心身ともに健康な生徒の育成を目的として、さぬき市立長尾中学校学校保健委員会が開催されました。
テーマは思春期の心の変化とかかわり方です。
学校医、学校歯科医の先生方をお迎えし、PTA役員や保護者、地域の関係機関の方々、教職員が会して話し合いました。
PTA保体部で実施した「子どもとのかかわりに関する調査」の集計結果では、≪本当に悩んだり困ったりしたときに相談できる親子関係を日ごろから作っておくことの大切さ≫をたくさんの方が書かれていたことが報告されました。
そこで、スクールソーシャルワーカーによる「子どもへの言葉かけ」のグループワークを行いました。家庭で子どもにどのような言葉をかけているか書き出し、それを≪注意・指示・命令≫≪認める・励ます≫≪どちらとも言えない≫に分類し、結果から子どもへの言葉かけの振り返りを行いました。
また、事前に保健委員の生徒に書いてもらった「おうちの人に言われたらうれしい言葉・いやな言葉」を紹介していただきました。
そして、スクールカウンセラーから思春期の子ども達の揺れ動く心について説明があり、そのような時期にどのように言葉かけをすればよいか指導助言をいただきました。
参加者からは
子どもの話を聴くということがよくわかりました。聴いていてもついアドバイスしたり、話をさえぎってしまったりして、せっかくの会話が終わってしまうことがよくあります。しっかり子どもの意見を聴こうと思います。そして、自分にも聴く余裕が必要だと思いました。
楽しくワークショップをさせていただきました。子どもとのかかわり方が少しはわかったと思います。これからは、子どもの話すことをよく聞きたいと思います。子どもが楽しく過ごせるように声かけしていきたいです。
と参加者から感想をいただきました。
詳しくは、懇談会でお渡ししている「学校保健委員会だより」、PTA保体部の「子どもとのかかわりに関する調査」集計結果をご覧ください。
お忙しい中、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。