【2018年12月5日追記】2017年秋より長期休業の後、2018年夏に営業再開。現在は鰻は夏場(6〜9月くらい)のみ、他の時期はうどん店として営業しているようです。
少し前のこと、養老温泉ゆせんの里(朝風呂)へ知人を案内したところ、ガイド料にと奢ってもらいました。ありがとねAさん。
さて養老町の鰻料理店「紀文」です。大垣や垂井からも近い養老町北部、県道96号・養老飯田簡易郵便局の南、県道から数歩奥まった場所にあります。県道沿いに小さな看板が立っていますので、そこを西に折れることになります。こんな分かりにくい場所にも関わらずランチタイムは行列必至の人気店のようですが、その秘密は...?
すぐに分かりました。写真はうな丼(上)。丼なのにお重に盛られていますが、ご飯が見えないほどに鰻が敷き詰められています。そこそこ大きめの鰻を、ほぼ1尾ぶん使っていそうです。焼き加減は皮はパリパリ、身はふっくらとろり。タレは東海地区としては甘過ぎず辛過ぎずの程よい塩梅。しかも注文が入るごとに生から焼き上げているようです(そのため最低でも15〜20分は待つ。昨今は下焼きしている店も多いが、それだと明らかに味が落ちる)。これは関の名店に引けを取らない美味さです。しかも(上)2400円、(並)2100円という、イマドキにあっては激安プライス!人気の出ないはずがありません。
個人的には皮の焼きをもう少し軽めにしてほしいとか、(上)だと鰻に対してご飯が少なめなので大盛りにしてほしいとか、吸い物の中の肝は炙ってほしいとか、些細な注文はありますが、それでもリピート必至です。これで岐阜市の我が家からもう少し近くにあればなぁ。