都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

三条通の信号3カ所撤去と速度20km/h制限化、交差点の舗装変更

2015-11-18 04:11:46 | 都市計画

  気がついたら三条東洞院の信号がなくなっている。高倉と柳馬場も。速度制限を30km/hから20km/hに低下させている。しかも、信号廃止の交差点の舗装を白く変えている。当方提唱の速度低下と舗装変更が実施に至り大変良いことだ。三条通は西行きの一方通行だが、信号のあった交差点手前にはピンコロ舗装帯が新設され交差点前のハンプ代わりとなっている。

あわせて東洞院と蛸薬師の点滅赤信号は、埋設方式に変更されている。東洞院と蛸薬師の交差点では手前東側と北側の白色の停止線が凸凹加工になっている(初めて見た)。今後は、このエリアすべての交差点の舗装を、烏丸通りを西に越した三条通のようにピンコロ舗装にすると、速度低下の証となり運転者の気づきにもなろう。

20km/hは海外市街地規制に多い30 km/hより衝突エネルギーが半分以下になり減災につながること、通過速度が遅いため通過交通が排除され交通容量も減少すること、狭い道幅で自動車、自転車、歩行者の共存が図りやすくなること、と街と歩行者、自転車へのメリットがある。大丸の駐車場利用者は逆に不便になり東洞院下るより、錦東入ルが増えるため錦通りの拡幅が求められよう。

 歩く街としてのインフラが整備されつつある。角々にできた通りの明示(六角 高倉など)は分かり易いが田の字地区でも東北ブロック重点のようだ。御池の北側では独自の角の表示もある。四条の南や烏丸の西側にも角の表示があると観光客にとても分かりやすい。

それにしても、ウイングス京都のお昼の「ランチの幟」、「赤い自販機」、「大きなガラス面の表示」は折角の保存建物の街並みを阻害し、違反広告以上の景観破壊ではないだろうか。


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