ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

歌舞伎座さよなら公演 壽 初春大歌舞伎 昼の部

2009年01月18日 | 観た
1月10日には歌舞伎座で歌舞伎を堪能。
歌舞伎座は老朽化のため、再来年に取り壊して造り直すことが決まっていて、今年のこの1月から「さよなら公演」と銘打って16ヶ月間公演を打つことになっています。
その第1発目ですもの、まぁご出演の俳優さんたちの豪華なこと!
私は染様がご出演だったので「観よう!」と思ってチケットを取り、他にどなたが出ているのかも知らないままだったのですが、出てこられる俳優さんが有名どころばかりで、それだけで‘儲けた’気分になりました。
とは言え、今回のチケット代はビックリするほど高かったですよ。1等席18000円ですよ。昼の部だけでですよ。建設費出させようって思ってるでしょって値段ですよ。
ま、私は3階Bの3000円の席でしたけどね。

 祝初春式三番叟

翁が富十郎丈、千歳2人が松緑丈・菊之助くん、三番叟が梅玉さんと、初っ端から豪華!
菊之助くんが出てるなんて全然思ってなかったから、美しい菊之助くんを見て目がビックリしちゃったよ。
ただ、演目は非常に由緒正しい舞踊で、豪華ではあるけれどもちょっと退屈・・・。
いつか舞踊を楽しめるような粋筋の歌舞伎人になれるのかしら?

 平家女護島 俊寛

俊寛は幸四郎パパ、我らが染様は丹波少将成経でした。
もうお馴染みのお芝居ですね。
昔から歌舞伎を観ていらっしゃる染友のIさんなんかは、「パパの俊寛はもう見飽きた」って仰るほど。
私は飽きるほどはまだ観ていないので、しっかり観ましたよ。
最後、俊寛が島に置き去りにされるところはやはり胸が痛みました。
悲痛ともいえる「おーーーーーい」の声が辛かったですね。

 花街模様薊色縫 十六夜清心

初めての演目です。
遊女十六夜に時蔵丈、清心に菊五郎丈、十六夜を助ける俳諧師白蓮に吉右衛門丈という豪華配役。
お坊さんである清心と遊女十六夜の許されざる恋。
2人で心中しようと川に飛び込みますが、清心は泳げる為に死ねず、十六夜は馴染みの客白蓮に助けられます。
清心は死に損なった後、通りすがりの女の財布を盗ろうとして結果その女を殺してしまいますが、急にワルになってしまう所がその時代の刹那的な生き方だったのかなーと思いました。

 鷺娘

玉三郎さんの鷺娘。圧倒的な美しさで息も止まらんばかりでした。
雪の中、真っ白の衣装に身を包んだ鷺の精が、美しく舞い、最後には死んでしまう・・・。
なんと言う切なさ。なんと言う儚さ。これぞ日本の美ですなぁ。

てな感じで、昼の部は終了。続いては夜の部です。

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