを参考にね。
サービス料は10%とお考えください。

お食事しながら、楽しいおしゃべりとお舞の鑑賞


もし、騒ぐのが好きなら「とらとら」とかのゲームもいいけど
やはり女性客は舞妓さんの格好に興味があります。
舞妓さんも、最近は女性のお客さんが増えて嬉しいそうです。
「いやあ、こんなことも気づいてくれはったぁ」
男の人では、自毛にも気づかない人がいるそうな

もうすぐ、都をどりです。ホンモノの舞妓さんを見るチャンス。
一度見て見たい方は、ぜひお茶券つきのチケットをおすすめします。
舞台の始まる前にお茶席があり、舞妓さんや芸妓さんのお点前が見られます。

お菓子の乗ったお皿には、花街のマークつなぎ団子の絵が描いてます。
これはお土産に持って帰れます。
一昨年の写真です

お点前さんは黒紋付、お運びさんは色紋付姿です。
とてもよく似ていますが、右側の人は芸妓さんです。
半襟に赤いのが見えますね。それが、芸妓の証拠だそうです。

チケットは公演一週間前に売り出されます。
これを「かにかくに」のSさんに頼むと歌舞練場に朝一番に並んで、
一番いい席を取ってくださいます。
早めにお食事して、3番(3時半)公演を観るのが理想的。
窓から白川が見えて、枝垂桜がちょうどまん前に見えるので、
桜の季節は早めの予約が必要ですよ。







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舞妓ちゃんの着付け

2006年03月13日 | お茶屋遊び
“豆ちほ”ちゃんどす。

かわいいけれど、舞子さんの世界では一人前。
お座敷に出るようになって1年の17歳です。

リクエストに応えて、かんざしを見せてくれてます。
季節に合わせて、葉の花と桜に銀のチョウチョが飛んでます。

白塗りも上手でしょ。
首の後ろのW型の白塗りも自分でするんですって。

チャンピオンベルト


そのチャンピオンベルト見せてっていったら、笑いながら
「ホンマにチャンピオンベルトてお客さん言わはるんどす」
と見せてくれました。

正式名称「ぽっちり」・・ぽっちりと言うか「ぼってり」

帯が太くて重たいので、帯締めも相当広いです。
五色なのは、豆ちほちゃんが厄年だから。

この着物一式は、舞子ちゃんをあずかってる置屋さんのものです。
だから、ぽっちりも代々譲り受けるものなので、
ぽっちりを見ればどこの置屋さんのかわかるそうです。

この姿になるのに、一時間。
そのほとんどはお化粧にかかるそうです。
着付けは専門の男衆さんがしてくれるそうです。
ベテランさんだと5分。急いでるときは、3分のときも・・

紐など前結びするものは自分でやるので、急いでるときは帯結びについていけず、
男衆さんに「遅い!後ろができてるのになんで遅いんや!」って怒られるそうです。

髪は一度結うと1週間はそのままで、毎日ときつけてもらうそうです。
お風呂とかは、蒸気がかからないよう窓は全開。
京屋は中庭に面しているので、おかあさん(女将)とか
人が行き来するので丸見えなのだとか

寝るときももちろん箱マクラで、「最初見たときはお殿様みたいや~」って喜んだけど、
朝になって気がつくと、マクラが倒れて木の部分で寝てたらしいです。

普段もこの髪なので、お休みに行くとこも考えて行くそうです。
「本屋さんに行っても賢そうなとこにしかいけまへん」

ときどき爆笑の、興味津々の舞妓ちゃん生活。
まだ続きますよ~




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御茶屋あそび

2006年03月13日 | お茶屋遊び
祇園の御茶屋さんです。お舞がはじまりますよ~

今日は舞子さんをお座敷に呼んでもらったの。
いつかやってみたいと思ってたんです。
ついに、やりました




コメント (12)
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