さえずりの森(永山駅前雑木林保全育成の会)

1年という短い期間で雑木林を守ることに成功!2006/11/26保全団体として生まれ変わりました。

3月12日(月) 観察会の報告

2007年03月12日 | 観察会
人気BlogRanking ←1日1回クリックして投票をお願いします。


日 時:3月11日(月) 午前10時~11時半 
参加者:5名
コース:元駐車場、北側の道路沿い近くと入口付近を先ずチェック
           ↓
    ベンチのある入口付近からJTB方面に下りながら右斜面の植物観察
           ↓
    観察ポイントの階段からバス通りに下りる
           ↓
    バス通り歩道から法面の観察
           ↓
    小田急線近くの入口Eから雑木林へ入る
           ↓
    観察遊歩道を西へたどり、キブシの辺りを観察
           ↓
    目通り215cmのサクラの脇をたどって尾根へ 
           ↓
    C出入り口(最初のスタート地点元駐車場)から外へ


さえずりの森”に相応しく、快晴の朝、小鳥たちのさえずりに迎えられて気持ちよくスタート。
目にした小鳥たちはシジュウカラ、メジロ、ヤマガラ。

花をつけている植物:
  ウグイスカグラ、コブシ、ヒサカキ、キイチゴ、キブシ、
  タチツボスミレ、アオイスミレ、フキノトウ、エドヒガンザクラ
蕾をつけている植物:
  クロモジ、オオバベニガシワ、水仙、マユミ
葉が出ている植物 :
  サイハイラン、キツネノカミソリ、ヤマホトトギス
面 白 い 発 見:
  コナラの幹の二俣に分かれたところにカクレミノが生え、5,60cmに。
  すぐ脇にまだ葉が2枚の10cmに満たないものもありました。
学 習 し た 事:
  コブシの蕾を被っている毛皮のような苞(ほう)の中に花びらと一緒に、
  若緑の葉が二枚隠れています。花が開くとその葉が出てきます。
  モクレンとコブシの見分け方は、花びらの枚数。
   ・コ ブ シ:6枚
   ・モクレン:9枚
  ハリギリの特徴ある枝ぶりに注目。葉が無い今の時期よく見えます。
目 に し た植物:
  オオバベニカシワは丸くて小さいくりんとした蕾がとても可愛らしいです。
  幾つものアオイスミレが"押し競饅頭"をするように
  固まりになっていました。
  キイチゴの群落がたくさんの花をつけてきれいです。
  相変わらず緑色と赤の不思議な実をつけるアオキも若葉を出しています。
  キブシはもう黄色の花をたくさんつけています。
  尾根には赤い花のヒサカキがありました。
    

ご存知でしたか? 鹿児島には昔(今70歳台の人が子どもの頃)センダンの木がよくあって下駄にしたそうです。ちなみにセンダンは双葉より芳しのセンダンは別の木、ビャクダンのことです。



つくし


キブシ


ウグイスカグラ


タマノカンアオイ



最新の画像もっと見る

コメントを投稿