長野周辺の山歩きと山野草

長野県北部を中心に山歩きと野草の開花状況を報告しています。植物の不思議な生態についてもレポートしています。

志賀高原の池めぐり

2007年10月23日 | 山歩き
10/22 志賀高原に行ってきました。
この日は志賀高原の池めぐり。地図に載っている池全てを一日で巡るという荒行に近いテーマだったのですが。。。

琵琶池
 志賀高原で大沼池に次いで大きい池です。一周2.5kmで約45分の散策です。この池の近くにある一沼はウルシなどの真っ赤な紅葉で人気がありましたが、それも既に散ってしまってかなり寂しくなっていました。


蓮池
 ここはヒツジグサやコウホネなど水生植物が豊富です。以上、琵琶池と蓮池が紅葉のきれいな池でした。


長池
 白樺の黄葉もかなり散っていました。これより上部は落葉さかんで紅葉の見頃は終盤です。


四十八池
高層湿原の中の池塘です。奥の山は裏志賀山。四十八池の後、ここに登りました。


裏志賀山から見た黒姫池。河畔にはルートがないのでここから眺めました。裏志賀山に着いたのが午後3時半くらい。日がだいぶ傾きました。地図によってコースタイムが分かっていてもかなりあせります。この後、志賀山山頂を越えて硯川方向に降りました。

池を全て巡る予定でしたが。。。帰宅後地図を見直すと鉢山の火口湖の鉢池に行けなかったことに気づきました。また機会があったらチャレンジしたいと思います。


今回の山歩きも後日ホームページでレポートしておきます。

紫色とオレンジ色

2007年10月18日 | 草花
散歩していると・・・

紫色のきれいな実。いわゆるムラサキシキブです。こんな色のガムありませんでしたか。おいしそうです。正確な名前はコムラサキ(クマツヅラ科ムラサキシキブ属)といいます。葉の様子と実が茎近くに密集する様子からムラサキシキブと区別できます。


そして、オレンジ色のきれいな花。キンモクセイです。周囲には良い匂いが漂いますのでこの木の存在にすぐ気づきます。

志賀高原・大沼池~裏志賀山

2007年10月16日 | 山歩き
10月15日 志賀高原の大沼池から裏志賀山(2040m)に登ってきました。

大沼池では紅葉が見頃です。残念ながら曇りがちで紅葉の色が沈んでしまいました。湖面が静かであれば色が反射してきれいです。


湖の東側にあるレストハウス「エメラルド」近く。営業していました。ベンチがあってゆっくり休めます。


裏志賀山の山頂近くからの大沼池の眺め
大沼池はコバルトブルーの美しい水を湛えています。晴天で波立っていなければもっときれいな青色が見えたはずです。


後日、ホームページで山歩きレポート書きます。小遠見山、やまびこの丘公園のレポートもアップロードしておきます。

セイタカアワダチソウ

2007年10月15日 | 草花
小布施総合公園の近くの松川です。
セイタカアワダチソウの大群落がありました。

明治時代に観賞用に北米から導入されていましたが、雑草として広がり始めたのは戦後です。地下茎を伸ばして増殖する様子は驚異的。年々50倍にも増えることもあると言います。また、セイタカアワダチソウは根から化学物質を出して他の植物の発芽と生育を抑える戦略を持っています。化学物質で他の植物の生長に影響を与える作用をアレロパシーと呼んでいます。


セイタカアワダチソウと秋の空
昨日10月12日も全国的に高積雲が出ていました。いわゆる鱗雲。多くのブログでも採り上げられてkizasi.jpにも反映していました。今日の午後もそのような雲の様子。写真を撮ったときはきれいな鱗は崩れかけていました。この雲は天気の変化を表しています。特に全天にこの波状の雲が現れると天候が悪化すると言われています。

再びヒガンバナ

2007年10月12日 | 草花
再びヒガンバナ。

以前に撮ったヒガンバナの群生地。前に見た時より多数の花が生えてきていて密集していました。そうは言っても上手に撮るのは難しいです。大切なのは見映えのある脇役でしょうか。ここは用水路脇に細長く群生しているのですが、周辺の状況が良くなくてなかなかよい脇役がありません。だから絵になりにくいのです。

結局はアップで狙うしかないような。。。背景はコスモスと空のボケを入れてみました。