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n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

樺太犬は元気です

2005-09-15 07:45:53 | 樺太犬・サハリン犬
樺太犬「サハリンドック」が、サハリンから北海道に移住して早3年になります。
サハリン北部のネクラソフカ村に住んでいる「セルゲイ・リュービフ」氏から貰い受けたものです。
リュービフ氏は、現在数少ないサハリンでは、「犬使い・カユルジン」として活躍しています。
今23頭の樺太犬を飼育しています。
漁業を営むリユービフ氏は樺太犬を調教して仕事の手助けをしてもらっています。
夏は海岸での船を引く作業・冬は犬ソリでのコマイの輸送等、人犬一体の生活です。

樺太犬は、南極物語の映画で登場した「ジロ・タロ」が有名です。
厳冬の南極で一年間越冬した話は今も伝説になっています。
樺太犬は、元来・狩猟用として活躍していましたが、時代の変化で荷役犬として人間生活に関わってきました。
昔は北海道に多くの樺太犬が飼育されていましたが、現在はほとんどその姿を見る事がありません。
しかし、ロシアから犬の輸入は困難な事が多々あります。
動物検疫・輸入許可・輸送等々多大な経費と時間が掛かります。

サハリンから遠く2500キロの旅をして現在元気に北海道で生活しています。
戦後・本家サハリンから北海道への移住犬第1号になります。
冬場「雪降る季節」は、樺太犬の本領発揮でその活躍が大いに期待されます。
                         北海道→サハリン
写真・樺太犬「セル♂・3才」
コメント
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