昨日午前中には、学年末試験が終わりました。学習の成果が十分に発揮できたことでしょう。
6校時には、さぬき警察署生活安全課 上野さんにお越しいただき、1・2年生を対象にインターネットやSNSの被害防止、安全に使う方法等について、講話をいただきました。上野さんが職務上で出会った事案や他で起こった事案を引き合いに出し、その恐ろしさや危険が潜む場面内容など、詳しく指導いただきました。また、NHKのテレビ番組で放送されたDVD視聴では、誰でも出くわす可能性がある状況がドラマになっていて、終わりかと思ったら、まだまだ恐ろしい状況が進展し、終わりのない被害が続くようすを示してくださいました。
また、フィルタリングの重要性も。しかしフィルタリングはあくまでも有害サイトに入れない仕組みで、それをアプリで外すこともできたり、それ自体がSNSでの被害にあわないことに直結しているのではないことも学びました。ネットは、目に見えない人とつながることで、世界中に情報が流れることになったり、何気ない投稿等が大きな事案に発展することも話してくださいました。なりすまし、だまし合い、勘違い、寂しさのがれ、心のすき・・・など、人間の心の醜さや弱さにつけ込む状況があるそうです。
私たちは、ネットやSNSを使う時も自らが責任をもって、「家族や仲間がこれを見ている、見てもいい」という環境を考えて使うこと。そして、顔を合わした場面でもできること、話せることといった内容を書き込んだり、見たりすることが重要だということです。
何よりも、困ったことがあったら、家族や教師、友人など、話せる人に相談する。それができないなら、警察に相談することが最上の手段だということです。この時間は、随分と必要な知識が高まった時間になりました。上野さん、ありがとうございました。
ご家庭でもこの機にお話合いいただければありがたいと思います。