いわさきちひろ展

１０月１６日（火）

いわさきちひろ展に行って来ました。

人がたくさんいるとヤだからと思って平日の朝から行ったのに、今日は何なの！？やたら人が多いんだけど？大量のオバサマ方と、連れられて来たのかついて来たのかは知りませんが若干名のオジサマ方がワラワラと・・・。
ま、隙間を縫い縫い、何度も行ったり来たりを繰り返しながら見て来ましたけどね。

一番最初にいわさきちひろを知ったのは、母親が買った「窓際のトットちゃん」の表紙の絵でした。
きっとそれ以前にも絵本とか、児童書の挿絵とかで目にはしていたとは思うんですが、この絵と画家の名前が一致したのが、トットちゃんきっかけだったと思います。
どこか懐かしく、そしてどこかの誰かに似ているようなちひろの絵は、いつも身近なところで目にして来ました。
もう３８年も前に亡くなっているいわさきちひろですが、どの絵も全く色褪せてません。街のそこここにいる子どもたちが、ちひろの絵の中にいました。
どの子どもの絵も、暖かい空気に包まれたように描かれていて、見ているだけで優しい気持ちになれました。

高校生の頃、まだまだ絵葉書文通にはまる、全然、ぜーんぜん前に、いわさきちひろの絵葉書セットを買いました。
新天町の画材屋で、それを見つけたとき、大事にしようと思って１セットだけ買ったんだー。実はまだ手元に数枚ありますよ。郵便番号欄はもちろん５桁だよ。
今日はもちろん絵葉書を大人買いしましたよ。いやー、正に大人になったなぁ、私。

秋の芸術鑑賞、いい目の保養になりました。