日 時:2007年5月12日(土) AM10:00 ~ 12:00
場 所:ベルブ永山 公民館講座室
出 席:会員数82名中 出席数24名、委任状数40名 計64名
式次第
1.開会挨拶
2.グリーンボランティア代表挨拶
3.議長選出
4.議事
議案 1)設立総会後の活動報告(~2007年3月末)
2)2007年度活動計画案
3)2007年度予算案(2006年11月26日~2008年3月31日)
4)会則の改定
5)世話人・監査役の選出と承認
5.意見交換
1.開会挨拶
永山駅前雑木林は愛称も決まり、熱心な会員の予想以上の参加で、雑木林の整備が進んでいる。
第一回の総会を開会する。
この機会に、皆さんの要望、意見をお聞かせ願いたい。
2.グリーンボランティア会長 挨拶
私も会の会員だが、活動日が重なり作業に参加が出来ていない。
今日もこれからよこやまの道の活動だが、よこやまの道は整備されたので、自然が失われていた。
手をかけて自然に戻す努力の結果、キンラン、ジュウニヒトエなどの群落の復活がこの春から見られるようになった。
雑木林も一度手をかけていくと保全管理を続けていく難しさがある。
皆さんもぜひこれからもずっと続けてください。
3.議長選出
資料確認後、採決は拍手で行うことと了承。
4.議案
1)設立総会後の活動報告(~2007年3月末)⇒議案書参照
Q:「しがらみ」がよく分からないので教えてほしい。
A:林内で出た不要なものも林の中で始末する→土に返す考えがあって、
刈り取った萱、草、払った枯れ枝、伐採した木を利用して土留めを作る方法。
《1号議案可決》
2)2007年度 活動計画案 ⇒議案書参照
*年間作業について。当面の作業として6項目ある。
(1)枝払い、弱っている樹木の手入れ
(2)遊歩道の整備(アズマネザサの茎切り、傾斜路の段つけ)、
雑木林一周路の整備
(3)ササ刈
(4)草刈
(バス通りに面した法面のススキ、イタドリが夏に繁茂→しがらみへ)
(5)落ち葉掻き、秋~春先
(地表に日光が当たり若木が育つために必要な作業)
(6)植樹(苗木つくりができるといい)
*観察会 作業日の作業前後にも植物観察は出来るが
より詳しく観察したい方のために随時観察会を設ける予定
*会の活動を知ってもらうために情報発信の機会を捕え、
積極的にイベントに参加したい
*看板作成を計画中
駅前なので見場の良い、市民の森をアピールできるものを作りたい
*雑木林の区分を、名称をつけて分かりやすくした
中央尾根、クヌギ山、北側(小田急線路側)から順に、
ホオノキ沢、キツネ沢、タヌキ山、コブシ沢。
Q:植樹に関して種から育てると夢のある楽しみな計画が出されたが、
いったい種からだとどれくらいの時間がかかるのか?
A:環境と愛情しだいで4、5年でしょう
クヌギ、コナラなど落葉樹の芽生えは少なく、
暗くても育つシラカシ等が多く芽生えている傾向がある
《2号議案可決》
3)2007年度予算案(2006年11月26日~2008年3月31日)⇒議案書参照
初年度の期間が変則的なため、
会費の収入およびこれまでの支出(4月30日まで)を元に予算を立てた。
賛助会員の会費収入が口数で示されているが
内訳は、個人のほか2団体で各5口ずつ計10口も含まれている。
近隣企業にも今後働きかけていく。
*特別会計
関連グッズは「さえずりの森」愛称決定記念に作成、
命名者に差し上げることから販売に至った経緯がある。
収益が上がれば収入に回るが今のところ期待するほどではない。
ベルブ永山の売店に収入の10%を納めて置かせてもらう案あり。
Q:関連グッズの宣伝はどのようにしているか?
A:メールで発信
ハイツの掲示板に見本を貼り出してある。
多摩ニュータウン学会シンポジウム(180名参加)の受付に
絵葉書セットを置き、雑木林の活動を知らせた。
14セット販売。
《3号議案可決》
4)会則の改定 ⇒改定案参照
出来て間もない会則を改定する理由は、
細かい不都合や分かりにくい表現を改め、
内容もボランティア団体にふさわしいものにするため。
第4条 第7条の総会の成立と関連して表現内容が改められた。
賛助会員(議決権なし)、一般会員(議決権あり)を区別。
第5条 作業日の保険を別途かける必要がなくなったため
(市の活動保険が適用される)に内容が変更された。
第6条 表現を分かりやすくした。
総会を開かなくても世話人会で付則の追加、
補足が出来るようにした。
実際に郵便局の口座を作る時に、会の所在地の記入がない会則では口座は開設できないことが分かり、手続きに時間がかかった。
総会まで待たずに、世話人会で決められれば、活動しやすくなる。
第7条 議決権に関する項目を削除、委任状を明確にした。
代表の裁量で決めるのではなく、
あくまでも世話人会で決めていくことがよい。
2項 会員の前に「一般」をいれた。
4条の会員の区分の変更によるもの。
付則 会費は2007年3月…の項は設立総会で承認されているので削除した。
付則 郵便局や銀行に口座を開設する際に会の所在地、電話番号の記載が必要条件。
変更の必要がありうるので付則に記載することで了承を得る経緯がある。
Q:総会への手続きとして、
今度の改定案では委任状だけにするということか?
(第7条 総会 2項)
A:改定前の6項目全文(議決権行使について)を削除した。
理由として出席者の中で議論し、
決めていくことがボランティア団体らしいのではないか。
今回は手続き上では、出席票の付け忘れ、委任状などに押印が必要であったが、
今後はサインだけでも可としたなど、不備な点はこれからも考えていきたい。
Q:はじめに会則が施行された日付を記載する必要があるのではないか?
「この会則は2006年11月26日から施行します。」
また「この会則は2007年5月12日に一部改正しました。」も必要では?
A:指摘の通り付則部分の訂正をする
Q:愛称「さえずりの森」が会則に記載されたほうが良いと思うがどうか?
A:第2条(目的)の「永山駅前の緑地」の後に括弧でくくって
(愛称:さえずりの森)と記載する。
Q:賛助会員に議決権がないのはさびしい。
一般会員に変更は可能か?その際、会費千円は戻るのだろか?
A:変更は可能です。
会費の対応については今後世話人会で継続して話し合い
結論をだすようにする。
意 見:一般会員として加わっているが作業はほとんど参加できない。
「作業等の活動に参加する個人」として会員になっているつもり。
本人の意識に任せてよいと思う。
世話人から:会の運営は作業のほかにも沢山あって手が多いほうが助かるので
作業にこだわらないで参加してほしい。
総会に出席することも活動に参加していることになる。
会則の保全作業等の「等」について、
どんな仕事があるかをPRするように心掛けていきます。
《4号議案可決》
5)世話人・監査役の選出と承認
設立総会の時の世話人の方々に継続していただくということで
全員の了解を得ている。
この他に立候補を受付け、1名立候補あり。
《5号議案可決》
監査役2名挨拶。
5.意見交換
*ウワミズザクラ
立ち枯れしている部分の伐採、業者が入って5月17日に行う予定。
当会からも誰かが立ち会う。
伐採したものは雑木林の中で役立つようであれば落ち葉囲いなどに使う予定。
業者が雑木林の外に運び出すことはない。
目立つ所なので、落ち葉囲いのところまで運ぶ作業が必要。
*日曜日の観察会を計画して欲しい
*作業日、観察会で雑木林へ入る折は怪我に十分注意して、
予防もかねて
・長袖の衣類
・厚手のズボン
・足元のしっかりした履物
・手袋など
で保護を忘れないよう。
閉会挨拶
私たちは雑木林の緑地保全のためにこれからもボランティア活動で労働力を提供していくが、大きな仕事のためには市の予算を組んでもらい、危ない仕事はやらないということで、市には伝えている。
次の世代に雑木林をよい状態で残し、保全育成活動を伝えていけるよう、皆さんとこれからも活動を続けましょう。
今日は総会においでくださりありがとうございます。
これで第一回総会を終わります。
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