松本さんの松本だより

松本市民となって、15年目。
すっかり「地域の人」を名乗りつつ、松本の風景をお伝えしています。

あれから5年

2016年03月11日 | 日記
3月11日
あの日から5年が経ちました。

松本の教会では、<ひまわりの丘>福島のこどもたちとともに★祈りのコンサート
が開催されています。
昼の部に参加させていただきました。

牧師さんのメッセージ
黙祷
詩の朗読
オルガンとチェロと歌によるプログラム

詩にあわせたイメージ画と
教会のオルガンの響きと
午後の温かい日差しのなかで
原発事故被災者の想いに心を寄せました。

・・・

高校生は、高校入試翌日のために特別休業日
小・中学生は、11時にシェイクアウト訓練の日

5年前のあのときは
幼稚園が卒園前で謝恩会をやっていました。
帰宅してからテレビの映像で大変なことになっているのを知りました。

数日後、小学校の卒業式は、首都圏ではできなかったところも多かったそうですね。
こちらでは、卒業式は予定通り行われたけれど、
卒業記念写真の撮影データがまるごといろいろ混乱の影響で無くなってしまった
という、それまた、前代未聞の事故もありました。

その後、教室でも福島から避難してきたお子さまを受け入れたり
その後の後も、松本に定住されたご家族と親しくさせていただいていたり
わたしにとっても、決して終わったことではなく
現在進行形の暮らしを共にしている気持ちです。

オルガン奏者は、ハーモニーホールの専属オルガニスト。

あの震災のときには、ハーモニーホールの天井や壁が破損したということで
ながらく改修工事だったのも、すっかり修復・復興されて
今ではコンサートやコンクールでもしょっちゅうお世話になっています。

ハーモニーホールのオルガンコンサートも、いつか観たいです。