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長野周辺の山歩きと山野草

長野県北部を中心に山歩きと野草の開花状況を報告しています。植物の不思議な生態についてもレポートしています。

砥沢 慈雲寺・水月公園(下諏訪町)

2012年05月03日 | 山歩き
2012年4月29日

砥沢
 国道142号線 大樋橋の下を通り、砥沢沿いの林道を歩きました。


林道
 砥沢は念入りな治水工事が施されており、林道が整備されていました。


岩に生える木
 この岩の奥に掛かる橋には「ぼうずばし」と書かれていました。ということはこの岩は坊主岩?



 滝の横にしめ縄が掛けられ不動明王の石が安置されていました。



 祠の横に大山祇命と彫られた石が置かれていました。「おおやまづみのみこと」。山の神様です。


林道の終点
 砥沢沿いの林道の終点部です。少し手前に赤いトタンの山小屋がありました。「豊林荘」と書かれていました。傷みがひどく、屋根に穴が開いていました。


西に分岐した林道の終点
 下諏訪町・岡谷市・松本市の境にある二ッ山への登山口を確認するのも目的でした。この写真の後ろに流れる沢を渡って登って行くと二ッ山へ登れるらしいのですが、登山道が十分整備されていないようです。


ヒダボタン?(ユキノシタ科ネコノメソウ属)
 沢や水の滲み出ているような湿った所に群生する植物です。茎は暗紅褐色。花の直近の葉(苞)は黄色味を帯びます。雄しべが8本ありました。ネコノメソウの雄しべは4本だそうです。


ツルネコノメソウ(ユキノシタ科ネコノメソウ属)
 やや小型。


ミヤマキケマン(ケシ科キケマン属)


キベリタテハ
 タテハチョウの仲間なので足は4本。主なエサは樹液や果実などです。動物の糞を吸うこともあります。この林道にカモシカの死体があったのですが、そこにもとまっていました。


ハシリドコロ(ナス科ハシリドコロ属)
 沢沿いに見られる有毒植物。暗紫色の花です。


ヤマエンゴサク(ケシ科キケマン属)
 空色の美しい花です。



慈雲寺

天桂松と本堂
 この赤松は枝ぶりもよく立派です。樹齢400年以上だそうです。


慈雲寺の桜


石碑と桜



水月公園


句碑
 水月公園には句碑や歌碑が40ほどもあります。これは、その内の一つ。
「みじか夜や 残月淡き 湖(うみ)の上」 


岡谷市方面の展望


桜に囲まれた展望
 水月公園は桜の名所です。ソメイヨシノやヒガンザクラ合わせて約560本が咲きます。満開ですが、散り始めていました。


桜の下を散歩


諏訪湖と桜
 諏訪湖を一望できる絶景ポイントでもあります。
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