n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

シベリアの大地に日の丸が

2005-09-12 10:04:31 | 人・交流
日本政府・厚生労働省が8月25日から9月2日の間、ロシア中央シベリアで旧日本軍人「抑留者」の遺骨を収集しました。

チター市近郊のカダーラ村で行われた遺骨収集は、日本から参加した15名の関係者と地元支援要員の20名で発掘作業が始まりました。
二年前にもこの作業が行われていますが、今回は最後の収集になりました。
炎天下30℃の中での作業は困難を極めました。高齢の参加者が多いのです。
100体の遺骨が発掘された現場ではしめやかにセレモニーが行われました。

参加者「抑留者」の一人である、上川路正道(86歳)さんは、当時の事を「1945年満州にいたところ日本軍上官から武装解除の命令がありソ連軍に武器を提出した。その後ソ連軍に捕虜となりシベリアに三年間抑留される。一番苦痛だったのは食料不足であった。薬も無く大勢の仲間が死んでいった」と複雑な心境を話をしていました。

ロシアの関係者は「当時ソ連はスターリンが大統領であり捕虜に対しては国際法で守られていたが、日本軍人の抑留者には手厚い保護はされていなかった。でも当時この村の人々は抑留者達にパンや食べ物を提供していた事実も認めてほしい。私は戦後生まれの人間ですが、スターリンのした事は謝りたいと思います。
これからロシアと日本が明るい事で仲良くしたいと考えています」

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タクシー事情

2005-09-12 08:58:06 | 情報
ユジノサハリンス市には、現在50台程のタクシーが運行されています。
5年前には3、4台しか営業されていませんでした。
この増加は驚異的でもあります。景気の上昇が左右しているのでしょう。
無線アンテナを付けているいるので直ぐわかります。

しかし、日本で言う「白タク」も堂々と営業しています。
殆どの運転手はアルバイトです、正業は会社員などですが、中には裁判官など公務員も大勢います。
彼らは「生活を楽にするため・・・」と言います。
当然、白タクはもぐり営業ですから当局から「おとがめ」もあります。
夜間になると彼らは二人体制で営業をします。
助手席には、知人・恋人・奥さんらが乗車して防犯体制をひいています。
売り上げ金は、運転手が60%・防犯係り?40%との事です。
一般のタクシーは基本料金が70ルーブル約300円・(雪が降った日は割り増し料金で100ルーブル約400円になります)
白タクは少し安い金額で乗車できます。

夜間の「恋人同士の愛のささやき」を聞きながら乗車する、格安料金の白タクには人気が有ります。
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