モニュメント
・社会制度の獲得、都市圏の拡大に必要な文化を産出する。
・文化系施設の始まりだが、ポイントが+2と大きい。
全ての都市に建てると「民族叙事詩」を建設可能。
・兎にも角にも、これがないと社会制度の獲得もままならない。
伝統ならともかく、解放や名誉だとなおさらである。
ステッレ
・エチオピアのモニュメント代替建造物。
・モニュメントの効果に加え、信仰ポイントを+2産出する。
・これのお陰で、エチオピアは宗教の創始がとても楽である。
さすがにケルトには負けるけど。
神殿
・信仰ポイントを生み出す最初の建造物。
・たった+1だが、これでもパンテオン創始には十分。
本格的に創始を考えるなら寺院やストーンヘンジも欲しい。
マヤピラミッド
・マヤの神殿代替建造物。
・信仰ポイント、科学ポイントを+2産出する。
・得る手段が限られる科学ポイントを得られる上、
信仰ポイントも通常の神殿より大きいという非常に貴重な建造物。
マヤで始めた場合は、真っ先に建設したい。
穀物庫
・都市の食料を+2する。また、小麦、バナナ、鹿タイルから食料+1。
・上述の食料資源がある都市なら建てる優先度は高い。
それ以外の都市では後回しにしても問題はない。
・隊商や貨物船で別の都市に食料を送ることが可能になる。
それを考えているのならば早めに建設したい。
図書館
・都市の市民2人毎に科学+1。
・筆記を発明したら最優先で建てたい建造物、
これがないとテクノロジーの進歩がはかどらないことこの上ない。
・全ての都市に建てると「国立大学」が建設可能。
・アレクサンドリア図書館を建設した都市には無償で建設される。
製紙工場
・中国の図書館代替建造物。
・図書館の効果に加え、維持費が無料な上にゴールド+2の効果。
・科学だけではなく財政にも寄与する非常に優秀な建造物。
中国で始めたなら、ぜひともその恩恵にあずかろう。
王立図書館
・アッシリアの図書館代替建造物。
・図書館の効果に加え、傑作書物のスロットが1つあり、傑作が収められている場合、
その都市で生産したユニットに経験値+10のボーナスが与えられる。
・メリットはあるものの、著述家ギルドがないと本領を発揮しない。
サーカス
・都市圏に馬(牧草地)か象牙(トラップ)の改善が必要だが、建てると幸福+2。
・コロシアムと違って、維持費が無料なのがありがたい。
コストも安いので、タイル改善を行い次第、積極的に立てていきたい。
水車小屋
・河川、もしくは湖に隣接した都市にのみ建設可能。
・食料+2、生産+1と高いボーナスを持つが、維持費はちょっと高め。
・財政に余裕ができるまでは、精鋭の都市にのみ建設したほうが良い。
余裕が出来てきたら多くの都市に建て、国力アップを図ろう。
水上庭園
・アステカの水車小屋代替建造物。
・水車小屋の効果に加え、都市の食料+15%、湖から食料+2。
さらに維持費も水車小屋より安いという優秀な建造物。
・これを建てた都市に空中庭園まで建ててしまえば、
食糧問題で困ることは考えられなくなる。むしろ幸福がきつくなるほど。
兵舎
・建設した都市で生産したユニットに、最初から経験値+15のボーナス。
・生産したてのユニットがいきなり昇進をひとつ付けられる。
戦争プレイをする文明の最初のお供。
・全ての都市に建てると「英雄叙事詩」が建設可能。
クレポスト
・ロシアの兵舎代替建造物。
・兵舎の効果に加え、都市圏を広げるためのタイル購入料が-25%、
都市圏を広げるために必要な文化量が-25%される。
・ロシアはどちらかと言うと大国化に向いた文明のため、
都市圏を広げる効果は確かに効いては来るのだが…
そこまでするのに兵舎を建てる必要性があると聞かれると悩ましいところ。
・アンコールワットとセットで購入料と必要文化量が-50%。
AIのロシアが狙ってくるのはこれがあるからかもしれない。
イカンダ
・ズールー族の兵舎代替建造物。
・兵舎の効果に加え、マスケット兵より前の白兵ユニットに対し、
生産した際に特殊な昇進を付与する。
・これで得られる昇進を3つ付けたインピが有名だが、
地味に長剣士などにも付けられるため、インピ以外でも効果が高い。
・宗教の「聖戦士」とは特に相性が良い。
ズールーで始めた場合はぜひとも狙って行きたい。
防壁
・都市の戦闘力+5、HP+50。維持費がかからない。
・とりあえずこれを建てておけば、蛮族の襲撃は怖くなくなるし、
都市防衛でも効果を発揮する。
・AIは「いかにこちらを攻めやすいか」で宣戦布告するか決める傾向があり、
防壁があるかないかで宣戦されるタイミングが変わる場合もある。
特に前線になるであろう都市には早めに建てておきたい。
バビロンの城壁
・バビロニアの防壁代替建造物。
・都市の戦闘力+6、HP+100と効果が大きくなった。
さらに生産コストも安くなっているので優秀。
・これを建てておけば、序盤に都市を奪われることはほとんど無くなる。
守りながらぬくぬく科学力を高められる、バビロニア引きこもりプレイのお供。
石工所
・平原以外の都市で、都市圏に石材か大理石の改善がある場合のみ建設可能。
・生産+1、幸福+1、さらに都市圏の石材、大理石から生産+1。
・石材や大理石は一箇所に固まっていることが多く、
うまくその辺りに都市を建てられた場合、大きな生産ブーストが掛かる。
更に幸福までついてくるので、優秀な建造物といえるだろう。
・それだけに、平原に都市を建てるというミスは犯さないようにしたい。
古典時代
灯台
・沿岸都市にのみ建設可能。
・海洋タイルから食料+1、魚からさらに食料+1、
海洋資源から生産+1。
・沿岸都市の必需品、金を払ってでも建てたい。
コロシアム
・幸福+2。ただし都市の人口以上の幸福は生み出さない。
・全ての都市に建てると「キルクス・マクシムス」を建設可能。
・幸福問題を解決するために建てないとやってられない。
厩舎
・都市圏に馬、羊、家畜(牧羊地)の改善が必要。
・騎乗ユニット生産時に生産に+15%のボーナス。
さらに、馬、羊、家畜から生産+1。
・騎乗ユニットは結構生産することになるし、
未改善の馬などからでも生産ボーナスを得られるのは大きい。
資源が固まって湧いているのなら積極的に立てていきたい。
御用厩舎
・ポーランドの厩舎代替建造物。
・厩舎の効果に加え、馬、羊、家畜からゴールド+1。
さらに、生産した騎乗ユニットに経験値+15。
・戦争向きの建造物だが、内政面で寄与する点も多い。
資源があるなら積極的に建てておこう。
裁判所
・占領し、併合した都市にのみ建設可能。
・通常よりはるかに大きい併合した都市の不満度を、
通常の都市と同じ不満度に戻す。
・非常に維持費が高いが、不満度による弊害は大きいため、
戦争プレイをしていると嫌でも建てることになる。
・秩序思想の「鉄のカーテン」を選ぶと、占領した都市に無償で建設される。
寺院
・神殿を建てた都市にのみ建設可能。信仰+2。
・宗教系の遺産を狙わない限り、
これをしっかり建てないと創始を狙うことは難しい。
・単独では効果の割に維持費がかかるイメージだが、
寺院があることで効果が出る証などもあるため、
それらと合わせると一気に価値がある建物に化ける。
・敬虔の「神権政治」を選ぶと、都市のゴールドを+25%。
元のゴールド出力が+8あれば維持費はペイできる。
無論、より稼げる都市であれば一大金融都市になる鍵にもなる。
泥のピラミッド状モスク
・ソンガイの寺院代替建造物。
・維持費が無料になり、文化まで生み出すようになった寺院。
宗教を戦術に組み込む際にはどうしても大量の文化を必要とするのだが、
それを信仰と一緒に稼いでくれる。地味だが優秀。
・神権政治との相性も抜群。
これを建てるだけでゴールド+25%は美味しすぎる。
陵墓
・エジプトの寺院代替建造物。
・維持費が無料になり、さらに幸福まで生み出す優秀な建造物。
全ての都市で建てたいくらい便利。
・「陵墓がある都市を占領した時の入手ゴールドが2倍」という
ペナルティ効果が付いているが、プレイヤーにとってはデメリットはない。
むしろ、隣にエジプトがいた時に占領して美味しい効果になっている。
円形闘技場
・モニュメントがある都市に建設可能。
・単独の効果の文化+1は微妙以下だが、傑作書物スロット1が付いている。
傑作を入れることで文化と観光がそれぞれ+2され、
建造物ひとつとしては悪くない数値になる。
・とにかく傑作書物がないと話にならず、
大著述家が登場するのも時間がかかるため、
それが登場するアテが出来るまでは後回しにしても問題ない。
著述家ギルド
・1文明につき1つまで建設可能。
・建設すると大著述家を生み出すポイントを得られる。
また、著述家スロット2を持つ。
・文化人ギルドは単独でも偉人を生み出すポイントを出すが、
著述家ギルドは1ポイントしか出さないので、
専門家をしっかり雇わないと大著述家はなかなか誕生しない。
市場
・都市のゴールドが+1、+25%。
さらに市場が建っている都市に通じる交易路からゴールド+2(相手にも+1)。
商人スロットも備えている。
・序盤の金欠を一気に解決してくれる重要な建造物。
交易路含めで稼げる都市には優先的に建ててやりたい。
・商人スロットを埋めるかは好み次第。
少しでもゴールドを増やしたいなら埋め、そうでない場合は埋めなくても良い。
バザー
・アラビアの市場代替建造物。
・市場の効果が上がり、ゴールド+1が+2になっている。
さらに都市圏のオアシスと石油にゴールド+2の効果、
都市圏の高級資源が+1される。
・アラビアが強力と言われる所以の半分くらいを占める。
特に高級資源の追加が大きく、他の文明に輸出しても手元に残せるのが良い。
全ての都市に建てて、収入や外交のカードを増やそう。
造幣所
・都市圏の金、銀にゴールド+2。
・建設条件はあるが、維持費がかからずゴールドを増やせる。
金や銀があるならしっかり建てておこう。
用水路
・前半以降の都市発展において最重要とも言える建造物。
・都市の人口が増えた際、消費した食料が40%残る。
次に人口が増えるまでに必要な食料が大きく減るため、
食料に余裕があればガンガン人口が伸びるようになる。
・人口は科学力含めであらゆる要素に関わる。
都市の発展のために、新規の都市には最優先で建てたい。
・伝統をコンプリートすると、自分で建てた最初の4都市に無償で供給される。
中世
工房
・都市の生産力をダイレクトに増やす最初の建造物。
生産+2、さらに都市の生産力+10%。技術者スロットも1つある。
・下ルートをあまり進めない場合でも、
鋳金くらいは開放してさっさと建てたほうが良い。
・全ての都市に建てると「製鉄所」が建造可能。
この点でも建てる優先度は高い。
・工房にかぎらず、中世以降は建造物の維持費も
以前よりかかるようになってくるため、
建てられる時期までに金策はしっかりしておきたい。
ロングハウス
・イロコイの工房代替建造物。
・生産+2と技術者スロットは同じだが、生産力+10%がなくなった代わりに、
森林から生産+1。ジャングルではダメ。
・森林があって初めて強力な効果になる。
全て伐採してしまうと劣化工房になってしまうため、注意。
・フルに活かすためにも、都市を建設する際には
森林で囲まれた立地を狙うようにしたい。
港
・海洋マップにおける最重要建造物のひとつ。
・港が建った首都と他の都市と海上の国内交易路を結ぶ。
首都が沿岸都市でない場合、首都と陸路で繋がった沿岸都市に
港を建てることで、他の都市と交易路が結ばれる。
・港が建った都市を起点にした貨物線の到達距離が+50%、
さらに、他文明と交易路が繋がった場合にゴールド+2。
・維持費が高いが、陸上交易路の道路の維持費を考えると、
港だけで済む分遥かに安い。海上交易路は収入が大きいので尚更。
・同時に、蛮族や戦争で国内交易路が封鎖されると悲惨なことになる。
港がある都市は沿岸警備を絶対に怠ってはならない。
・カルタゴは文明特性により、全ての沿岸都市に無償で供給される。
これのおかげで序盤から資金に余裕が出てくる。
城
・防壁がある都市にのみ建設可能。
・都市の戦闘力+7、HP+25。
・なぜ維持費が掛からないのかはよくわからないが、
タダで都市が強くなるのはそれなりに嬉しいので、
手空きになったら建てるのも悪くない、と言ったところ。
・世界遺産のノイシュヴァンシュタイン城を建てる段階になったら、
迷うこと無く全都市に建てよう。
建てれる時期には防壁込みでも4ターン程度で城まで建てられるはず。
ムガル要塞
・インドの城代替建造物。
・城の効果に加えて文化+2。
さらに、飛行機のテクノロジー発明後は観光+2。
・見るからに文化勝利のための建造物としか言いようがないが、
小数都市で進めることがほとんどなインドでは、
観光のボーナスは微々たるものなので微妙かもしれない。
大学
・科学を生み出す施設の2番手。図書館が必要。
・都市の科学を+33%、さらにジャングルから科学+2。
科学者スロットが2つ付いている。
・これまでただ食料を生み出すだけだったジャングルが、
大学建設と同時に多量の科学を生み出すタイルに変貌。
+33%の効果も合わさると非常に大きなボーナスがかかるように。
・ジャングル立地が一気に有望な都市に化けるため、
積極的に入植する価値が出てくる。
・全ての都市に建てると「オックスフォード大学」が建設可能。
ワット
・シャムの大学代替建造物。図書館が必要。
・大学の効果に加え、文化+3。
・まだまだ必要になる文化を大きく稼げる優良施設。
金を払ってでも積極的に建てたいところ。
庭園
・川か湖に隣接した都市にのみ建設可能。
・都市の偉人が出る速度を+25%する。
・専門家を雇って偉人ポイントを得ないと意味が無い建造物。
工房や大学が建つまでは後回しで問題ない。
・宗教の「平和の庭園」で幸福+2と言う美味しい効果を出してくれる。
チャンディ
・インドネシアの庭園代替建造物。
・川や湖に隣接していなくても建てられる。
・庭園の効果に加え、信仰+2。
さらに、都市で信仰されている宗教の数だけ信仰が+2。
・多宗教が信仰されている都市だと莫大な信仰を生むが、
宗教1つだけでも実質信仰+4。宗教プレイではなかなか便利。
・建設条件が必要ないため、「平和の庭園」の効果をどの都市で設けられるのが最大の魅力。
武器庫
・経験値を与える施設の2番手。建設に兵舎が必要。
・都市で生産されたユニットに経験値+15。
・兵舎との効果も合わせると+30、昇進2つが一気につけられる。
UUの固有昇進(侍の陽動Iなど)やアランブラ(訓練I)の昇進も合わせれば、
訓練IIIや陽動IIIまで行けるので非常に強い。
溶鉱炉
・都市圏に改善された鉄が必要。
・陸上ユニット生産時に生産力+15%、
さらに都市圏の鉄から生産+1。
・軍事ユニットのみならず、文民ユニットにも効果があるのがメリット。
考古学者ラッシュを考える場合、非常に有用な存在。
芸術家ギルド
・建設すると、大芸術家ポイント+2を得られる。
また、芸術家スロットが2つ付いている。
・傑作芸術のスロットは多く、大芸術家は何人いても困らない。
人口が多い都市に建てて、芸術家スロットも埋めよう。
ルネサンス時代
オペラハウス
・円形闘技場がある都市にのみ建設可能。
・単体での出力は文化+1のみと微妙だが、傑作音楽スロットが付いている。
・ブロードウェイまでに傑作音楽を用意しておくための
入れ物代わりに使う、と見るべきか。
・全ての都市に建てると「エルミタージュ美術館」を建造可能。
ケイリー・ホール
・ケルトのオペラハウス代替建造物。円形競技場がある都市のみに建設可能。
・オペラハウスの効果に加え、幸福+3。
・文化系の建造物は軒並み維持費が安いが、
このケイリー・ホールはその上で幸福まで確保できる超優秀な代替建造物。
大国化にはもってこいの建造物といえるだろう。
音楽家ギルド
・1文明につき1つまで建設可能。
・建設すると大音楽家ポイント+3を得られ、音楽家スロットが2つ付いている。
・大音楽家はコンサートで大量の観光ポイントをたたき出すことができるが、
自然発生で誕生する音楽家は出力が低い状態で出ることも多いので、
そちらは傑作音楽を作るのに注視することになることがほとんどだろう。
・傑作音楽でテーマ化ボーナスを持つ遺産はブロードウェイとシドニー・オペラハウス。
銀行
・市場がある都市にのみ建設可能。
・都市のゴールド+2、都市の生み出すゴールド+25%。
更に銀行のある都市への交易路から、都市所有者と交易路所有者にゴールド+1。
商人スロットも1つ付いている。
・まだまだゴールドが足りないルネサンス時代では必携の建造物。
特にゴールド収入が多い都市には優先して建ててやりたい。
サトラップの王宮
・ペルシャの銀行代替建造物。市場がある都市にのみ建設可能。
・銀行の効果が強化され、ゴールドが+3になっており、さらに幸福+2まで生み出す。
・収入が増える黄金時代が長いペルシャの文明特性と強烈なシナジーを生み出す建造物。
銀行はまず建てないことはない建造物で、それで幸福も得られるのは非常においしい。
ハンザ
・BNW秋パッチ以降のドイツの銀行代替建造物。市場がある都市にのみ建設可能。
・銀行の効果に加え、都市文明との交易路1つにつき生産力+5%。
・対象となる交易路は都市ごとではなく「文明全体」の交易路であり、
都市国家と4つ交易路があればハンザがある都市全てに20%の生産力ボーナスが加わる。
・後半にもなると交易路は8~10つ持てるため、生産力ボーナスはかなりのものに。
警察庁
・都市に入るスパイがテクノロジーを盗む速度-25%。
・高難易度だとむしろこちら側が盗む立場なので、まず出番はない建造物。
低難易度で敵文明のスパイが鬱陶しい時に建てる程度か。
動物園
・コロシアムがある都市のみに建造可能。
・都市の幸福+2。ただし市民の数以上は増やせない。
・維持費が結構かかるが幸福以外生み出さない。
幸福問題で切迫してた古典時代のコロシアムと違い、若干微妙な立ち位置。
港湾
・港がある都市にのみ建造可能。
・都市文化圏にある海洋資源から生産とゴールド+1。
海軍ユニット生産時に生産力+15%。
・生産コストがかなり高いが、海洋資源が少ないとイマイチ効果を出してくれない。
海軍ユニットでラッシュを掛ける際には欲しい建造物ではあるが…
・灯台、港とともに探検の「海軍の栄誉」で幸福を出してくれる。
探検を進めていくのなら優先して建設する候補に入るだろう。
天文台
・山岳に隣接した都市にのみ建造可能。
・都市の生み出す科学+50%。
・建設条件が厳しいが、維持費無料で研究所並みの効果を叩きだしてくれる。
極めて強力なので、これを建てるために山岳沿いを狙う価値は十分あるだろう。
風車
・丘陵「以外」にある都市にのみ建造可能。
・生産+2、建造物を建設する際に生産+10%。技術者スロット1。
・生産コストがかなり高く、それに見合った効果と聞かれると微妙かもしれない。
とにかく生産力を上げたい、と言うのであれば一応建設してもいいかも。
カフェ
・オーストリアの風車代替建造物。建造条件は特にない。
・生産+2に加え、都市の生産+5%、偉人誕生速度+25%。
・風車と打って変わってかなり優秀な建造物。
全ての都市に立てることが可能で、偉人を出す速度まで早くなるのは美味しすぎる。
・民族叙事詩、庭園、ピサの斜塔の効果も受ければ恐ろしい速度で偉人が誕生する。
兵器庫
・城がある都市にのみ建造可能。
・都市の戦闘力+9、HP+25。
・城までは良かったが、兵器庫辺りになるとコストに対して効果が微妙。
独裁政治で「国境の防衛強化」を選ばない限り建てることはないだろう。
産業時代
博物館
・オペラハウスがある都市にのみ建造可能。
・単体では文化+1を生み出すのみだが、傑作芸術・文化遺産スロットが2つ付いている。
・スロットをきっちり埋めてテーマ化ボーナスも揃えれば、
高い文化と観光を生み出す、文化勝利において重要な建造物に。
・文化勝利狙いでなくとも、文化と観光を出せるのは貴重。
スロットのぶん考古学者を繰り出してスロットをしっかり埋めたい。
公立学校
・大学がある都市にのみ建造可能。
・科学+3、都市の人口2人につき科学+1。科学者スロット1。
・維持費がかなり高いが、科学力を増やすためにはしっかり建てなければならない。
首都や国立大学がある都市では即金で買うことも検討するレベル。
士官学校
・武器庫がある都市にのみ建造可能。
・都市で生産されたユニットに経験値+15。
・兵舎、武器庫と合わせると経験値+45と昇進2つ止まりだが、
ブランデンブルク門と合わせれば+60になり、3つ付けられるようになる。
ズールー族の文明特性もあればブランデンブルク門なしでも3つ行けるため、強力。
・しかし、妙に維持費が安いのはなぜなのか…
証券取引所
・銀行がある都市にのみ建造可能。
・都市のゴールド+3、ゴールドを生み出す量+25%。商人スロット2。
・銀行までは即金で建ててもリターンは大きいが、
さすがに証券取引所だとコストが高いためそうは行かない。
面倒でも地道に建てたほうが良いだろう。
・ここまで建てれば都市の生み出すゴールドは+75%されている。
主力都市に建てれば後半戦に向けてのゴールドのインフレが始まる段階に入るだろう。
警察署
・警察庁がある都市にのみ建設可能。
・都市に入るスパイがテクノロジーを盗む速度-25%。
・警察庁同様、こっちが盗む立場にある高難易度では出番はあまりない建造物。
・しかし、これが全都市にあることで建てられる「国家情報局」は、
全スパイがレベルアップし、更にスパイが一人追加されるいう強力な効果を持つ。
それのために建造するという手はあり。
工場
・産業時代以降の最重要建造物の一つ。工房がある都市にのみ建設可能。
・石炭を消費する。
・生産+4、都市の生産+10%、技術者スロット2を備える。
維持費がかなり高いが、それに見合った生産力を生み出してくれる強力な建造物。
・3都市に建造すると、自由/秩序/独裁政治のどれか一つの思想を選択できるようになる。
その意味でも重要な建造物。都市圏に石炭が出なかった場合は他の文明から借りるか、
現代まで一気にテクノロジーを進めて思想入りをしたい。
・今回は公害は起こりません。
病院
・用水路がある都市にのみ建造可能。
・都市の食糧+5。シンプルだが非常に強力な効果。
・新しく建ったばかりの都市にこれを即金で与えてやれば、
用水路の効果も相まってあっという間に人口が増えていく。
この頃になれば即金で用意することも問題なくなっているだろう。
水力発電所
・川に隣接した都市にのみ建造可能。アルミニウムを消費する。
・川に隣接するタイルから生産+1。
・立地次第だが、猛烈な生産力を生み出すこともある強力な建造物。
ただし、アルミニウムを消費するというのがネック。
この頃から、軍事ユニットでもアルミニウムを消費するものが出てくるからだ。
・ちなみに、対になるであろう火力発電所は今回は登場しない。
工場と役割が被ると判断されたのだろうか?
現代
スタジアム
・動物園がある都市にのみ建造可能。
・幸福+2。市民以上の幸福は生み出せない…と、コロシアムなどと同じ効果。
・この頃になると、思想の教義で幸福を大きくカバーできる頃合いであり、
スタジアムはコストに対して効果が微妙すぎる。
独裁政治を選んでよほど幸福に困窮していない限り、建てることすらないだろう。
・シムシティでは必須の建造物だったが、Civ5に置いては不遇の建造物。
ホテル
・文化勝利を狙う場合の最重要建造物。
・世界遺産、自然遺産、タイルの改善から得られる文化の半分を都市の観光に変換する。
さらに、傑作による観光力が+50%される。
・これを建設した瞬間、今まで小さな数字だった観光力が
莫大な数値まで跳ね上がることも珍しくない。
文化勝利を狙う場合は最優先で建てるべきだろう。
・全ての都市に建てると「国立観光案内所」を建造可能。
軍事基地
・兵器庫がある都市にのみ建造可能。
・都市の戦闘力+12、HP+25。
・効果に対して建造コストがあまりにも高すぎる。
そもそも、この時代に自文明の都市の戦闘力が上がっても誰も嬉しくない。
独裁政治の「国境の防衛強化」でも採用していない限り、見向きもされないはず。
研究所
・現代以降の最重要建造物の一つ。公立学校がある都市にのみ建造可能。
・科学+4、都市の生み出す科学+50%。科学者スロット1。
・これを建設した瞬間、科学力が一気に跳ね上がる。
50%アップの効果は、図書館からの積み重ねのおかげで非常に大きいのだ。
・国立大学がある都市には即金で建てても十分すぎるほどのお釣りが来るだろう。
放送塔
・博物館がある都市にのみ建造可能。
・文化+1に加え、都市の文化+33%の効果付き。傑作音楽スロットも1ついている。
・文化系建造物の終着点だが、傑作がないと出力が寂しいのは今までと同様。
しかし、大音楽家はコンサートにも使うため、なかなかスロットを埋めにくい。
・自由思想で10の都市に放送塔を建て、かつ全ての放送塔の傑作スロットを埋めると、
実績「ラジオ・フリー・ヨーロッパ」を解除可能。
原子力時代
医学研究所
・病院がある都市にのみ建造可能。
・都市の成長時に、消費した食糧が25%ぶん持ち越される。
・用水路の効果と重複するが、コストに対して効果が弱く、
維持費もかかり、この時期には都市もなかなか成長しないと、微妙な存在。
・この時代に新規の都市を作るのも微妙だし…
原子力発電所
・工場があり、太陽熱発電所が建造されていない都市にのみ建造可能。
・ウランを消費する。
・生産+5、都市の生産力+15%。
・効果は大きいのだが、この時期にそこまでの出力を求められるかというと…
ウランを核兵器に使わないなら建てるかな、程度の存在かもしれない。
・今回はメルトダウンは起こらない。軍事利用でもしない限り、
Civ5におけるウランはむしろ安全な資源なのかもしれない。
太陽熱発電所
・工場があり、砂漠に隣接し、さらに原子力発電所が建造されていない都市にのみ建造可能。
・生産+5、生産力+15%と、原子力発電所と同じ出力を持つ。
・砂漠都市が更に旨味を持つ。原子力発電所と違い、
積極的に建てる価値がある…といいなあ。
リサイクル工場
・1文明につき5都市まで建造可能。
・アルミニウムを2つ供給する。
・立地が悪く、アルミニウムが手に入らなかった際の救済策。
逆に、余っていれば建設することはないだろう。
空港
・莫大な維持費がかかるが、多くの効果がある建造物。
・空港がある都市同士で陸上ユニットの空輸が可能になり、
都市にスタックできる航空ユニットが6から10になる。
さらに、世界遺産、自然遺産、タイルの改善から得られる文化の半分が都市の観光に変換され、
傑作による観光力が+50%されると、ホテルと同じ効果も持つ。
・新規に建てた都市、あるいは反乱でこちらに寝返った都市に
一気に防衛ユニットを配備するために重要な役割を果たす。
もちろん、労働者や考古学者を送るのにも有効。
・文化勝利狙いにおける重要な建造物でもあるが、
こっちは無視してインターネットまで一気に突っ走ってしまうのも手かもしれない。
情報時代
耐爆壕
・原子爆弾などの核兵器による都市人口と駐留ユニットのダメージを-75%する。
・まずお世話にならないであろう建造物。
そもそも核を撃たれている時点で相当やらかしているからだ。
宇宙船工場
・工場がある都市にのみ建造可能。アルミニウムを消費する。
・生産+3、さらに宇宙船部品の生産時に都市の生産力+50%。
・宇宙船部品は生産コストが尋常ではない高さのため、
これがあるだけで生産速度は跳ね上がる。
・が、建設にアルミニウムを消費するという問題を抱えている。
これを建てたがために宇宙船部品に回すアルミニウムが足りなくなる、
なんていう本末転倒な事態にならないようご用心。
・自由思想だとパーツをゴールドで購入できる「宇宙関連資材の調達」があるので基本的に不要。
建てるとすれば秩序思想を選んだ場合か。