長野周辺の山歩きと山野草

長野県北部を中心に山歩きと野草の開花状況を報告しています。植物の不思議な生態についてもレポートしています。

聖光寺・蓼科湖・横谷渓谷(乙女滝~霧降の滝~)

2012年05月11日 | 草花
2012年5月8日 茅野市蓼科高原の聖光寺・蓼科湖・横谷渓谷(乙女滝~霧降の滝~)に行って来ました。

聖光寺は昭和45年に創建された新しいお寺なのですね。トヨタ自動車関係が発願したこともあって交通安全、一路安穏を専一に祈祷する道場という施設。


 お寺の門というと左右対の仁王像が安置されていることが多いのですが、ここは、大梵天王、帝釈天王が対で寺門を守っています。


参道と桜
 ソメイヨシノがたくさんのお寺です。大木は少なく若い木が多いです。


本堂
 赤が印象的な本堂です。


桜と草葺屋根
 桜は散り始めていました。飛び石に桜の花びらは風情があります。




蓼科湖
 聖光寺とは、道(茅野停車場八子ヶ峰公園線)をはさんでおとなり。戦後の開拓で造られた溜池です。その後観光地として活用されています。湖面に山が映るのですが、この日は曇り空でその写真は撮りませんでした。


蓼科湖と桜


蓼科湖と桜


ヒトリシズカ(センリョウ科センリョウ属)
湖に面した斜面が遊歩道として整備されつつありました。そこにヒトリシズカが咲いていました。葉が小さい時期が見頃です。


ヒトリシズカ
 ヒトリシズカは一人で咲いていることが少なく、群生しているのが普通です。


ヒゲネワチガイソウ(ナデシコ科ワチガイソウ属)
 白い花弁に赤い雄しべが印象的。


横谷渓谷 乙女滝、霧降の滝、鷲岩、屏風岩氷瀑で引き返しました。その先にも一枚岩、王滝、おしどり隠しの滝と見どころがあります。

木戸口神社
 木戸口とは、関所の代役をしていた所。武田信玄の時期、北佐久・南佐久への棒道の出入口としての要所となっていました。また、昔この地は狩場として使われており、獲物をここに集積して神に供えたということで木戸口神社が発祥したそうです。


タチツボスミレ
群落を作っていました。


乙女滝
 水量が豊富です。シャッタースピードを上げて撮影。


エイザンスミレ(スミレ科スミレ属)
 葉が細裂するのが特徴。


ムシカリ(スイカズラ科ガマズミ属)
 別名オオカメノキ。ガクアジサイのような花です。4月~6月に咲きます。山歩きしているとよく見かける花です。


屏風岩氷瀑
 川底は赤茶色をしていました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿