やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

京都ルール

2006年08月19日 | 着物あれこれ
昨日の記事「手先の出し方ルール」で「名古屋帯は片方の手は出さないのよ~ん」
と言ってたのはこんな感じです。

手先を左側のお太鼓の線ギリギリにして中に入れ、右側を出します。
それと、お太鼓の折り返しは帯の下線に揃えるのでここでクロスができるの。

一応このクロスがチェックポイントなんです。
うまく行けば「よっしゃ」と思い、線がずれたら「しゃーないなぁ」
と思うだけで特に巻き直したりはしませんが・・

これは京都ルール?
わたしの着付けの先生おふたりとも同じことおっしゃいました。

わたしの巻き方は関西巻き?っていうのかな、
右から左へ巻き始めて、最後手先をお太鼓の左から入れて右へ出す方法です。
これとは逆に巻く巻き方もあるそうで、それは関東巻き?なのでしょうか。


でも着物はしょせん着るもの、これがルールだって言うほうがナンセンスかもね・・

どんな地域でどんな巻き方をされてるのか知りませんが、
お国訛りと同じで、いろいろあるほうが風情がありますね。

あそれで思い出したけど、お雛さんの並び方、京都とそれ以外の地域では逆なんですよ。
お内裏さんが向かって右・お雛さんが左なんです。

これは雛飾りが御所の紫宸殿をモデルとしているからだそうです。
明治以降レディファーストの習慣を取り入れた東京に全国が合わせて今の形になってるんですよ。





コメント (7)
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