生徒が2学期末試験に頑張って取り組んでいるようすを思いながら、校内でも教職員が研修に取り組み、学校全体や教員それぞれの資質向上を図りました。研修内容は学校事故への対応と救急法演習です。校内講師は木下養護教諭と德本指導教諭が努めました。実際に起こった事例をもとに、時系列での対応の在り方や対応に必要な役割分担、また生徒指導や関係者連絡など、多岐にわたって意見交換がなされました。付箋を使って必要な対応内容を分けたり、不備な点を洗い出したりしました。考えれば考えるほど、ここも、あそこも、このことも・・・と、内容が出てきて、実効的な研修となり、しっかりと学び合うことができました。
そして、大川広域消防寒川分署からお借りしたダミーと研修用AEDを活用して、救急法の実習です。先日2年生が行った授業での指導内容も踏まえ、発見者が周囲の人を呼び、役割分担しながら救命措置を施す体験をしました。救急車の要請、意識確認、心マッサージや人工呼吸、そしてAEDの使用など、実際に行ってみるとこれまでの知識があやふやな部分も出てきて、訓練は大切だなと改めて思いました。多くの教員が参加し、安全安心な学校づくり、何よりも大切ないのちを救う方法を学ぶことができました。