スーパーサイズ・ミー

マクドナルドを１日３食、１ヵ月食べ続けると人間は一体どうなる？

そんな馬鹿げた、しかし興味深い実験をしたドキュメンタリー映画を借りて観た。
それがこの「スーパーサイズ・ミー」だ。

モーガン・スパーロックはファストフードがいかに体に悪影響を及ぼすか、自分の体で実験をする。
実験前に３ヶ所の医療施設で、徹底的に健康診断をしてもらい、
「完璧に健康体である」とのお墨付きをもらったモーガン。
いよいよ実験開始だ。

この実験にはいくつかの決まりがある。

その１．「スーパーサイズ？」と聞かれたら、迷わず「オフコース」と答える事。
その２．マクドナルドの商品のみを食べる事。
その３．全メニュー制覇する事。
その４．１日３食、欠かさず食べる事。
そして、典型的なアメリカ人の平均的運動をする＝つまり殆どしない事だ。

さて、実験を終えたモーガンの体に、一体どんな変化が現れたのか。
それは是非この「スーパーサイズ・ミー」を観て頂きたい。
自分の食生活を見直す、いい機会になる事間違いなしだ。

この映画の公開後、アメリカのマクドナルドでは、スーパーサイズの販売を取り止めた。
なかなか影響力のあった映画だったと言えよう。

今、日本でも食の欧米化が進み、それに伴う疾病が増え続けている。
ファストフードだけでなく、コンビニ、ファミレス、ほか弁等
食べようと思えば、何時でも何処でも、ありとあらゆる物を食べる事が出来る。

食育という言葉が注目され始め
国家規模で食習慣の見直しを図ろうとしている昨今、
親子で観てもう一度自分のうちの食卓を考え直すのもいいだろう。

実際、私は考え直した。
そして、また出来もしないダイエットを決心してしまった・・・