明源寺ブログ

浄土真宗本願寺派

94000人 東奔西走(とうほんせいそう)の巻

2012-04-08 00:58:29 | Weblog
東奔西走(とうほんせいそう)、この熟語を辞書で調べてみると「東西に奔走する。あちらこちらに、なにかと忙しく駆け回ること。」と書いてあった。今日(4月7日)は、文字通り「東奔西走」の一日でした。
先ずは東へ。午前10時から、名古屋のご門徒宅でお仏壇の「入仏慶讃法要」。初めてのお家でしたが、ピタリとご門徒宅に。ナビの力は凄いもの。改めて感心しました。桜のトンネルがありました。桜は満開。気持ちよく運転。自坊周辺は、未だに桜は蕾の状態です。

この度、初めてお迎えいただいたお仏壇は「名古屋壇」の本格的なお仏壇。同じ浄土真宗本願寺派のお仏壇でも、地方によって微妙に違いがあります。
写真は、お迎えいただいた「名古屋壇」のお仏壇。

勿論、ご本尊の阿弥陀様、お脇掛の親鸞様・蓮如様もご本山・本願寺からお受けいただきました。浄土真宗は、親鸞聖人のみ教えに基づき、ご本尊の阿弥陀様をお迎えするという事は、阿弥陀様をよりどころとして信仰生活の中心となるべきものがお仏壇です。つまり、阿弥陀様にお育ていただく場なのです。ですから、当然ご本山・本願寺からお迎えするべきものです。
そして、お仏壇という家に主人である阿弥陀如来をお迎えしたことを喜び、阿弥陀如来の徳を讃える法要が、「入仏慶讃法要」です。「入仏慶讃法要」のことを「おひもとき」とも言いますが、これはご本山からお受けした本尊の紐(ひも)を解いてお仏壇にお掛けするところから来ています。
名古屋から帰宅したのが、午後2時40分。自坊に到着するや、車の後部座席を倒し荷物の積み込み開始。息子の荷物です。息子は、今年一年中央仏教学院研究科でお世話になる事になりました。昨年に引き続き寮生活が条件です。寮生活は、本人を大きく成長させてくれました。今年一年、引き続き頑張って欲しいものです。
出発は、午後3時30分。今度は、西へ。京都へと車を走らせます。石博峠トンネル経由で、寮に到着が午後5時30分。京都も随分と近くなりました。
写真は、寮の玄関です。

京都は、桜が見頃。満開です。時は4月7日の土曜日です。夜桜見物で、どこからこんなにわいて来たのかと思うくらいに物凄い人出。夜桜の名所は見事に渋滞です。
ライトアップされた桜が幻想的。

夕食は金閣寺前の蕎麦屋さんで。子供推薦のアンカケ蕎麦が美味。

しかし、帰路は完全に渋滞。鴨川にそって走ったのが間違いのもと。そこが夜桜の名所である事を忘れていました。車は、大渋滞で立ち往生。それでも、車の中から夜桜見物。写真ではよく見えないのですが、ライトアップされた夜桜の下は人で溢れています。

結局、自坊にたどり着いたのは午後11時前。東奔西走でお疲れ様状態です。
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